あらさがし

ブログは続かないタイプです。溢れすぎたときに書きます。

Sexy Zoneの一生懸命な“やさしさ”は地球を回すよ

日本テレビさんで『Sexy Zoneのたった3日間で人生は変わるのか!?』が放送されました。
1年半前、こんなブログを書いていたのですが、

a30gashi.hatenablog.com

それが恥ずかしいくらい自分たちの番組にひっっっったすら真正面から向き合っていて涙なしでは見られない1時間でした…

アイドルって、
かっこつけてくれて、
かわいくいてくれて、
歌ってくれて、
踊ってくれて、
演技をして、
テレビやラジオや雑誌に出て、

そうやって日常を忘れる時間を作ってくれたり、
目の保養になったり、笑
夢を見せてくれたりして、

その一生懸命な姿があれば十分なんですよね。
アイドルとして、キラキラしている姿を見せること。
それを一生懸命に目指してくれているだけで、
その姿を見て勝手に応援して勝手に会いに行って、それだけで私たちは幸せなんです。

でも、今のSexy Zoneはそれ以上の“やさしさ”が感じられる。
昨年末の紅白歌合戦で、風磨くんが「やさしい1年にしましょう」と言って客席みんなで手を繋いだ「ぎゅっと」納めがすこぶる印象的だったのですが、

(ちなみに職場で「紅白を見て「ぎゅっと」を知って、泣きそうになるくらいとっても響いたからダウンロードしようとしたらiTunesで売ってなかった、、、」と嘆いていた同僚がいたのでCDを貸したりもしました)

本当に、本当に、年が明けてから特にその気持ちがグググッと伝わってくる気がするんです。
ジャニーズだけどこんなことするんだよ!じゃなくて、ジャニーズだからこんなことできるんだよ!ジャニーズだから1番になるんだよ!って言う決意が感じられると言うか…。
その決意に“やさしさ”があると思うんです。



どこまでも届けようとしてくれる“やさしさ”

5周年関連のインタビューの中で「もっと売れてると思ってた」って言ってて(う〜ん…)ってなったのが1年半前。

先輩・嵐が売れているってどう言うこと?について投稿したブログでも言っているのだけど、(「最後に…嵐の背中にあるもの」参照)

a30gashi.hatenablog.com

今のSexy Zoneはその「売れたい」の先に「届けたい」がちゃんとある気がするんです。

もちろん、“売れる”ことでいろんな景色が見れて、それをたくさんのファンや関わった人たちと共有できて…そうやって夢を叶えていく姿を見せてくれるだけでも売れる意味はあるんだと思うんです。
でも、個人のブログでも言葉にしてくれているけど、アイドルとしてのそう言う夢を叶える姿だけでなく、人生のヒントやきっかけになるような存在をSexy Zoneは目指してくれているんですよね。

芸能界のように、何かを表現することがお仕事の人たちは売れる=多くの人に届くと言うこと。だから届けるためには「頂上を目指して」「売れなきゃ」いけない。

きっとその意識が5人の中に共通認識としてあるんです。

あの、、、それってとっっっても、やさしくないですか??

だって、別に1番を目指さなくても、そこそこファンがいて、そこそこ活動していれば、自分たちのある程度の立ち位置と生活は保証されていて、ファンだって夢を叶えていく姿を見て幸せでいられる。
それでも十分じゃないですか。

それを、CD買ったりコンサートに来て応援している人たちはもちろん、偶然テレビで見た人にも、何なら日本中、世界中の人たちが少しでも生きやすく前を向いて上を目指せるように、プラスになることを届けようとしてくれているんです。

小さな夢や小さな幸せを見つけるのは意外と気の持ちようで、それは今までもSexy Zoneは示してくれていました。

a30gashi.hatenablog.com

でも人生を変えるくらいのことを本当に実現するとなったらその重みなんて計り知れなくて、果てしない。だからこそ「人に夢を与えたい」「人を幸せにしたい」って気軽に言いがちだし簡単に言えちゃうことかもしれない。だけど、Sexy Zoneは実際に売れたときの影響力も、その重さや遠さも、自分たちの状況に自問自答しながら先輩たちの背中を見て来たからこそ知っている。頭の良さや勘の良さ、視野の広さもあるから、それを実現するために必要なことや足りないことを自覚できているんです。

その自覚があるからこそ、きっと等身大の男の子の気持ちよりもアイドルとしての生活を選んでくれていたりするのだろうし、1番になることを成し遂げようとしてくれているんじゃないかなぁ…。

これって究極の“愛”ですよね。グループ名がインパクトあるからこそ(?)Sexy Zoneの象徴としてもよく言われたりするけど、まさに。大げさなこと言っているようですけど、その大きな愛で世界を抱きしめようとしてくれているグループじゃないかなって思ってしまいます…!


一生懸命が報われることを示してくれる“やさしさ”

そして、そんなSexy Zoneが挑んだ初の冠番組

正直ね、普通に会社員で働いていると一生懸命とか頑張るとか、セーブしちゃうことあると思うんですよ…。ないですか?え?ない…?

もちろん、いい経験にはなるのはわかるし何かしらプラスにはなるのだから一生懸命も頑張るのも大切なのはわかるんです。でも働き方改革とは言いつつ、頑張れば頑張るほど仕事は増える一方で給料変わらないし、、、なーんて、思ってしまう。どんなに頑張ったって報われないなんて世の中たくさんありますよ…。

でも、スッキリでVTR出演したとき、スタジオにいた加藤さんや水卜アナなどの反応から見てもそうだと思うんですけど、

テレビの第一線で活躍する人たちも、普通に就職した大人にも、夢を叶えている大人にも、もちろんこれからたくさんのことを叶えていく子ども達たちや10代20代の学生たちにも、「一生懸命っていいなぁ」「一生懸命って素敵だなぁ」と思わせるだけの説得力がSexy Zoneにはある!!!

で、なんで説得力があるかと言うと、前述の“届けたい”という意識がしっっっっかりと感じられるからだと思うんです。
やっぱり、目の前の課題を完遂したいだけの人と、その課題の先で得られるものを意識できている人では、周りの人に伝わる量が格段に違う。
これはアイドルを応援している人なら心当たりあると思います。

特にこのSexy Zoneが“届けたい”一生懸命って、その一生懸命な姿に自信がないとそんな姿はさらけ出せないし“売れたい”“届けたい”なんて言えないと思うんです。
だって、“届けたいもの”が「????」となるものだったら誰も何も変わらないじゃないですか。

自分たちの一生懸命さに自信を持てるくらい頑張る。その頑張りを信頼しているからメンバーを茶化さない、心から応援する。それってグループとして、最高の状態じゃないですか?(聡ちゃんの逆立ち牛乳チャレンジで精いっぱいのエールを贈るケンティーも大好きなけんそうちゃんでした、、、)

だから、Sexy Zoneは『たった3日間で人生は変わるのか!?』のテーマの裏で、自分が変わるだけじゃなくて“自分たちの一生懸命な姿を見て人生が変わる人がいるかもしれない”という気持ちで臨んでくれていたと伝わったんだと思います。

勝利くんの挑戦、まずボケまくるお笑い芸人さんに3日間ずっとツッコミ続ける過酷さなんて誰でも理解できることですけど、勝利くんは真正面から取り組んでいました。生意気そうに見えるのもツッコミを全うした証拠だと思うんです。だって、借りて来た猫のようにニコニコ優等生で大人しくバラエティーに出ていた勝利くんですよ…? 確かにちょっと滑って終わったかもしれないけど、実際に大阪公演を見てくれていた笑い飯さんの見守る表情を見れば、勝利くんがどんなに一生懸命に取り組んでいたかと言うことは明白。見てる人は見ているし、わかってくれるひとがいるってことを見せてくれたなぁって思います。

風磨くんとマリウスくんの挑戦も、もちろんバラエティーを得ている風磨くんと、それによって引き出されるマリちゃんの鋭いユーモアの相乗効果で楽しく仕上がっていてさすがでした。でもそれ以上に、目を背けてきた“苦手なクイズ”と向き合いたい、これからクイズ番組で活躍したい!という気概が存分に伝わりませんでしたか、、、? 最初に2人の今までの惨敗をネタにしたネット記事を出してきたのずるいなぁと思ったけど。笑 そうやって言われてしまう自分たちのプライドだけではなくて、これから世間がSexy Zoneをどう思うのか、私たちファンが世間の評価をどう受け取るかまで考えたからこそ、一生懸命に取り組む姿があったんじゃないかなぁ、って思ってしまいます。

聡ちゃんの挑戦も、普通だったら1回くらい嫌だって言ってもいいようなことを、聡ちゃんは嫌だなんて1回も言わずに元気に笑って受け止めていたのが印象的でした。ドレッドヘアーをして「変わるんだ」ってまっすぐで純粋な気持ちがビシバシ伝わってくる。もちろん、突然聡ちゃんがドレッドにしたらマリちゃんじゃないけど心配すると思う。笑 でもテレビの企画だからこそ、クラブ体験(?)もデヴィ夫人も、そんな聡ちゃんの覚悟が伝わったのではないかなと思います。あと、マリちゃんのお説教も、2人が一生懸命に向き合って心からの関係性を築いてきたからこそ「メンバーっていいな」って思えるような言葉だったと思います。見届け人のみなさんの反応が物語っていますよね。

健人くんの挑戦は、言わずもがな誰もが認める過酷さだったと思うんですけど、中島健人、ケンティー、というブランド力を持ってる健人くんが一生懸命に取り組む姿を見せるというのが大きな意味だったんだと思うんです。勝利くんがそういう姿を「健人くんは隠そうとする」って言っていたように、頑張ってる姿で同情を得るのはセクシーじゃないのかもしれない。でも、今回の頑張っている姿は同情とかではなく純粋に「頑張るってカッコイイ」「頑張っている人ってすてき」って思えませんでしたか? たしかに完璧なパフォーマンスはできなかったかもしれないけど、なんだか、一つ一つに悔しがったり一つ一つに喜んだりしている姿で一生懸命の概念が浄化されたような気がしました。

そして、その一生懸命を見せる世界に向けた“やさしさ”は、メンバーがVTRや目の前の成果発表を見て応援する表情からも水卜アナや見届け人のみなさんの応援の声や涙にも表れていたように思います。

好きになってから2年経ちましたが、本当にここ最近のSexy Zoneには「ここまででいいや」って線引きが無い。
もちろん、アイドルの20代前後の飛躍ってよくあるとは思うけど、歌もダンスも、バラエティでの活躍も、手を抜く感じは一切ないし、もっと上へさらにもっと上へという姿勢がすごい。

そして、今まで一生懸命に積み重ねてきたことのひとつひとつが報われていく過程もたくさん見せてくれています。

一生懸命な姿を見せてくてれて、さらにそれが報われるところまで身をもって示してくれるのって、とっても大変なことだしそれを続けていく人生って本っっ当に極上のやさしさだと思うんです。

深夜放送だったけど、もしも子どもがいたらこのSexy Zone冠番組は見せたいな、って真面目に思いました。
なんだろう、、、例えばポンキッキーズガチャピンの勇姿とそれを見守るムックの友情とか、映画版ののび太くんとか、子どもに見せたいマインドだなって。

どうせ報われないからほどほどに。そんな空気を変える力がSexy Zoneにはあるし、その自覚があるからこそ“売れたい”“届けたい”って声にしてくれるんだろうなぁ、、、

 

ひとつじゃないことに気づかせてくれる“やさしさ”

そして、そうやって一生懸命を肯定してくれるSexy Zoneですが、決してそれを一つの視点だけで押し付けないし、理不尽を我慢しろなんてことは言わないんですよね。

前にSexy Zoneの周りはどうしてそんなに平和なのかを書いたのですが、

a30gashi.hatenablog.com

この相手を思いやる一生懸命な姿勢と素直な感情表現があって、周りの人の凝り固まっていたものが「やさしくしていいんだ」って気持ちに変わるんだと思うんです。

それはなぜかと言うと、セクシーたち5人それぞれが柔軟で視野が広いからだよなぁって。

今年の1月のドラマで『隣の家族は青く見える』っていうのがあって好きだったんですけど、そのテーマのひとつが「多様性」だったと思っていて。そこのセリフに「あ~Sexy Zoneだなぁ」って勝手に思っていました(?)

例えば「無知こそが、いらぬ偏見や差別を産む」「知らないことを知ろうとせず、批判だけするなんて最低だよ」といったセリフ。

めっちゃセクシーじゃないですか!?(語弊)

セクシーたちはメンバーに対してはもちろん、ファンに対しても、一緒にお仕事をする人に対しても、それぞれの相手を「知ろう」としているし、知った上で「どんな意味があるのか」「良いのか」「悪いのか」をはっきり示したり伝えてくれる。心当たりありません?

それも、この上ない“やさしさ”じゃないでしょうか。
相手を思いやるやさしさが無かったら、そもそも「知ろう」とは思わないし、知る前に「無理」ってなったらそれまで。
それを歩み寄ってお互いにどんな関係でいればいいのか考えようとする。その“やさしさ“この上ないですよね。

それはきっとメンバー間を見ていれば最もよくわかると思うんです。
今回の冠番組でびマリちゃんによる聡ちゃんの“変わりたい”に対するお説教だって、聡ちゃんの入りが「ヘラヘラ」って感じだったから。笑 聡ちゃんをよく知るマリちゃんからすれば「けしからん」ってなっていきなり説教だったわけだけど、ちゃんと前もった意思表示があった上でドレッドヘアーをしたのならば「聡ちゃんカッコイイ!似合ってる!」ってなってたと思うのですよ。たぶん。それにマリちゃんはその変わりたいってだけでツアー中に奇抜な髪型にした聡ちゃんのマインドを怒ったわけで、べつにドレッドヘアーを否定した訳ではなかったんですよね。

そうやって、メンバーと向き合っている姿も「そういう関係性いいな」って思えるし、何よりも「否定から入らない」大切さを改めて思うわけです。

学校でも仕事でも、「なんでこの人こんなことするんだろう!?ひどい!!」ってプンプンすること多々あると思うんですけど、その「なんで」を知ってからその人のことを怒ったり嫌ったりすればいいんだな、って一拍おくようになりました。

その瞬間、そのあとの選択肢ってひとつからいくつも増えるんですよね。

そういう「ひとつじゃない」感覚を自然に示してくれるSexy Zone
1本の道をひたすら走ってこそ筋道だ!という時代が薄れてきて、みんなどっちつかずでどことなく生きにくくて、、、そんな時代にSexy Zoneが届けてくれる“やさしさ”は新しい時代を創るんじゃないかなって勝手に確信しています。


“愛は地球を救う”『24時間テレビ』出演を前に、、、

24時間テレビって、ずっと偽善だって言わてきたしそれでも「偽善と言われたって何もやらないよりはいいに決まっている」と続いてきた番組。

たしかにチャリティーって何だろう、障がいを知るってどう言うことなんだろう、感動って必要なんだろうか、って考えちゃうこともあるし、その叩かれがちな風潮の中でSexy Zoneは大丈夫なのだろうか、と言う勝手な心配もあります。

だけど、Sexy Zoneの一生懸命な“やさしさ”は、何か新しい風を吹かせてくれるんじゃないかなって。まだまだお茶の間に浸透できていないからこそ、先入観がない一生懸命でやさしい姿は多くの人に響くんじゃないかなって。

ジャニーズの中で言えばまだ早いなんて意見もあるかもしれないし、ジャニーズ以外からすれば「またジャニーズ?」って思われるかもしれないけど…

今年のテーマは、

「人生を変えてくれた人」

Sexy Zoneがメインパーソナリティーに決まって、漠然と24時間テレビを作る大人のみなさんだって変わろうとしてるんじゃないかな?って思いました。

買いかぶりすぎかなぁ、、、

でも、Sexy Zoneの一生懸命な“やさしさ”は愛あってこそ。“届ける”ことを目的に日々アイドルを極めてくれているSexy Zoneは、24時間テレビの究極テーマ“愛は地球を救う”が本当にピッタリだと思う。「Sexy Zone(愛)は地球を回す(救う)」って読めますよ絶対。(?)

だから、24時間テレビを前にして、心の底から信じられるんです。

これからSexy Zoneは「推されてる」って言われることたくさんあるはず。
でもセクシーたちは「なんで推されているかわからない」じゃなくて「推されるべくして推されてる」って自覚しているはず。その自覚があれば絶対に大丈夫だし、ひとつひとつモノにしていく。これからもっともっと強いグループになるんだろうなぁ。