あらさがし

ブログは続かないタイプです。溢れすぎたときに書きます。

Sexy Zoneがずっとずっと「5人」だった話

Sexy Zoneアリーナツアー『ザ・アリーナ』、そして初ドームツアー『ザ・ハイライト』お疲れさまでした!!

 

アリーナではアルバム『ザ・ハイライト』をベースに夏のツアーらしいアツくて爽やかでカッコイイSexy Zoneをみせてくれました。また、横浜アリーナでの初ドーム公演の発表は今までの5人の道のりを思うと、晴れやかな気持ちとともにうれし泣きが止まりませんでした。

そしてドームツアーはまさにハイライト。Sexy Zoneの11年だけでなく会場のひとりひとりの人生のハイライトを照らすエモーショナルな構成で、またひとつ人生を豊かにしてくれたような気がします。

 

そんな振り返るハイライトの中で思ったのは「Sexy Zoneってずっと5人だったんだな」ということでした。

4人だけど、ずっと5人だった。

4人だけど、5人でステージに立っていた。

 

そう感じたことをまとめておこうと思います。

 

………と、ここまで書いていたところで、マリちゃんの卒業が発表されまして!!!!

(物理的にも5人でドームに立っていたわけですね)

 

寂しさMAXではあるのですが、ここから書くことは卒業が発表がされようとされまいと、大きく変わらないことではあります。

 

風磨くんがデモの段階からマリちゃんに聴かせていた(そういうとこよ)というSexy Zoneの「Dream」の歌詞にのせていろいろと思ったことを主観と憶測だらけで残しておきます。(どうか、全ての語尾に「知らんけど」をつけて読んでください。知らんのかーい)

 

 

 

聡マリそれぞれのお休み

まず、前提として聡マリそれぞれのお休みにどんな意味があるものなのか、パズルをたとえてちょっと考えてみたいな、と思います、、、!

 

ドームツアーのパンフレットでは「自分自身と向き合う時間」と表現していた聡ちゃん。

 

聡ちゃんにとって、お休みは拾いそびれてしまったパズルのピースを集める時間

 

だったのではないかと、そう感じています。

 

ジャニーズに入ってすぐにデビューして駆け抜けていく日々。

3人時代も必要な経験だったと語っていた聡ちゃんだけど、それだけでは補いきれなかった大切な自分の気持ちや経験、そして覚悟(パズルのピース)をどこかに置いてきちゃって、どうしても心がついていかなくなっちゃうなんてことを想像するのはたやすいような気がします。

 

もしかしたら、状況を把握して受け入れて器用に努力できてるように見える勝利くんや、お母さんもプロで芸能というものが何なのかが感覚でわかっていそうなマリちゃんと比べたら、似たようなデビューだったはずなのに焦ってしまうなんてこともあったかもしれないなって。

 

そんな自分に足りないと思っているピースを(誰もが聡ちゃんはそのままでいいんだよって思っていたけど)、努力でなんとか埋めて完成形をイメージするというのはなかなかつらい状況だったと思うんです。

 

だからこそ一度アイドル活動とは距離を置いて、自分が足りないと思うピースを集めてみるのは聡ちゃんが言う通りとても大切な時間になったんだろうな。

 

その結果、「Sexy Zone以外の道を考えている自分が嫌だった」とドームの映像で話していたように、見えたのは“Sexy Zoneにいる自分”というパズルの完成形。

 

いま迷いを全く感じさせず最高のアイドルの姿を見せてくれている聡ちゃんが、そのお休みしていた約2年間を物語っている気がします。



そして、

 

マリちゃんにとってのお休みは、たくさん集めたピースを整理する期間

 

だったのではないかなと思っています。

 

探求心や視野の広さはSexy Zoneにとっても大切なピースになっていたマリちゃん。

11歳の頃から掲げていた「人を幸せにしたい」という実現のために、影響力のあるアイドルという夢を叶えるだけでなく、学業でも広い世界を知って自分が何ができるのかを常に考えているように見えました。

 

その結果、頑張りすぎたことによる休養へ。

 

マリちゃんにとって、「人を幸せにする」ためにはいろんなピースが必要で、どうしても時間が足りなくて、それでも完璧なパズルを作りたくて…なのにたくさん集めたピースではどれを完成させればいいのかがわからなくなっちゃって…。

 

実現したいことが明確だからこそ頑張って集めたピースに埋もれて「自分を見失って」しまったら、心がついていかなくなっちゃうなんてことを想像するのはたやすいような気がします。

(なんでそんなに頑張れたのか根性なしの私には計り知れないけれど、とにかく愛が深い人だからこそだというのはわかります)

 

そして2年経って、届けてくれたのは新たな夢の話。

でも、まっすぐな気持ちをつづってくれたコメントからもわかるように、マリちゃんの「人を幸せにしたい」という根底は変わっていないことが何より嬉しいです。

そこが変わらないから、Sexy Zoneだった時間も大切に思っていることが伝わってくるんですよね…。

 

大きな意味で同じ志を持つ5人。「未来のどこかで僕たちの道が重なる日」を願ってくれたマリちゃんの将来が楽しみです。

 

聡マリお休み期間中のSexyZone

聡ちゃんの時はとにかく「優しい聡ちゃんが周りの声ではなく、自分の声を優先できるように」という配慮が存分にありました。

 

その真意は後になってわかったことであって、セクラバは聡ちゃんの存在を確かめる術がなくていろいろと思うこともありました。きっと、4人だって何も語らない強い気持ちが必要だったと思うんです。だって、4人は聡ちゃんが戻ってきてくれたことは何より嬉しかったはずだし、何なら喜び200%くらい溢れていましたし……!

 

でも待っている4人はセクラバの気持ちもわかった上で、“聡ちゃんの人生”を最優先に考えた手段を選んでいたわけです。

 

そして、今の聡ちゃんの嘘いつわりのない「アイドルを続けたい」という思いは、4人の大きな愛をしっかりと受け止めたからこそ出せた選択だったんだろうな。これは違う道をえらんでいたとしてもそう。

風磨くんが聡ちゃんの復帰について「ひとつの決断を下せてよかった」と語っていたことが何よりの証拠だったな、って。

 

その経験があって休養に入ったマリちゃん。

マリちゃんはもちろん待つ側の気持ちは一番よくわかっていますし、4人は「マリちゃんが心からの決断をすること」を何よりも望んでいると、マリちゃん自身もよーくわかっていたことはFC動画からでも伝わってきました。

 

そしてマリちゃんを待っている4人のセクシーたちも、マリちゃんが自分たちの「戻ってきてくれたら嬉しい」という気持ちをわかってくれているのは当然で、その上で、マリちゃんはしっかりと心からの決断することができるという信頼関係があったんだろうなって思うんです。

 

それはつまり、

4人はマリちゃんのことをたくさん話題にできて、

セクラバは寂しい、戻ってきてほしいって堂々と言えて、

たっぷり休養中のマリちゃんに甘えていたんだなって。

 

逆に、マリちゃんも4人やセクラバにたっぷり甘えてゆっくり答えを出せたはず。

 

FCの動画で、マリちゃんが「こんなに器の大きいメンバーって他にいない。感謝しかない」と話したら、風磨くんも「こちらこそですよね」と答えていたのが印象的でした。

 

だからマリちゃんの決断の待ち方は、聡ちゃんの休養があって強くなったセクシーとセクラバだからこそ実現できた方法だったんじゃないかな~~

 

5人がずっと5人で SexyZoneだった理由

ほかにもFC動画で、

「聡ちゃんの時もそうだったけど、4人でライブをやってても、どうしてもどっかでマリウスの顔が浮かぶし、歌声がよみがえるし、この位置にマリウスがいたなって思う」

と風磨くんが語って、みんなが大きくうなづいていたようにみんながみんな5人の時間を願っていて

 

「マリが僕ら一人一人の幸せを願っていたように、僕もマリの幸せを願っていた」と話していた聡ちゃんや、「“マリウスの健康と夢を絶対に応援する”というのは最初に決めたことで、変わらずに話し合えていた。マリウスのことを大事に思って5人で出した決断」と話していた勝利くんのように、みんながみんなメンバーの幸せを願っていて

 

「自分たちも夢を追いかける立場として、新たな夢を見つけた人間の背中を後押ししない選択肢は違うんじゃないかと思ったんだよね」とケンティーが話していたように、みんながみんな大切なメンバーの“人生”を応援すると決めていたSexy Zone

 

もう、これは説明不要ですよね……?

4人だろうが何人だろうが、ずっと「5人」じゃないですか……?

 

パズルの完成形がイメージできなくなっていた聡ちゃんと、どのパズルを完成させればいいのか見失ってしまったマリちゃん。それぞれのお休みの経緯に合わせて手段は違いましたが、お休みしているメンバーも待っているメンバーも、お互いがお互いのことを思って過ごしていたわけですよ……。

 

ライブだって、日常生活だって、みんなが5人のSexy Zoneを思い合っている空間があれば、そこは5人のSexy Zoneの時間が流れていると思っていいですよね?(強引)

 

聡ちゃんがお休みに入った後のカウントダウンコンサートでケンティーが「4人で5人分頑張る」と話していたのは物理的に穴を埋める意味ではなく、一緒に進んでいくという意味だったんだろうな、というのを改めて感じました。

それを、聡ちゃんからマリちゃんのお休みへと変化して4年近く4人で活動していても、一切変わらなかった5人の絆の強さ、誰が否定できますか…。

 

そして、「それぞれ形は違うけど、一緒に夢を叶えていこう」と決めた5人を表すのが、まさにアリーナとドームの両ツアーの本編の最後にマリちゃんに思いをはせて歌った「Dream」なんじゃないかな、と思った次第です。

 

繋いだままで
いれたらいいね
何度離れ離れになっても
慣れない世界で君を見つけて
それだけで何もいらないでしょう

Sexy Zone「Dream」より

 

4人になっても、5人繋いだままでいられるSexy Zone

本当にそれだけで何もいらないよな、と思えるマリちゃんの卒業発表でした。

 

マリちゃんも、もちろん4人も、5人のSexy Zoneという振り返るハイライトがお互いにとって輝かしいものになりますように。

 

 
 
 
 
 
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あとがきみたいなもの

本当は「聡ちゃんの時と違ってマリちゃんの話を普通にしてくれるけど、いつまで待てばいいんだろう」と少なからず思っていたのが正直なところでした。

でも今年の夏からのライブを観て、ドーム公演でさらに強く「いやいや、セクゾはずっと5人だし、答えを急ぐことに何も意味はないよな」と思ったので、自分を落ち着かせるためにライブの感想として書こうと思ったのがこのブログだったのですが……。

 

そんな時に発表されたマリちゃんの卒業。

覚悟をしていたひとつではあったけど、マリちゃんがグループを抜ける決断をしても、やっぱりずっと5人だったことは変わらなかったので、ライブの感想はほぼなくこうなりました。笑

 

何でしょう…すんごくすんごくとってもとっても寂しいけど、5人の関係性もちっとも変ってなくて。むしろ強いものになっているように見えて、「卒業」って言葉がこんなにしっくりくるのか!?ってくらい、どこか清々しい気持ちもあるんですよね。

 

それは、ここまでメンバーや周りの大人たちが決断を受け入れて、できるだけ良いカタチで送り出したいって思うほど、マリちゃんの努力や意志の強さ、そしてもちろん私たちファンへの気持ちがあったからなんだろうなって。伝え方も、誠意のあるものだったんだろうなぁ。

 

それって応援する身としてもすごく幸せなことだし、何より「自分の人生をきちんと生きる」「そのための努力をしっかりする」「本当の気持ちは誠意をもって伝える」「そんな誰かのすてきな人生は愛をもって応援する」という大切なことを、またセクシーたちに身をもって教えてもらった気がします。

 

だから、Sexy Zoneを応援していると明日も頑張れる気がしちゃうんですよね。

すごいグループですね…本当に……。

 

 

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