あらさがし

ブログは続かないタイプです。溢れすぎたときに書きます。

‪‬‪正統派アイドルSexy Zoneは全力でアイドルを表現するアーティストだった

Sexy Zoneの全国ツアー『SEXY ZONE repainting Tour 2018』‬お疲れ様でした~!!!
いやあ~楽しかった〜〜〜!!!本当にめっちゃ楽しかった‪、、、
終わってからずっと楽しかったままだし、思い出せば楽しい気持ちが蘇って、自給自足楽しい状態。

実際はオーラス終わって幸せな気分で眠ったら夜中に突然の胃痛と発熱でうなされて(食あたり)病院行ったり仕事休んだり仕事から帰って即寝たりしていてあっという間に1週間近くが過ぎたという後日談があるんですけど、それが治ったらやっぱり幸せで楽しかった思い出しかないです!!!!

昨年のSTAGEツアーでは心からの薔薇とハート(?)をひたすらにステージの上から客席に送ってくれて、

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その5人の気持ちで5年間を箱につめてキレイに包むことができたんだと思っていて。そのキレイに包んだ思い出たちを抱えながら前を向いて歩いていけるように過去を清算してくれたんだと。

でも今年のrepaintingツアーはセクシーたちもラバーズたちも、もともとみんな前を見ていたし、むしろ上を見てみんなでSexy時代を創ろう、1番になろう、頂上目指そうって雰囲気だったと思うんです。

そんな空気の中で始まって、楽しくて楽しくて、ひたすら楽しいまま終わって、自然と「仕事しよ」って思えて(休んだけど)。不安を感じたりとかもなく楽しいまま気付いたらSEXYリフターZで高いところに連れていってくれていた感覚でした。

実際にSEXYリフターZでラバーズたちが持ち上げられていたらイナバ物置みたいになってしまいますけど、これって風磨くんが嵐兄さんたちを「上から手を引っ張るのではなく、下からぐわっと押し上げてくれる感じ(ニュアンス)」と表現していた感覚に近いのではないでしょうか、、、?

何だか、確信してしまいました。「あ、これは近い将来、頂上に行くだろうな」「Sexy時代、創るだろうな」って。誰やねん。って感じですし、薄々気付いていたし確信だってしていたんですけど、やっぱり確信しました。

repaintingツアーで何故そんなに強く確信できたのか。曲ごとの感想とかメンバーのここがよかった!とかは一切なく、ただただその部分について今思うことを残しておきたいと思います!!!! 5年後に読み返して答え合わせするのが夢です!!!!!(?)

 

ライブに照準を合わせていた

まず、冒頭に話していたようにSTAGEは5周年記念ツアーと言うことでもちろん特別なものでした。それを超える、と言うか…それとは違う軸で同じ高さまで行かなきゃいけないのが今年のrepaintingツアー。健人くんがパンフレットで「記念日の後に平凡なデートじゃ離れていってしまう」と表現していたように、それはそれは大変なことだと想像するのはたやすかったと思うんです。

でも、アルバムXYZ=repainting』を発売したときに「あ、これはライブを意識して作ったんだな」って素直に思ったんですよね。もちろんアルバムを出すということはそれをもとにライブを作る前提だとは思うんですけど、はなから「これでライブを作ります!!!」という意識がひしひしと感じられたと言いますか…それだけアルバム1枚でライブが完成されていると思うんです。

あ〜この曲はがっつり踊ってくれるんだろうな、あ~この曲はしっとり歌ってくれるんだろうな、あ〜この曲はかわいく仕上げてくれるんだろうな、とかはもちろん、ぜっっったいに照明!レーザー!すごいやつ!!!って思う曲もあったじゃないですか!

でも、私がセクシー以外で応援している人たちは基本そういうスタンスでやっていますし、きっとジャニーズのグループだってそうでしょうし、ライブをすることを前提に曲を選ぶって割とスタンダードだとは思うんです。思うんですけど…。なんて言ったって平均年齢21歳の若いグループが、その段階まできたことがまずひとつ大きな一歩だと思うんです。

さらに今回、アルバムの曲を自分たちの意見で選曲していると言っていたことが大きいなって。きっと、きっとね、大人たち主導だった頃は、まずアルバムを出す、次にコンサートをする、といった具合に別々に目的意識を持っていた段階の時もあったはず。それはおそらく、健人くんがパンフレットで「今までは、スタッフさんが打診してきた曲を自分たちの中で咀嚼してライブに組み込んでいく」と話していたように、ついこの前までは大人の決めたやり方が基本で、それが正解でしかなくて。だって若いから。たぶんそうやっていく中で徐々にそういうアルバムからコンサートの全体的なところまで意識を持てるようになっていくものだと思うんです。でもデビューして5年過ぎて、自分たちでやってごらんってなった時に、真っ先にライブを意識した構成でアルバムを作ってくれたことが嬉しいんです…!!!!!!

セクシーたちがラバーズと唯一同じ空間にいられる時間のことを考えてアルバムを作ってくれた。勝手でもなんでもそう考えるとすごく嬉しくないですか、、、えーーーどうしよーーーー照れる。

自分たち主導でライブの最後の最後までを見越してアルバムから作ってきてくれたんだなって思うと、この上なく幸せだなって思いました。その感覚が周年が終わったタイミングで発揮できたセンスと強さ。こりゃライブがすごいぞって。アルバムを聴いて直感したのがそのまま。すごいままライブになった。

そりゃあアルバム出てからこれだけ幸せになれるんだからこれからの航海は楽しいものになる、ファン増えるぞって思いました。

 

‪媚びていなかった

そのライブをイメージして作ったアルバムと感じられた通りに、『SEXY ZONE repainting Tour 2018』はほぼアルバムの曲だけで構成されていて過去の曲が少ない! 過去の曲はセクシーたちとってはもちろんラバーズたちにとっても宝物なのでやってくれたら大喜びなのは当然ですよね。でもそうやって喜ばせてくれたのがSTAGEだったり、ウェルセクだったりするならば、repaintingではやらない選択が大好きでした。

昔のみんな大好きな曲をするのが媚びていると言いたいわけではなくて、ただ単に勝負に出た姿勢が嬉しかった〜〜! 新しい一面を見せるんだって!! まさに、錨を上げたんだなって!!!!

だって披露済みの曲ならば、ラバーズたちが何に喜んで何に盛り上がってくれるかなんて、セクシーたちは百も承知なわけですよ。それを、1回も披露していない新しい曲たちをメインに持ってくる。そりゃドキドキだっただろうし、ラバーズたちもドキドキだったけど、自信もって見せてくれているのも伝わってきました。そもそもセクシーたちに自信がなきゃできないはずだし、手応え感じているんだろうなって。パンフレットでも勝利くんが「Sexy Zoneについては(自信があるって)だいぶ強気で言える」って話しているんですけど、自信があるものを見せてくれるのってめっちゃ嬉しいじゃないですか。

その一方で、外さない曲は外さない。アルバムの世界観や曲の流れを壊さないようにバランスよく入れてくれました。アルバムが出たときに“repainting”に感じた少しの不安を勝利くんはパンフレットでも「どんな色が塗り足されても、“正統派”っていう色は守っていく」って表現してくれていたんですけど、「そこは求めてもいいんだ! そのままでいてほしいところは声に出していいんだ!」ってとてつもなく嬉しかった。そうやって過去に上書きするのではなくて、新しい色を塗り足していくって気概がビシバシ伝わってきませんでしたか、、、!

そこに気付いてくれた5人のファン目線感覚も、それを見事に表現したアーティスト性も脱帽です…。それぞれその時どきのSexy Zoneに思い入れがあるラバーズを置いてきぼりすることもなく、かといって残していくのはこれからもSexy Zoneの“強み”となる部分なわけですから、一石二鳥!!

聡ちゃんがパンフレットで「『毎年、どんどん変わっていくグループ』って言われる」と話しているのですが、これからも今までの大好きなSexy Zoneを「喜ぶからやってる」みたいにファンに媚びたり恩着せがましくならずに表現してくれて、全く新しいSexy Zoneもバランスよく見せてくれるんじゃないかと思うと信頼感しかないです。

 

気付いていた

‪はっきり言って、アイドル市場って大変じゃないですか。(唐突)

聡ちゃんがツアーの振り返りをしてくれたSGDで「気づけるか気づけないかが大切」って言ってくれていたけど、「塗り足す」表現のファン目線だったり、今自分たちに必要な過去の曲を外さないほどよさだったり、気付いてくれるアイドルだと信頼をしているし「自己満足にはしたくない」って言えるんだから、そこについてはなんの心配もありません!!できるアイドル!!

でも、テレビに出なくても、ライブ中心だったりSNSを上手いこと使ったり、独自のコンテンツで大人気のグループだってたくさんいる。

ジャニーズってなんだかんだ言ってもやっぱり帝国。だから他のアイドルはなんとかして違う切り口で一花咲かせようとしているわけです。でも、結局はジャニーズみたいにテレビに出れてCDが売れて大きな会場でライブができたらどのアイドルだって嬉しいに決まっているんですよね。

そんな風に誰もが“いつか”と思っている場所にいる先輩たちを身近で見ているSexy Zoneが同じようにその“いつか”を実現するにはどうすればいいのか、自分たちは何を伸ばせばいいのか、何を強化すればいいのか。それが明確になっているんだろうな、と気付いているんだろうなと強く感じたのも今回のrepaintingツアーでした。

ズバリ、ジャニーズ内外関係なしに全てを一流にしようととしてるんじゃないかなって。

そもそもの実力があったからこそ好きになったんですけど、びっくりするくらい仕上げてきていてびっくりびっくり。

ゆとり世代って絶対評価で育ったから人と比べないところあると思うんですけど…笑 今のSexy Zoneは日頃の発言を聞いていてもしっかりと他所と比較して強みと弱みを認識していると思っていました。そうしたらパンフレットでもマリウスくん(当時17歳)がはっきりと言っていて。さらにそれだけじゃなく「今の時代のアイドルとは」というところまで至っている。恐るべし最年少。

だからこそ、歌にしてもダンスにしても、MCにしても、ライブの構成・演出にしても、そして「届ける」存在であることにしても、上限を設けていない感じがとっても伝わってきました。自分たちで「未だ五合目」って歌っているのももちろんですし、パンフレットのクロストークで風磨くんが「その言葉を背負っていく」って話して、マリウスくんは「一生(頂上に)つかないっていうのも大事」って話していたのがまさにそれだと思うんです。自覚があるアイドル最強説(持論)をまさに地で行くアイドルですわ。

で、、、だからこそ「一生懸命」なんだろうな~~!!!
風磨くんの大好きな「がむしゃらなSexy Zone」がたくさん見れたし、その「がむしゃらなSexy Zone」がなければできないだろうなって姿をたくさん見せてくれました。

横アリのラストスパートまで演出が改善されていったのもそうでしたし、みんな1秒たりとも手を抜いている感じが無くて。いや、手を抜くことはどのアイドルだってないと思うんですけど、、、! なんだろう、目の前だけじゃなくてその先を見ている一生懸命さがあるというか…。

もちろん、何公演もあるのにあとさき考えずに全て出し切るのは倒れちゃうからやめてくれ!!って思うんですけど、心配になるくらいどの公演も全力。こんな全力で1日に2公演もしてくれるの…??って毎度毎度驚いていました。(だって立って観ているだけでへとへとなのに…!)

まあ何を言いたいかは先日書いたブログを参照していただけると…(逃)

a30gashi.hatenablog.com

 

そんなわけでちょっと話はそれましたが、例えばふつうに仕事をしていると自分の物差しで測って満足しちゃうことあると思うんです。でも、それではいけないって気付いている平均年齢21歳、将来有望すぎませんか…?



‪‬‪Sexy Zoneは全力でアイドルを表現するアーティスト

と言うわけで(?)本題なんですけど。『SEXY ZONE repainting Tour 2018』で感じたのは、Sexy Zoneはアーティストなんだなって。ここで言うアーティストはアイドルと比べて上とか下とかそう言うことではなくて…語弊が生まれないかドキドキなんですけども…。

私の大好きなw-inds.橘慶太さん(ポニキャンおじさん育ち)が以前こんなことを話していたんですね。

アイドルって誰かがプロデュースしてくれることを100%体現できる人が向いていると思う

www.cinra.net

 

これ、本当にそうだなって心から頷いたんです。
Sexy Zoneなんてまさにそうじゃないですか。例えばDubiの観光案内みたいなナンバーワン最高ハッピー曲をあんなにかっこよく仕上げられるんですから。

ただ、Sexy Zoneは「Unreality」みたいなファルセットきかせた気持ちいい曲も、「Ignition Countdown」みたいな疾走感のある曲も、「ROCK THA TOWN」みたいなファンキーな曲も、「プンププンプン」みたいなへんてこりんかわいいのに実はサウンド超かっこいい曲も、「カラフルEyes」みたいなきゅんきゅんやさしい曲も、「Birthday for you」みたいなほんわかハッピーな曲も、「会いたいよ」みたいなかくれ応援歌も、「pheromone」みたいなオシャレでチャラけた曲も、「Celebration!」みたいな楽器が映えるアッパーな曲も。「忘れられない花」みたいな芸術的な曲も、「O.N.E ~Our New Era~」みたいなゴリゴリのロックな曲も、「イノセントデイズ」みたいなはかない曲も、「名脇役」みたいな切ない片思いの曲も、「PEACH!」みたいな全力キュートな曲も、「スキすぎて」みたいなLoveパワー全開な曲も、「ラブマジ」みたいな王道J-POP曲も、「Ladyダイヤモンド」みたいなキラキラアイドル曲も、「ぎゅっと」みたいなお手紙曲も、「Fantasy ~1秒の奇跡~」みたいな幻想的な曲も、「Silver Moon」みたいな魔法がかかる曲も、「フィルター越しに見た空の青」みたいな宝物を歌う曲も、「君にHITOMEBORE」みたいなマジで熱くて届かない曲も、「Sexy Zone」みたいなSexy時代を創る曲も、「最後の笑顔」みたいな笑って歩ける曲も、、、、

ぜーーーーーーーんぶ自分たちの意思で全力投球の表現をしていると思うんです。自分たちの意思で。

もちろん、与えられたことをすべて全力投球できるのもすごいし、それはSexy Zoneがずっとやってきて証明してきてくれたことだと思うんです。だからこそ、Sexy Zoneを見ていて感じる大人たちからの信頼感があるんじゃないかなあ。

でも、今のSexy Zoneは誰かが作った曲を自分たちの意思で選んで、その誰かがプロデュースした曲を自分たちの意思で表現をしているんですよ〜!!!

これは音楽の部分に限ったことではなくてSexy Zoneに関する全てに言えると思うんです。言われた通りに100%体現するだけじゃなく、与えられたチャンスや元からある環境、自分たちで引き寄せたものすべてを自分たちなりに消化して考えて仕上げていく。そしてアイドル流エンターテインメントで200%の正解を出していく作業を惜しみなくしているの、めちゃくちゃアーティストじゃないですか?????

アイドルを演じるとか作り込むとかではなくて、純粋に5人が足並みをそろえてアイドルとして世に届けることを考える過程がアーティストだと思うんですよね!!!!5人が大きな刷毛を使ってペイントしてきたXYZオブジェがその証です!!!!!

実は2016年にセクゾにドボンして2017年が明けたときにこんなことを自分で残していたのですが、

このアイドル真っ只中のSexy Zoneが、アーティストとしてアイドルを表現するSexy Zoneに成長した時に、いろいろと納得できる時が来るのかな〜なんて、偉そうに楽しみにしています。

a30gashi.hatenablog.com

 

私、いま偉そうにとっっっっっっても納得しています!!!!!!!!!!!!!!
すごいな!!1年ちょっとでもう納得させられたよ!!!



もちろんね! さんざん6000文字使って褒めて褒めて褒めてからこんなことを言うの性格悪いですけど、もちろん聡ちゃんがSGDで言っていたようにこうしたらもっと良くなるのに、とか、もっとここを強化してくれたらいいのに、とかは思いました!!思いましたよ…!!!

でも、そういう足りない部分だって気付いているだろうし、それが今回は及第点とされていたとしても、いろいろな事情があってこの結果なんだろうなって推し量ってもいいんじゃないかなって思えました。それに、そういう気付くとか気付かないとか関係なく全てで一流を目指すって決意が感じられる今は次はもっと良くなるって信頼できるんです。

あの、、、わたし、もうすでに来年のツアーが楽しみなんですけど気が早いですかね、、、??? これから5人で24時間テレビと言う夏の青春を過ごして、それを超えた先にある5人の姿が楽しみで仕方ないです…!!!!!期待しかしていない!!!!

Sexy時代は絶対に創れる、そう確信した2018年の春でした。

(ちょこちょこ参考・引用していたrepaintingパンフレット、まだ読んでいない方はぜひ読んでくださいね!!!!もっとSexy時代が創れそうなことたくさん話してくれているので!!!)