あらさがし

ブログは続かないタイプです。溢れすぎたときに書きます。

アイドル本人は「売れたい」って言うけれど。

好きなアイドルにはきらびやかに活動してほしいし、つまり売れてほしいし、夢を語れば“頂上”や“てっぺん”とやらを目指してほしい。

いちファンとしては日々そう思っている訳です。

 

では、肝心のアイドル本人たちから「売れたい」「まだまだ売れたい」という言葉を聞いたら………私たちは何をすればいい??

という話がしたくなって久しぶりにブログを書くことにしました。(唐突)

 

ファンが実感する「売れる」って?

私たちファンが分かりやすく「売れた」と実感できることって、

  • CDやDVDの売上枚数
  • ファンクラブの会員数
  • ライブの当落と動員数
  • 映画の動員数
  • テレビの出演数、視聴率
  • ラジオの出演数、聴取率
  • 雑誌の掲載数、売上冊数
  • 動画配信の視聴数
  • SNSのフォロワー数、反響
  • ランキング企画
  • 広告の起用数

などなど、数字として表れることが多い気がします。

 

なので、ファンはアイドルが「売れる」ように、CDを買って、ライブに行って、映画を観て、テレビを見て、雑誌を買って、動画を回して、SNSで反応して、広告の商品を買って………「応援する」ことになる。

それが最近のアイドルのいわゆる“推し活”というものなのかな、と思ったりします。

 

アイドルが言う「売れたい」って?

でも、個人的にはアイドル(というか私の場合は推しであるSexy Zone)が言う「売れたい」って、

  • 誰もがキャラクターまで理解している上での知名度がある
  • 作品や言葉や立ち居振る舞いに影響力を持って世の中にポジティブなことを届けることができる

という意外と抽象的な話じゃないだろうか、と思うんですよね。

これはもう来た波を逃さずキャッチできるように、アイドル自身が実力をつけて賢く活動してタイミングを計るしかないやつです、、、

 

その結果がつまり、

作品や広告などを通して莫大なお金が動く=売れた(国民的アイドル!)

と言えるのではないでしょうか。

 

つまり、ファンから見ることができる「売れた」と思える数字って結果論であって、実は数字は“後からついてくるもの”なのかななんて考えていたりします。

 

……これってファンの外側の人気取りばっかり見てて寂しいですかね。

 

でもライブ行けばファンはアイドルをひとり占め(?)できるし、なんだかんだ外側から内側に入ってくる人の数で結果的な数字につながるわけだから、ファンの存在が重要であるのは変わりないですよね。

そうやって、国民的アイドルとして広く外側に向けた活動と、ファン向けの活動をきっちりと分けて充実させられるのは、ジャニーズのすごいところだと思う。

 

じゃあ、その為にファンは何ができるの?

つまり、アイドルが言う「売れたい」って母数を増やしていく話であって、今いるファンの客単価を上げる話になるのは危うい気がするんです

 

だからファンができることといえば「焦らない」「楽しい作品を作ってくれよと念を送る」くらいだと個人的には思うんです。

 

ファンが焦って内側だけでお金と時間を使って数字だけ固めて、知名度そこそこ、曲もあまり知られていない、ファンしか盛り上がってないとなったら、記録に対してあまりにも中身が伴ってないですよね。それではアイドル本人が言う「売れた」という実感にはならないのではないかな、なんて思っちゃうんです。

 

そもそもですが、数字のためではなく観て聴いて心が動いた分のお金がアイドルという全てひっくるめた作品に支払われるべきではないのかなって。

それが作品への正当な評価であって、アイドル本人にもアイドルに関わる全ての“プロの人たち”に失礼がないと思うんです。

逆に思うように売れないんだとしたらファンがうんうん悩むのではなくて、アイドルサイドが死ぬ気で頭を使って、世の中の心を動かしてみせたまえ!!!!という話ですよ。(強気)

 

だからファンは「多くの人の心を動かす活動や作品」を世に出してくれることを楽しみにして、アイドルを信頼するしかない。いわゆる受け手でしかないんですよね。ファンがアイドルの活動を見て焦っても仕方ないよ…!

 

アイドルもファンも“勝手に楽しんでる”だけ

その上で、お金を払うことも、時間を使うことも、いちファンの私は「心が動いたから勝手に楽しんでいる」くらいの気持ちでいたいなって。

だって例えばアイドルだって根本は歌やダンス、音楽、演技などの表現が好きで勝手にやっている訳ですし、ライブとかでファンの楽しそうな姿を見たり反響が届いたりして「心が動いたから勝手にファンの人生を応援している」わけですよね。(言い方が乱暴。笑)

アイドルが”ファンはお金払ってくれる人だから応援している”と思っていたらなんか嫌だし、国民的になりたいって夢を語るアイドルがファンに「応援してほしい」って頼んでくるのも嫌だ。笑

”国民的”を目指すのであれば人生を豊かにするコンテンツを発信するアイドルと、それを受け取るファンは“お互い勝手に楽しんでいる”対等な関係であるのが健全なのかも。

それならどんなに外側に向けた動きを重視しても、寂しいとか物足りないとか“支えている対価”みたいなものを求めたくなることはないだろうし、内側のファンに向けた活動をしてくれた時にはまた勝手に楽しめる。

 

アイドル本人は「売れたい」って言うけれど。

そうやって、アイドルもファンもお互いに自分の人生で好きなことをやっていった結果として、「売れている世界」や「頂上」「てっぺん」に立つことができて、それを見届ける瞬間が来たら素敵ではないかな、と思った次第です。

 

あとがきみたいなもの

とまあ強気なことを言ってきましたが……!

ブログのきっかけは、お察しの通り(?)風磨くんがテレビで「売れたなあ」と言ったことについて、ブログで(番組の編集に「そんな茶番に付き合ってる時間はない笑」としっかり配慮しつつ)本当はもっと会話のラリーがあった上での発言であって、「まだまだ」「もっと売れなきゃいけない」と説明してくれたからなんですけどね。

 

それだけじゃなくて、ドーム公演の時に勝利くんが「国立でやる」「国民的なグループになる」と宣言したり、ケンティーが「中身が伴ってきたからこその最高のタイミングでのドーム公演(ニュアンス)」といった話をしていたり、聡ちゃんも「これからは皆さんのことを全力で応援します」と言ってくれたりして、もうファンが支えるなんて烏滸がましいよなぁ……なんて思うんです。

そりゃここでファンが踏ん張らなきゃグループとしての立ち位置が怪しいぞ!?みたいな場面はたしかに今まであったとは思うんですけども。それがあって今があるので、そこを否定するつもりは全くないです…!!!

 

だからこそ…Sexy Zoneがドーム公演やマリウス君の卒業を経て、「第二章」と銘打って再び腹をくくった姿が逞しすぎて!!!もう勝手に堂々と国民的アイドルになってくれよな…!!!(?)

 

ということで、ここ最近のファンの「売れてほしい」とセクシー本人たちの「売れたい」のギャップについてじわじわと思っていたことをぶちまけました。

理想論でお花畑かもしれないですが、個人の感想なのでどうかお手柔らかに……(急に弱気)

 

a30gashi.hatenablog.com

 

アイドルが「人生の支え」になるということ(SZ10THネタバレあり)

行ってきました『Sexy Zone Anniversary Tour 2021 SZ10TH』!!!!!

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ほとんどの人がそうだったと思うんですけど、Sexy Zoneに限らずこういう大規模なライブ自体久しぶりなわけです…。しばらくずっと画面越しで観ていたパフォーマンスが生で観られる!!!と、前日から「ついに、ついに…!!」とずっとソワソワしていましたし、直前は謎に「どうしよう…」を連呼していました(?)。初心を思い出すというか笑、久しぶりの感覚にコロナが今までの普通をどれだけ普通じゃないものにしたんだろうとしんみりしちゃいますね。

そして、いざ始まると本当にあっという間!!最初からずっと泣くわ笑うわ感情がわけわからん感じになりましたが、結論やっっっぱりとても楽しかったです。

と、この調子でいくらでもライブ本編の感想を言い続けられるところですが、超個人的に都合よく受け取った一番響いたことについて備忘録的に残せたらなと思います…!

※以下、ネタバレありますのでご注意ください。

「君らしく」いればいい

去年のPOP×STEP!?ライブはコロナ前の感覚(そして五輪イヤー)で作られたものを配信ライブ仕様に昇華したものだったと思うんです。新型コロナウイルスが何なのかも未知で、どうすればいいのかわからない状態を経てヘトヘトになっていた中、コロナ前から続く想いと配信ライブで5人が前を向く姿勢がコロナ禍での希望になったような気がします。

前回に限らずそうやっていつもいつもSexy Zoneのライブには元気と活力と幸せと穏やかな気持ち(と肌の潤い。今回も翌日なぜか吹き出物が小さくなりました)をもらっていたのですが…。それはSexy Zoneの素敵な曲とアルバムのコンセプトがまずあって、そのうえで本編のメッセージがあって、さらに5人自身がそのメッセージを自らきちんと受け止めている真摯な姿勢も相まって響くものがあったのではないかな?と思うんです。

でも、今回はオリジナルアルバムが無いだけに10年の振り返りと共にストレートに本編のメッセージ性が響いたと言いますか。(もちろん、オリジナルアルバムが無いのは5周年のSTAGEも同じだったんですけど、どちらかと言うとSTAGEは「決意表明」のような意味が強かった気がします)

中でも今回特に印象的だったのが、映像の最後の1シーン。子どもたちが「ぼくもなれるかな?彼ら(Sexy Zone)みたいに」とおじいさんに尋ねたところでした。

ごくごく単純に「なれるさ」って答えるのかなと咄嗟に思ったんです。でもこの答えはセクシーじゃなかった…!反省!

おじいさんは「“君らしく”いればいいんだよ」と答えるんですよね。

 

これ、セクシーらしいと言えば本当にその通りなんですけど…なんだかいつもと違う鳥肌が立ちました。それこそ去年の「それでいいよ」みたいにこのような「自分らしさ」というメッセージを曲を通して伝えてくれることはたくさんあったし、もちろんライブの演出の中にもこのメッセージが込められていることもたくさんありました。

それなのに、今回は今までと何かが違う気がして。

ぼんやりと、「もうSexy Zoneはファンが支えるものじゃない」と思いました。

 

自分らしい人生にしてほしいというアイドルの願い

この捉え方、いろいろとある気がするんです。

まず、Sexy Zone=「自分らしく生きるアイドル」でありたいという5人の願いだったりするのかな、と。

あと、ついているJr.の子たちはこれをどう受け取るんだろう、とも思いました。

そしてもちろん、コロナ禍で自主的に参加しない選択をした方々も含めてこのメッセージを受け取る人たちに「自分らしい生き方」をしてほしいという願い。

 

この、ファンに向けた「自分らしい生き方」のメッセージを受け取った時に、思い出したことがありました。

平成最後のソロアイドルと言われているあややこと松浦亜弥さんの言葉なんですけど…。

松浦亜弥さん、バレンタインに男性限定ライブをした時にこうファンの方に話したそうなんです。

「私ばかり追っ掛けてちゃダメよ。私、皆さんの人生にまで責任持てませんからね」

コメント全文、いろいろなところでまとまっています。例えばこことか。

あの…。この一言、一見突き放したような寂しい一言のようで、すごく責任感のある優しい言葉だと思いませんか?あやや節全開でファンの皆さんとの関係性あってこその発言ではあると思うんですけど、こんなこと言えるアイドルすごい!って当時、思ったんです。

追いかけてもらってなんぼの業界で、「自分の人生もちゃんと考えてね」って直接ファンに言うんですもん。

 

これと似た感覚が、今回のセクシーたちからのメッセージでも感じました。

対象をハッキリとSexy Zoneとした上で「君らしくでいいんだよ」というのは、「たとえSexy Zoneファーストの生活ではなくても、それがあなたの人生にとって大切なことでありますように。そして、その人生をもっと豊かにする存在になれるように頑張るね」というメッセージのように受け取りました。
(だってお休みしているメンバーにグループに戻ってほしいかどうかよりも「幸せな選択をしてほしい」って願うような人たちですし…)

 

もちろん、今までだってセクシーたちにたくさん支えてもらってたんですけど、それは5人にたくさん感情移入して、たくさんその時々の気持ちを共有して、頂上を目指す5人に夢を重ねることで、私にとってこれからも支えたい存在であり支えることが生きがいになっていたからと思うんです。

正確には支えるなんてオタクらしく生きることしかできることなんてないんですけど。笑

Sexy Zoneは支えたる!」という使命感=「人生の支え、生きがい」という感じだったのかもしれません。

 

もちろんその要素が全て消えたわけじゃないですけど、今年のSexy Zoneはファンが支える必要なんてなくて、人生にそっと寄り添って先導してくれているとっても頼もしい存在になったような感覚になりました。

 

コロナ禍、私は「手を抜いていた」?

本当に超個人的なことなんですけど、ここのところオタクとしてかなり「手を抜いていた」自覚があったんです。

インプットはほどほどにできていてもアウトプットしたりするほど頭を使う余裕がなかったと言いますか。ちょうど転職活動したりして仕事中心の生活になっていたんです。

今までずっとオタクとしてしか生きてこなかったもので、「あーなんだか自分らしい生活ができていない気がする。仕事ばかりしてオタク以外のことに時間を使うなんておかしい!」「コロナ禍でライブが無いからってこんなに気持ちが離れてしまうなんてその程度だったのか、私」くらいにモヤモヤして後ろめたさを感じていました。

でも、べつに満足いくほどオタクをしてなかったからといって何も追っていなかったわけではなかったですし、むしろ新譜や配信ライブ、有観客ライブ、テレビやラジオ、雑誌も好きなタイミングでいいとこどりしていて、それを楽しみに働いていました。仕事もたくさんいい経験ができて超充実しています。

 

そしてSZ10THを終えた私は、

あれ?私は、今の私にとっての自分らしい人生を歩もうとしているんじゃない?
手を抜いていたのではなく、人生のバランスを整えていただけじゃない?

なんて思ったんです。

 

「最近セクシー50%でくらいで生きてるのにライブ楽しめるのかな」なんて思う必要なかったし、「あ、そうか。これでもよかったんだ」とストンとつかえていたものが落ちたんですよね。 ライブを楽しんでいるうちにモヤモヤした気持ちなんていつの間にか吹っ飛んでいました。

 

アイドルをどう「人生の支え」にするか

ただもちろん、セクシー100%だった頃を否定するつもりはなくて、それはとても幸せな時間だったし、そもそも子どもの頃から誰かしらのオタクじゃなかったら今の仕事もしていないかもしれないですし、その時の自分には必要な時間だったと思っています。

そして何度もライブを観て地方の公演にも行ったりしてお金をたくさん使ったことにも一切後悔はないし、Sexy Zoneだと5周年から10周年までの5人の変化をリアルタイムでたくさん知れて、いろんな感情と出会えたことは人生の財産のひとつだと思います。
(というかいわゆる担降りブログでは全くないので…まだまだ全然感情を揺さぶられる気は満々なんですけどね…。実際にまさにいま横アリのラスト公演後で抜け殻みたいになっていますので…)

この時の私は、人生の箱(?)の中心にどーーん!と太いSexy Zoneという大黒柱があって、その周りに仕事やプライベートのやるべきことや好きなことが支柱として立っていたんだろうなと思います。

それが、先述した「Sexy Zoneは支えたる!」という使命感=「人生の支え、生きがい」という状態でもあったんだと思います。

 

もともとセクシーたちはファンにそれを強く望むようなことはなかったと思うんです。だから私の場合は本当に自己満でしかない前提なんですけど、今回はっきりと「ぼくもなれるかな?彼ら(Sexy Zone)みたいに」「“君らしく”いればいいんだよ」というメッセージを送ったというのは、人生の箱の中の柱を真ん中から脇に移動させたり、太さを変えたりしてもっと柔軟に考えて自分らしく生きてみたらどうかな?という提案のように感じました。

そしてそう提案するからには、Sexy Zoneという柱を人生の箱の中に立ててさえいれば、時には真ん中で太く支えてくれるでしょうし、時には箱の端によけて日常にほんのささやかな彩りや活力として存在してくれるんだろうな…という頼もしさがあったように思います。

 

10周年、「君らしく」に感じたSexy Zoneの強さ

もちろん、アイドルとファンは持ちつ持たれつの関係であることは変わりないでしょうけど、なんだかこれって頂上を目指すアイドルの最上級の表現だと思うんですけど、そんなことないですか…?

「ファンひとりひとりの人生に責任はとれないから、私ばかり追っかけてないであなたたちも幸せな環境にいてね」というあややの表現もそうですし、勝利くんの挨拶でも「心配かけたし不安にさせた」なんて話していましたが、今は「あなたらしい人生を送ってね、もう僕たちの事は心配しなくていいから」とも言ってくれている気がするんです。

ちなみに「もう心配しなくていいから」についてはセクシー作詞の「Change the world」にも強く感じます。歌詞の多くの描写が過去形なんですよね、この曲。そのうえで「もう笑って」って歌ってて。「も、もう…?もう安心して笑ってねってこと…??」と涙したのは内緒です。「さあ笑って」も大好きなんですけど(?)そう来たか…と思いました!!!

と、脱線しましたが笑、これからSexy Zoneは、今までのファンひとり分の応援が多ければ多いだけ結果になる関係性ではなく、ファンそれぞれの気持ち分の応援がたくさん集まって大きな結果にする!っていう優しい決意のようなものでもあるのかも?なんて思いました。

だって、「僕たち10周年なんです!たくさん新曲もリリースするし、10周年だから記録もたくさんほしいんです!応援よろしくお願いします!」って言えば真面目にSexy Zoneを愛しているセクラバは頑張ると思うんですよ。でもそれで人生の何かしらを犠牲にする人もいるかもしれない。Sexy Zoneはそれを言わない選択をしているとも言えるのかな。今のアイドル業界、ほんと強い気持ちがないとこれを言わない選択はできないんじゃないかな…なんて思います。私だったら絶対にすぐ言う。

だって、自分の人生のために私みたいにセクシー濃度を下げる可能性だってあるはずです。目先の事だけを考えたら、痛手でしかないじゃないですか。でもそれよりもファンの人生の充実を何よりも願って、結果的に息切れなく長く応援できるアイドルとして大きくなろうとしているSexy Zone…強すぎませんか。有言実行で、年々、頂上を目指すアイドルの覚悟が濃くなっている気がして震えます。

そして何より、こんなに優しいグループを好きになって幸せすぎますね…。これだからSexy Zoneはやめられない…。オタクとして「手を抜いている」なんてモヤモヤ後ろめたくなっていたことすらもクリアにしてくれて、さらにもっと楽しい未来を夢見させてくれるなんて…。10周年本番の日がもっともっと楽しみになりました…!!!

私の人生の箱の中にあるSexy Zoneという柱は、これからも位置や太さが変わることはあると思うんですけど、ずっと立て続けていけたらいいな。

 

以上、何のまとまりもなく独断と偏見でかつ妄想だらけの超個人的SZ10TH感想でした…!

正月サプライズ「健人と紫耀2020」のやさしさの可能性を考える

新年早々、Sexy Zone中島健人くんとKing & Prince平野紫耀くんからの大きなサプライズでカウントダウンライブどころではなかった皆さん、あけましておめでとうございます。

 

昨年は昨年でマリウス君のステージ落下でカウントダウンどころではなかったのですが、今年は(“今思えば”の2人のめちゃくちゃかっこいいカウントダウンが抜かれた後に)リベンジが叶ってみんなで無事年越しできた~!なんて思っていたのもつかの間、本当にびっくりしました!!

 

ただ「年越しどころじゃないよまったく!!」とは思ったものの、個人的にはネガティブな気持ちは全然なくて。「なるほど…!」と思ったといいますか、とにかくこれからケンティーと紫耀くんが見せてくれる「健人と紫耀2020」「KS2020」プロジェクトに心からワクワクしています。

 

今は何も詳細が発表されていないのですが、2020を振り返る1年後にポジティブな答え合わせができればいいな、と。そんな願いを込めて現時点で感じたこのプロジェクトの可能性を探ってみようかな、と思います。

 

 

飛躍のSexy Zone、地固めのKing & Prince

すっごく個人的な実感なんですけど、このタイミングで各グループのエースが手を取り合うということはベストタイミングではないかな、と。

もちろん、そんな大きなプロジェクトこそグループでやればいいじゃん!ってなるのも当然だと思うんですけど、このタイミングでこの人選、私はわりとやさしさを感じています。

 

まず、それぞれのグループの状況を整理すると…。

ジャニーズ最年少デビューから8年。下積み期間はそこそこにデビューしてから完成までの過程を楽しみつつ大人になる頃での完全体を目指してきたSexy Zone

8年間の間にアイドルとしての自覚を育んで自分たちの立ち位置を探してきました。実感と贔屓目でしかないのですが、子どものころにデビューしたグループのイメージとは裏腹にアイドルとしての自覚はトップクラスのグループだと思っていますし、最初は「キャラ作り」なんて言われていて今では「そういう人」だと認識されてきたケンティーを筆頭に個々のキャラの定着もセクシーの浸透も、また自分たちで作るツアーもそうですが自己発信も地道にできてきているのではないのかと思います。なので、年齢とキャリアを考えれば8年間なりの地固めができている、と。それこそ新アルバム『POP × STEP!?』じゃないですが、ホップ、ステップまできて、ジャンプの時期を見極めている段階なのではないかと思います。まさに2021年の10周年に向けて飛躍を狙う2020年ではないでしょうか。

 

一方で、ジュニア時代から圧倒的な人気を誇り、長いジュニア期間でプロとしての完成度も高くて何もかも完璧。アイドルの正解をたたき出した1stシングル「シンデレラガール」でデビューしたKing & Prince。

外側からの印象でしかないのですが、デビュー前からの勢いのまま、今の今も全ジャニオタに一目置かれる存在として駆け抜けてきているかと思います。紫耀くんの天然キャラを筆頭にバラエティなどメディアでも重宝されて、リリース作品でも映画の出演作でも数字の面で大活躍。まさに飛躍続きの2年間。ただ、私はひねくれ者だからかもしれないのですが、このままアクセル全開トップスピードで走り続けるのは至難の業のように感じてしまいます。もちろんドキュメント番組も観て相当の努力があってこその結果だと一目でわかりますが、やはり最初の数年は最高のデビュー、最高のステージ、最高の活躍が約束されて用意されている状態が普通だと思います。その中で最大限の力を発揮して結果を残してきたKing & Prince。今年は新たに2組デビューがあって、「華々しいデビューを飾った最新グループ」の冠を譲るタイミングです。何か一つ確固たるものを示すといいますか…自分たち主導で何か殻を破る地固めのタイミングとも言えるのではないでしょうか。(偉そうにスミマセン)

 

グループの枠を超えてコラボしたやさしさ

そんなデビューからの道のりもこれから成し遂げることも全く異なる2グループが、一緒に何かをする。一見、ちぐはぐなように感じますが、冒頭でも言った通り私はすごくしっくりするものを感じました。

何より、お互いグループが完全体になった時の事を考えながら活動するフェーズというのは共通しています。

 

もちろん、それならなおさらグループの垣根を越えなくても、グループごとに大きなことをすればいいのでは?という声ももちろんすんごくよくわかります。

冠番組ほしいし、ドーム公演も行きたい。Sexy Zoneを例に挙げるとまずはその2つですが、それを叶うのももちろん心から願っています…!

ただ、キンプリもそうだと思いますが、当然それらを今の状態で成し遂げるとなると「寂しさ」が伴うのは必然。だからと言って、何をしないのは2人を「待ち」ということにしてしまう…。それはそれで何もしない理由になってしまうのも心苦しさが伴うものだと思うんです。

そんな寂しさや心苦しさとは別次元で似たような境遇のグループ同士、互いのグループにも還元できる活躍の可能性の探るというのはとっても“やさしさ”を感じないですか?

 

特に、ケンティーと紫耀くんはグループのフロントマンとしてずっと駆け抜けている2人。勝手なイメージですが、どちらも野心をビシバシと感じるキャラでもあるので、それぞれが現状に何かもどかしさを感じているにしろ、そんなことないにしろ、力を発揮する場があればあるだけ輝くタイプだと思うんです。ただ例えばそれをグループで何かするとなると守るべきことも格段に増えると思いますし、調和をとる場面もあると思うんです。とてもグループを大事に考えている2人なので、それが不幸なことだとは一切思いません。そうやって大切なメンバーの事を考えながらグループ内でそれぞれの役割を全うできるのもきっと幸せなことだと思うんです。

でも、このプロジェクト内での2人はビジネスパートナーであり、それぞれが好きなようにグイグイグイグイ発信することができる場になるんだろうなって。むしろこの2人が主軸で進むプロジェクトならそれを求められているはず。グループへの貢献は結果論として考えて、こんな爆発的に盛り立てるプロジェクトには適任な2人なんだろうな、なんてことも思いました。

 

他にも、互いのグループがあとひとつ手に入れたらもっとすごいグループになりそうなことが「飛躍」と「地固め」でまるで真逆でした。真逆のグループに所属する2人が互いの仕事への向き合い方を見ながら吸収して補い合って、相互作用でグループに還元できるのなら素敵じゃないですか?

 

ジャニーズ内選抜?のやさしさ

さらに「KS2020」が、外部の誰かと組まれたプロジェクトではなく、同じジャニーズ内で選抜された2人組と言うのもやさしいな、と思いました。普段だったら「ジャニーズばかりだな~」と少し斜に構える部分でもあるんですけど、こればかりはお花畑満開で「ジャニーズ内で、しかもセクゾとキンプリでよかった」と都合よく。笑

 

何が主導するのか何もわかっていない状況ですが、きっと、この2人を看板に立てるからにはがっつりジャニーズさん関わりますよね?という前提のもとで話すと…お互いのグループの状況や立ち位置を踏まえた上でこの選択をした、と思うと何とも心強いなぁと…!悪いことにはならないだろうな、なんて信頼感がすごいです。

 

我ながら上から何を言うんだと思いますが、風磨くんのハムレットで特に潜在的な部分を見極めたキャスティング力への信頼感バク上がり中で。それを踏まえて本当に当然でかつ失礼な話なのですが、所属タレントとして、また、ひとりの人間として「ちゃんと見て考えているんだな」なんて偉そうに。笑

 

そんな風に自分のところのタレントをどう生かすか、それを考えて考えて生業とする方々が、この2人を選んだ!わぁ~ワクワクします!!!!

 

今思えば、勝利くんと海人くんの『ブラック校則』は前哨戦だったのかな?なんて気もします。結果的に高評価でとても質の高い作品を届けてくれた2人。その質の高さは座長の勝利くんの仕事人的な部分を考えるととてもしっくりきましたし、グループ最年少でアーティスティックな一面を持つ天才肌の海人くんの力も大きくて。演技力には驚くものがありましたし、勝利くんとは違うアプローチで作品の質を高めていたように感じました。それぞれの色が混ざり合っていい化学変化を起こす、と思うと、今グループを飛び出すのって結構楽しいことなんじゃないかな?なんて。そんなことも思いました。本当にそういうことなら、つまりちゃんと2グループでそれぞれのグループの事を考えて動いているってことでもあるのかなぁ。

 

 

とにかく今は詳細を待つのみ!ですが、中島健人平野紫耀が見せてくれる「健人と紫耀2020」、「KS2020」プロジェクト。お互い大切な時期である2020年に、この2人で何かをすること、そしてそれがグループにとってもどのように実を結ぶのか、楽しみたいと思います。そして、それぞれのグループの良い所を発見、再発見する機会にもなればいいなぁ~!なんて、気楽に追いかけていければ思います!

誰かの1歩を後押しするSexy Zoneは「三方よし」の優秀な営業マンだと思う

Sexy Zoneデビュー8周年おめでとうございます!!!

 

5周年のとき、10周年まであっという間なんだろうな…なんて思っていたのですが、案の定「もう8周年…!?」と驚いています。

 

私はまさに5周年の年から応援しているのですが、その3年の間にも色んなことがあったなぁ~としみじみ。もちろんまだ消化できない気持ちだってあるけど、Sexy Zoneはいつだってその思い出のどれも否定しなくていい今を見せてくれているなぁと。

 

きっとすぐにやってくる2年後の10周年も、そしてそのもっと先も、それまでの間にいろんなことがあるんだろうな~!とは思います…!

でも、不思議とこれからも“5人なら大丈夫”と曇りなく言えるな、と。もちろん、まだまだ見たいこともたくさんあって、もどかしさも焦りも感じた3年間だったかもしれないけど、それも、踏ん張った時期があるから今があるって思える未来が来るって確信持てるんです。

 

 

SexyZoneの「誰かの1歩を後押しする力」

 まず、どうしてそんなに曇りなく大丈夫と思えるのか、常日頃感じていたSexy Zoneの「誰かの1歩を後押しする力」についてお話しようと思います。

 

もちろん私もそうですし誰もが何かしらあると思うんですけど、例えばどんなに小さなことでもSexy Zoneをきっかけに「何かを始めよう」とか「今だ!」と思えた経験あると思うんです。

 

以前、Sexy時代のセクシーって何だろう?というアンケート企画をしたときに、多くの方がSexy Zoneに出会ってセクシーに生きられるようになった!と回答してくださいました。

a30gashi.hatenablog.com

 

それは、アイドルとしてSexy Zoneがファンに寄り添ってくれて一生懸命な姿を見せてくれてきた結果だと思うんです。

 

でも、なぜ今「誰かの1歩を後押しする力」を強く思ったのかと言うと、グループ以外の方々との関係性から見えてきたのではないかと…! 特に今年は個々の活動が目立ったからこそ、余計にそう強く思えました。

 

例えばSexy Zoneの5人と関わったことのある方々はきっと自らの意思でアイドルであり1人の人間であるセクシーたちをTwitterやブログ、いろんなメディアで同志として称え合ったり応援してくれています。

そして、その流れは有名な方々だけでなく、裏方の方々や企業の方々からも感じることができます。

 

それはきっと、どんな状況でもどんな関係性でも、真摯に向き合うセクシーたちの人柄あってこそなんだろうな、そしてそんなセクシーたちの気持ちに応えようと「声に出して」くれたり「工夫」して盛り上げようとしてくれたりするじゃないかなぁなんて。

 

お互いきっとそこまでしなくてもビジネスとしては十分なはずなのに、「1歩踏み出した」ことで良い反響が届いたり、また一緒に仕事がしたいと思ってもらえたりする。

 

こんな素敵で気持ちのいい循環を生み出しつつある今があるのに、未来が明るくない訳ないと思いませんか……?

 

アイドルSexy Zoneが仕事仲間と築く関係性のすごさ

 少し寂しい話のようになってしまうけども、芸能界はきっと心からの親切なのか利用されるだけなのかの見極めが特に難しい世界だと思うんです。

他の業界と違って、人間が商品だからこそ、日々変わることも多いし、浮き沈みなんて日常だし。

そんな場所に小さい頃からいるセクシーたちがガードをかためる選択をしたって正しいはずだよな、とふと思って。しかもジャニーズという男性アイドルの頂点にいる事務所にいるのだから余計に。

 

‪でも、共演した方たちやスタッフさんたちからは仕事仲間以上の信頼関係を築けていることが伝わるエピソードばかり。もちろん信じられる人を見極める地頭のよさはあるだろうし、キツかったことはきっとあったと思うけど…どのセクシーも各々の場所で良い雰囲気で過ごしてグループに戻ってくるのが純粋にすごい。

 

あの……若い子が‪仕事相手だろうが惜しまずに歩み寄ってくれるのって…特に大人の皆さんはびっくりしませんか…?

コミュニケーション能力がどうとか言う話ではなく、いいものを作りたい!という熱量でぶつかってくる感じ。

 

そもそも信頼してちゃんと向き合うってリスキーだしエネルギーも使う。さらに利害関係なんかあったらなおさら。笑

日曜劇場の世界まではいかなくても多少は腹の探り合いというか、なれ合いになっちゃいけないというか、どっちが得して損しての話というか……とにかくある一定の距離は保とうとするものなのではないかと思うんです。

決められた範囲を全うしてなんとなく平和に終わればいいかなって。

 

だから、もっとシビアな芸能界で自分の役割さえ期待に応えればあとはシャッター閉じたっていいのでは?? そうやって自分を守るのも得策だと思うんです。

 

でも、Sexy Zoneはいつだって期待以上の結果を残そうと自分たちを磨いているし、いいモノを作るべくチームが同じ方向を見るための関係性を作ることも厭わない。

 

そんなセクシーたちの姿を見たら、「いっちょやってみっか!」って思ってもおかしくないよな…うんうん。と、最近の共演者やスタッフさんたちの言葉や動きにどうしても思ってしまいます。

 

さっき、芸能界は人間が商品と言いましたが、結果として、それが全く嫌らしくないカタチで自分たちを売り込むことに繋がっているのではないかと思います。だからこそ、最近のセクシーのお仕事は適材適所を感じること増えたのではないでしょうか…!

 

Sexy Zoneは「三方よし」の優秀な営業マン

売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」は、日本の一部の有名企業のルーツでもある近江商人の思想として有名ですが、今までの話をまとめるとSexy Zoneにぴったりじゃないですか…?

 

起用してくれた人たちに最大の利益を生み出せるように考えて、それが自分たちの飛躍にも繋げられるように考えていて、いつか自分たちの影響力を生かして声を届けたいと公言しているグループです。

 

人とモノを比べるのもどうかと思いますが、、、

例えば、目先の利益を求めて商品開発して、売り上げ優先で営業したら、トラブル多発&社員も疲弊して一時のブームで終わったり、商品自体が有名だから何もしなくても売れると適当に接客してリピーターが減ったり、すばらしい営業力に惹かれて商品を購入したら全然必要ないものだったり…

そういうことって、どんなに稼ぎのいい企業でも少しでもバランスを崩したら起こりがちなことだと思うんです。

 

でもきっと、大小問わず質の高い商品を取り扱って長く続いている企業は、いい商品への追求は惜しまず、買う人のより良い暮らしを想像しながら営業することで贔屓の客がついて、結果的に業界や世間を豊かにしてきたんだと思います。

 

もちろん、企業だから売れるまで待つなんて呑気なことばかりは言っていられないですし、さきほどネガティブワード並べまくったように腹の探り合いだってあると思います。ですが、頭を使ってアイディアを出して、できる範囲の工夫をして真摯にお客様ファーストを貫いてきたから続いているんだと思うんです。

だから、多少の浮き沈みに惑わされずにデーン!と構えていられる。

 

健人くんはこの「アイディアと工夫」こそ、グループの強みと言っています。

 

身近なところだと、「#KTT」でおなじみのブログ「Ken Tea Time」はまさにそうですし、風磨くんの「刹那ルツブヤキ」も勝利くんの「vic.Story」も聡ちゃんの「SO GOOD DAY」もマリウスくんの「薔薇色の日々」も、どれもその時々のファンの気持ちや楽しみを想像して更新してくれていますよね…!

 

アイドルとファンの関係性だと営業と言うよりは、ブランディングマーケティングに近いのかもしれませんが、音楽の届け方も、ライブの作り方も、雑誌などのインタビューやイベントの発言も、そうやって歩み寄ってきてくれているからきちんとファンが増えているのだと思います。

 

そして、その「三方よし」の姿勢は私たちの見えないところでも繰り広げられていたであろうことが、最近になって「買い手」の企業やメディアや同業者のタレントさんたちを通して目に見えてきました。

 

そもそもSexy Zoneがなんであんなに若いうちからデビューしたのかって、長期的に未来を見据えたグループだったからではないでしょうか…?

 

もちろん紅白歌合戦のように、「やる気があるから使いたい!」「いい子たちだから使いたい!」だけでは通用しないシビアな世界ということはセクシーたちが一番わかっているだろうし、そういう自覚を持つためにも積み重ねてきた8年間。それがあったからこそ商品力と営業力どちらも兼ね備えたグループになりつつある、はず!

 

そしてセクシー全員が大人として対等に扱われるようになる年齢でこの力が発揮できるのは凄く強いのでは…?

(普通に学校卒業して就職した社会人で考えたら本当にすごい)

 

今のSexy Zoneなら、期待に応えたいと一歩踏み出すと「誰かの1歩を後押し」になって、それでいい関係性が築けて、「三方よし」になっていく。

 

ああなんて視界良好でグレイト&ブライトなフライトなんだろう…!

きっと、このまま今まで通り色んな方面でいい関係性を作っていったら、いつの間にか何かのタイミングでザ・ベストなフライトになっているのではないかな、と呑気に思っています。

 

8周年も、真摯にアイドルを貫くSexy Zoneがますます運命上昇していきますように。

 

あらためてSexy Zoneデビュー8周年おめでとう〜!!

Sexy Zone『PAGES』の“エモ”はきっと数年後に開けるタイムカプセルになる

間に合わなかった~!1日遅れですが…
Sexy Zone結成8周年、9年目突入おめでとうございます!!!!

最後の公演だった横浜アリーナからいつの間にか時が経ち、オーラスの和歌山公演からも気づけば4ヶ月過ぎました。そして8月にはBlu-ray&DVDが発売!!!さらに10月には新曲も…!


【Sexy Zone】「Honey Honey」30秒SPOT映像

 

個人的にはTLを眺めたりレギュラー番組を観たりして追いつつも、オーラスの時期に生活が変わるタイミングだったりしてセクシー関連はやや静かに過ごしていた4ヶ月。そんな中でも途中で待ちに待ったSexy冠や風磨くんのハムレット、勝利くんのブラック校則の始動なんかもあり、着実に進んでいる姿を見せてくれて楽しく過ごしていました。

とは言いつつ正直、本業だと思っていた(?)オタクが二の次になる時もあったりして、なんだかいろいろと自分自身のことを考える時期でもありました。でもきっと今年のツアーを体感した今、そのコンセプトを思うと充実していたということでもあるんだろうなって。決してSexy Zoneの事を考えなかったわけではなく、ライブで4人から伝わってきたことをベースに日々生活できていたので、それってとっても幸せだな、と。

 
Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGES』

【メーカー特典あり】Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGES(通常盤Blu-ray)(オリジナルクリアファイル(A4サイズ)付き)


SexyZone LIVE TOUR 2019 PAGES SPOT映像

 

ただひたすらに楽しくて楽しくて、たとえ4人が多くを語らなくとも寂しさも包み込んでくれるようなものでした。そして、人生の1ページ1ページを曲に例えたアルバムから出来上がったツアーは、まさにどんな気持ちや状況にも寄り添ってくれるようなやさしいツアー。

人生を考えるなんて大げさな話かもしれないけど、ツアーが終わった後もSexy Zoneの曲を聴けば少しでも自分自身と向き合う瞬間が生まれるようになった気がします。コンサートやライブで楽しさの余韻に浸ることはもちろん今までもありましたが、終わった後に意識改革をしてくれると言いますか、人生の底上げをしてくれるのはやっぱりSexy Zoneの魅力の1つだなって。

そんなPAGESは、楽しいツアーにしようって思って全力で楽しませてくれたSexy Zone にとっても、その気持ちを受け取ったファンにとっても、きっと何年か経ってページをめくったときにこそ感情が昇華されるような気がして。

かなり時間が経ってしまったけど、PAGESツアーはタイムカプセルのように後になって思い出したときにもっともっと重みが増してくんだろうな、なんて…ぼんやり考えていたことをパンフレットで4人がそれぞれ語っていたことを踏まえてブログに残しておこうと思います。

 

 

◆勝利くん

「今回のライブは、アイドル全開で臨みたい」「ザ・アイドル!」「何年後かにこのライブを思い出したときに『ほんとに楽しかった!』って言わせたい」「メンバーそれぞれが道を極めた時にきっと、僕らはもっと大きなステージに立てるんだろうなって思います」

初日、公演前にパンフレットを読んで何でこんなに信頼できるんだろう…!?と泣きそうになったのが懐かしいです。

「アイドル」っていろんな解釈があると思うけど、Sexy Zoneはアイドルである自分たちを肯定して誇りをもって高めていく姿を見せてくれます。その結果、(もちろん、アイドルはファンを楽しませてくれるのが前提だと思うし、そこに対価を払いたいって思うから成り立っているのですが)自己満足にはならずファンを楽しませてくれるし、ファン自身の自分を高めていくきっかけをくれているな、と。それだけアイドルという存在を大切にしているのが何よりも嬉しいし、応援している意味を理解してくれているような気持ちでした。

そして、「何年後かにこのライブを思い出したときに『ほんとに楽しかった!』って言わせたい」「メンバーそれぞれが道を極めた時にきっと、僕らはもっと大きなステージに立てるんだろうなって思います」という言葉には、きっとお互いにいろんな思いを持ってライブを迎えることは百も承知で、数年後には明るい気持ちで振り返れることを願い信じる勝利くんが浮かびました。そのためにもあれだけ楽しいライブに全力で取り組んでくれて、その後の決意を言葉にしてくれたんだなって思うと、勝利くんのやさしさがひしひしと感じられました。

メイキングでオーラス和歌山の終演後にギターで弾き語っていたあのフレーズ、照れて笑って終わっちゃったけど、あそこに全てが詰まっているような気がします。

 

◆健人くん

Sexy Zoneって、その時々の自分たちの気分や感情を楽しんでもらうグループ」「めくればめくるほど違う感情のページが出てくるエモーショナルな作品」「グループにおけるモットーは“全体ファースト”」「グループの特性を見極めて、そこを伸ばす。それは何かって言うと、アイデアと工夫だと思っている」

純粋に、たしかにー!!って思いました。笑
Sexy Zoneがどんな気持ちで目の前のお仕事に一生懸命に取り組んでいるのか、その奥行きがあるからパフォーマンスがさらに楽しめるんだなってストンと落ちました。そんな自覚のあるSexy Zoneが感情のページをテーマにエモーショナルな作品を作る…こんなに自己分析が一致してるグループを応援できて幸せです…。

そして、昨年からグループへの想いを話してくれる機会が増えた健人くん。勝利くんもメンバーそれぞれが道を極めた先にグループの夢が叶うことを願っていますが、グループのエースとして駆け抜けてきて、独自の世界観も持つ健人くんも同様にひとりよがりにならずグループファーストであることを改めて語っているのが嬉しかったです。さらに、そんな一番に考えているグループの特性として挙げているのが「アイデア」と「工夫」。自分たちが頭を使えばいいんだ、頭を使えばできるんだと思っているの、なんて心強いんだろう。頭を使うってエネルギーも時間もとってもいることだと思うけど、そこで生まれたアイデアはズレていないし、最大限を引き出す工夫ができる頭の良さもあるって自信を持っているのは今年のツアーが何よりも証明してくれたような気がします。

 

◆マリウスくん

「感情に正直になれたら自分のページも深く理解できる」「ここでそういうページを作れたら、日常生活に戻っても『逃げるんじゃなくて直面して頑張ろう』って思えるかもしれない」「Sexy Zoneも今、そういうステージにいると思う」

なんでこんなにこのグループの最年少は強いのでしょうか……!多くを語らない4人だったけど、ファンが寂しいって思う以上にSexy Zoneが一番5人でステージに立ちたい気持ちがあるんだろうなって溢れ出ている場面があった気がしたし、そんな人間らしい一面を否定する気持ちは全くなく「そうだよね!そうだよね…!!」だったんですけど、、、、そんな中でも、パンフレットで語っていた通りにマリちゃんの気持ちの強さがひしひしと感じられたツアーだったなぁと。

変に張りつめているわけでも空回りするわけでもなく、自分の立ち位置や気持ちを整理して徹しているだけだよ?っていうサラッと地に足のついた感じがすごかった。パフォーマンスにもムラがないし、MCもガツガツと面白いし、メイキングでも楽しませてくれたし…。つまりマリちゃんは誰よりもやるべきことをやった未来の明るさが見えているような気がしました。

自分の感情と向き合える場を作る。それがツアー後の生活にもいい影響を与えてくれる。それはSexy Zoneも一緒。マリちゃんってとっても高いところに意識があってアイドルとしてスペシャルな存在感を放っているし、実現していくことが人並みできることばかりじゃないけど、壁の無さというか誰とでも同じ視点で物事を考えられる自然な姿勢が頼もしくて。最年少のオイシイところは残してほしいけど笑、いよいよ年上のメンバーたちとも対等になってきて、これからののびしろが末恐ろしいなと改めて思いました。

 

◆風磨くん

「目指したのは“エモいアルバム”と“エモいライブ”」「楽しませるのは大前提で、寂しさを感じさせないくらいのパフォーマンスができたらいいな」「みんなの一体感が俺らの寂しさも埋めてくれると思う」

まさに冒頭で話した通り…!エモいって若者言葉?と言うか、最近ではちょっと擦られすぎてて逆にバチっとハマるときしか使うのが難しい言葉になっているような気がしていたのですが…こんなにバチっとハマることあるんだ?と言うのがアルバムからライブまでの感想でした。笑

もちろん、風磨くんがエモいっていうんだから間違いないだろうとは思っていましたが、風磨くんの得意分野であるエモと、他のメンバーのそれぞれの想いが最大限にプラス効果となったんだから、このエモを茶化すなんて絶対にできないです。マリちゃんが言うように、だって本当にエモーショナルな部分にグッと入ってきて自分と向き合うきっかけになるような作品だったから。

そして、横アリのラストで風磨くんから「寂しさを感じないのも寂しい」なんて言葉も。今まさに頑張っている4人を前にそう思ったり言ったりしたらだめなんじゃないか?なんて気持ちが誰しもあったと思うんです。でもそれを自分たち発信でしっかりと拾い上げてくれました。そもそも、パンプレットでも自分たちが持つ寂しさについても言及していたのですが、誰もが迷うことを率先して言ったり、あえて言及してオープンにすることで気持ちを軽くしたりする向き合い方が、何とも風磨くんらしいなぁと、今思い出してもじんわりきます。たとえ矢面に立ってもほかのメンバーがやらない部分をフォローして、取り残されちゃうファンの手も取って連れていく風磨くんのやさしさを強く感じました。

そんな風磨くんが嫌われてもいいやと思って胸を張って「これでいきます」とプレゼンしたツアーは、多くの選択肢の中から「喜怒哀楽」を全部ドストレートに表現しながらも、楽しさを前面に出してハッピーな一体感を作ってくれました。同情をかわない、変に感傷的にならない、そこからは私たちにも、4人にも、きっとどこかで観ていたかもしれないし、いつか観てくれるかもしれない聡ちゃんにも、全方位にやさしいツアーだったんだろうなって私は思います。

 

 

たしかに完全体ではなかったかもしれないけれど、寂しさだって拭いきれなかったかもしれないけれど…。イノセントデイズそのものだけど、こんなに一つ一つに向き合って作ってくれて、語ってくれた言葉に何一つ嘘のない今年のツアーを数年後に振り返ったときに、単純に足りない思い出であったり、寂しい思い出であったりなんてことはないだろうな、って確信できました。

きっと今は自分が最大限に楽しめるように取捨選択しながら応援する時期なんだと思います。でも、未来を見据えて前に進んでいるSexy Zoneがいれば、いつかの未来ではコンセプト通りの様々な感情も全部ひっくるめて「懐かしいね」って思えるんだろうなって。

だからこそ、タイムカプセルをおっかなびっくり開けるのを楽しみに今を応援するのも醍醐味なんじゃないかなって、思えたPEGESでした。

それもこれもこれから次第。勝利くんが話すように各々がグループを考えて極めているんだろうなって伝わるからだと思います。表に出ているときはもちろんですが、姿が見えない時でも何かしらインプットをしているんだろうなって信じられる。そしてこの先にどんな状況や決断があってもSexy Zoneなら大丈夫って思えます。

いろいろあった8年目の7周年イヤーを経て、9年目の8周年イヤーで見せてくれるSexy Zoneらしい姿、楽しみにしています!!!!

ジャニオタによるジャニオタのためのWEBメディア入門編

月刊ソングス6月号を読みました。

月刊ソングス 2018年 06 月号

月刊ソングス 2018年 06 月号

 


そこで、今年の夏にメインパーソナリティーを務める日本テレビさんの『24時間テレビ 愛は地球を救う』に向けて「自分の気持ちを正確に伝えるトレーニングをしている」と話していたSexy Zone

インタビュー中、新曲「イノセントデイズ」の
デモを聴いたタイミングについて…

マリウス「違うよ! みんなで聴いたあと~(中略)~、っていう意味だから」
勝利「“~っていう意味”とか、後から言われてもわからないよ」

 

新曲「イノセントデイズ」についても…

松島「『ぎゅっと』もそうだったけど、それとはまた違った感じ」
菊池「“そうだったけど、それとは違う”ってどういうこと?」

 

いいよいいよ!!その心意気!!!

※新曲「イノセントデイズ」 はこちら!

【早期購入特典あり】イノセントデイズ 通常盤(CD Only)(オリジナルクリアファイル(A4サイズ) 付き)【早期購入特典あり】イノセントデイズ 初回限定盤A(CD+DVD)(スペシャルフォト(L版サイズ) 付き)【早期購入特典あり】イノセントデイズ 初回限定盤B(CD+DVD)(オリジナル特典ポスター(B3サイズ) 付き)


24時間テレビが決まって、これからジャニーズの先輩方のように、発信する機会が増えて、ひとりひとりの発言力や影響力も強くなっていく。

だからこそ、自分たちの発言に誤解や余計な幅が生まれないように自覚を持って言葉にしていく覚悟なんだろうなぁ。今は24時間テレビに向けてではあっても、これから大海原を進み頂上を目指していくには絶対に必要ですよ!!!

職場では隠れジャニオタなので身バレしないと信じて!!雑誌経由、WEBメディア業界の片隅(※会えません、情報きません、匂いません)で働く私が、Sexy Zoneが伝えていく、届けていく場所のひとつであるWEBメディアを中心にほんの少しの素人知識とたっぷりの主観で「届ける」「伝わる」お話をしてみようと思います。

初歩的な話ばかりで需要があるかわかりませんし、ジャニオタのための、とは言いつつ箱推ししているSexyZoneしか例には出てきませんが……アイドルを応援していく上で効果的な応援の仕方や、自坦や推しが人気の理由の解明(?)にも繋がるかと思います。気にしてみるのは損ではないと思いますので、よかったらお付き合いください^^

 

メディアとジャニーズ

最近、ジャニーズさんがWEBで写真をじわじわ解禁し始めて、ジャケット写真やオフィシャルの宣伝写真はもちろん、イベントや会見の写真なんかも普通にWEBで見られるようになってきました。さらにはMVや特典映像のダイジェストがYouTubeGYAOなどの動画サイトで見られる時代に…!!!!!!!!

そもそもなんですけども、今までジャニーズが紙媒体OK、WEB媒体NGだったのって、単なる時代遅れなだけではなくて、自分のところのタレントをしっかりと管理しているという話なんだと思うんです。こんなにちゃんと自分たちのタレントの肖像権を管理できているプロダクションって他にないのではないでしょうか…。

そして、よくメディアはジャニーズに忖度していると言われがちですが、忖度もなにもそれが当然となるだけ徹底しているんですよね。

例えば顔写真解禁前の時代に、宣伝担当者が間違えてジャニーズタレントが写った写真を宣材用の画像データに混ぜて、いろんなメディアに配布してしまったとします。

その顔が写った写真を見たWEBニュース担当者は「ジャニーズの写真使えるんだ!ラッキー!」とはきっとなりません。「何かの間違いなんだろう」そう思って自発的に"掲載しない"選択をしたはず。それが忖度と言われてしまえばそれまでですが…!

そんな徹底した管理ができるのも、それでもジャニーズに頼りたいメディアの状況があってこそ。だって普通だったら「そんな面倒で手間なこと言うなら出さなくていいや」となるものですから。

でも、ジャニーズのファンは熱心だし、縦のつながりも強くて母数が多い。だからWEBに限らずどのメディアでも一定数の“数”が見込めます。その"数"はちょっとめんどくさくても一度手にすると手放したくないくらいのもの。そこまでその"数"が信頼されているのって純粋にすごいことだと思います。どこのプロダクションだって真似したいに決まっているのに真似できていないんですから。

では、まず初めにその“数”について。

基本的にはどのメディアも「届いたこと」の証明になる値です。

 

まずは…

紙媒体(新聞や雑誌など)の“数”

こちらは純粋に購入数になります。ざっくり言うとその数で広告を出してくれる企業や、載りたい!というタレントが集まるようになります。

ジャニーズファンのみなさんは基本的に、載っていれば買うスタンス。なので、出版業界ではジャニーズが載れば売れるといった認識は大いにあるはず。さらに一面や表紙ともなればバカ売れ!といった印象をそれぞれ持っているのではないでしょうか。ananが売ってない!!とかよく聞きますよね。この無料でなんでも手に入る時代に、自分たちがこだわって作った新聞や雑誌をわざわざお金を払って手元に置いておいてくれる。そんな存在って絶対的に貴重だしありがたい!!

そして、ファンが出したお金は、その掲載された新聞や雑誌の販売数に反映されます。その実績で次の数が見込めるからまたジャニーズを取り上げたい!となるわけです。このループ、新聞や雑誌が買うから、自坦(推し)がまた新聞や雑誌に出る!!!わかりやすい!!!!

で、そのループが続いていたのも、今までWEB掲載してこなかったからこそだと思っています。

ジャニショの写真もそうですけど、特に雑誌とかはファンの心が「かっこいい!」「かわいい!」「きれい!」と動くからこそお財布からお金を出しますし、直接そのお金が出版社に届きます。このファンと出版社と事務所のトライアングルが確立されているのが肝。このトライアングルは全て事務所の目の届くところで繰り広げられていて、出版社との関係性が確立されている訳です。これが自担の顔が守られているということなんだと理解しています。

では、WEB掲載が解禁されてどうなったかと言うと、今のところWEBで見ることができるのは自社会員サイトの写真か、宣伝用のオフィシャル写真やイベントや会見の報道的な写真であって、撮り下ろし写真やライブレポートのようなものはありません。あくまで宣伝や告知のためにWEBを活用するのであって、自担の顔が見たい場合は雑誌を買う。その意義は残した形の解禁となっています。もちろん、せっかくかっこいいんだからいろんな人が見れるようにしてほしいとも思いますし、これからの時代の流れも変わるかもしれません。ですが、この現在の解禁範囲は今の最善ではないでしょうか!?

なので、今までは宣伝効果としてWEBをOKするよりNGにしたほうが自社のタレントにも取引先にもメリットがあるという判断だっただけであって、時代が変わってその天秤の傾きが変わっただけ。私はそう理解しています。

続いて、

テレビの“数”

これは視聴率の数字です。新聞や雑誌と違ってなぜ地上波のテレビが無料で見れるかと言うと、テレビ局にお金を払っているスポンサーの存在があるからです。一概には言えませんが、視聴率が高ければスポンサーは高いお金を払う価値があるし、視聴率が低ければスポンサーはお金を払っても効果が薄かったと判断するでしょう。

ここで言うスポンサーはCMを作った企業。CMを挟む番組の視聴率が高ければ多くの人に自分のところの商品が知られるので、そのCMを放送した意味が生まれます。そして次もお金払いたくなる。そうやってスポンサーが出したお金は、番組を作るお金になっています。だからこそ、テレビ局は質の高い番組を維持していくために視聴率が取れる企画とタレントが必要です。

そこで、重宝されるのがジャニーズのみなさん! 縦の繋がりが強いジャニーズは、担当(推し)の先輩や後輩のジャニーズの人たちが出演しているとチャンネルはそのままで見ていることもあるのではないでしょうかッ? そのように、出演しているタレント以上にジャニーズファンとしての数が見込める安定感!!!

ただ…最近はリアルタイムで見なくても録画すればいいし、公式のネット配信でも見れますよね。便利~!! なのでテレビの視聴率だけでは実際にどれくらい番組が見られているのか測れなくなってきています。なので、テレビ局も録画視聴率やネット配信の再生数なんかは参考にしていることでしょう! その数を増やしていくのも一つの応援にも繋がるワケです。

ところが、録画ではCMは飛ばされてしまうのでスポンサーとしてはそれでCMを見てくれたと判断できません。現在、そのスポンサーとの関係性が、番組の質と視聴率のかい離として問題点とされています。ですが、そうは言っても視聴者のライフスタイルの変化に合わせてこれからいろいろと判断基準は変わっていくのでしょう…!!

WEBメディアの“数”と、お金を稼ぐ仕組み

では、ここからが本題! 速報性が売りのWEBメディア(ニュースサイトなど)はどうやって成り立っているのでしょうか! 無料で閲覧できる理由はテレビと同様に広告です。

この無料で使えるブログにも画像リンクの広告(バナー広告と呼んだりします)が表示されているかと思いますが、まさにそれ! WEBメディアはその広告置き場の出店料をもらっているイメージです。

そこまではテレビとあまり変わらないのですが…例えばテレビ局が何でも揃うホームセンターだと考えると(?)、たくさん人が集まるコーナー(高視聴率番組)に自分の商品(CMを放送)を置いてもらう場合は高い出品料がかかって、人の通りが少ないコーナー(低視聴率番組)に出品する場合は安い出品料という仕組み。それで思ったよりも人が来れば自分の商品を知ってもらう機会も、買ってもらう機会も増えてラッキー!

一方、WEBメディアがホームセンターだとすると、商品(広告)のジャンルやターゲットに合うコーナー(WEBページ)のスペースを格安の基本料金で貸して、実際に何人のお客さんがそのコーナーに集まったか、実際に何個の商品を買ったか(広告リンクのクリック)の数次第で最終的な出品料が決まる従量課金制です。

つまり、WEBメディアは人がWEBページに集まれば集まるだけ追加料金でガンガン稼げるわけです。そのどれくらいの数のお客さんがそのコーナーに集まったかという数が記事を見た数=PV(ページビュー)数として重要になります。(1PVで0.〇〇円の世界)

ちなみにYahoo!ニュースのような大型ポータルサイトは、数々の専門店が出店するショッピングモールのようなもの(??)。日々様々な商品(ニュース)が大量に展開されているショッピングモール。その中でトレンド感(速報性)や質の高いイチオシの商品は、ショッピングモールの買い物ソムリエ(Y!ニュース・トピックス編集部)によって選ばれ、メインエントランス入ってすぐのショーウィンドウ(Yahoo!トップページ)に並べてくれます。そこはショッピングモールで一番お客さんが集まる場所なので、買い物ソムリエさんに選ばれてショーウィンドウに並ぶことは各店舗(ニュース記事の配信元)の目指す場所でもあります。そして、目玉となる商品を展開して集客を手伝ってくれた店舗には集客で得た利益を還元してくれる仕組みです。

だから、WEBメディアを運営するためのお金を得るため、ニュースやレポ、インタビューの記事を誰よりも早く、タイミング良く、そして魅力的に仕上げ、たくさんの人に見てもらおうとWEBメディアは日々奮闘しているのです。

ところが…中には魅力的とも言えない記事がたくさんあるのも事実。
テレビの場合は、番組の質が悪ければそもそも視聴者は見ないし、質が悪くて視聴率が取れない番組でCMを流そうと思いません。必然的に質の悪い番組はお金が集まらずに淘汰されていきます。

でも、WEBメディアは記事の質に関係なくPVが稼げればそれで金になる仕組み。あえて炎上するような記事もしかり、見出しにつられて記事のリンクをクリックしたらしょーもない記事だった。という経験、誰でもありますよね??? それでもその記事は1PV稼げたことになってしまう現実…。

例えば、たまたま見かけた「Sexy Zoneが内部分裂!? 中島派と菊池派で冷戦状態!」(※例)という笑えない見出しを見かけたとします。「はぁぁぁ??」と半信半疑でクリック。記事を読むと実に何の根拠もない理由のこじつけで、結論も無ければ中身が何もない。いや、仲良しじゃん!?どう見たって仲良しじゃん!?みたいな怒りがふつふつと込み上げてきます。いてもたってもいられず、Twitterで「ちょっとこんな記事出てるんだけど!? Sexy Zoneは仲良しなのでお構いなく!!」とリンクを貼って投稿します。

すると「なにこれ!?」「意味わからない!!」「笑えるww」とフォロワーさんが続々と拡散してくれて、その記事を出したメディアはバッシングを受けて大ダメージ!!!

…となればいいのですが、残念ながら実際には悪意のある記事でたくさんPVが稼げてウハウハしていることでしょう…。そういう記事は無視するのが一番なんです。そのように記事を読んだ受け手の気持ちとは裏腹な状況になっていることがあるのは、WEBメディアの悪いところでもあります。

このようにWEBの場合、ポジティブでもネガティブでも思いもよらないところで拡散されて突然バズることもしばしばあるのですが…やっぱり予測のできない「当たり」を頼っているわけにはいかないので、元々ファンの多いジャニーズのみなさんを取り上げたいと、重宝されるのも頷けます。

逆に考えれば、ジャニーズだろうと何だろうと好きなアイドルをこの信頼できるサイトでたくさん取り上げてほしい!と思ったら、自坦の素敵な記事を手間かけて公開してくれた本家本元のWEBサイトの記事ページにアクセスして読むのが一番です。SNSで度々見かけるスクショの拡散が意味ないのは単純に「その記事の手間がWEBサイトの儲けに還元されない」からです。だから、元のサイトのリンクを貼る、それを拡散する、そのリンクをクリックする。その1クリックが1PVとなり、「私の好きなアイドルの記事を読みましたよ」と言った意思表示(反響)になります。反響が多いタレントは次もPVが見込めるのでまた取り上げたくなるわけです。なので、一番喜ばれるのは公式アカウントがリンクを貼ったツイートからアクセス。それをRTで拡散!そしていいね!です。その反響も重要な“数”となります。ちょっと手間でも公式のアカウントを探してみてください!

また、YouTubeGyaoなど無料の動画サイトも同じような再生数で広告料が入る仕組みです。こちらも、公式のリンクを貼りましょう!と言われているのは、反響を正しく伝えるため。解禁前、発売前の情報流出も、速報性が重要なWEBの世界で日時を守ったメディアや公式が得られるはずだった数を奪ってしまいます。自分の好きなアイドルには何のメリットもありません。スクショや転載、フライング情報で満たされるのはあなたの承認欲求だけです!!!!!!!

…ちょっと話が逸れましたが。笑

公式が宣伝の場として信頼しているWEBメディアがどのように無料で私たちファンに情報を伝えているのか少しは伝わりましたでしょうか…?(ドキドキ)

 

WEBメディアを最大限に生かして届ける、伝えるために

では、ここでやっとSexy Zoneが生放送の24時間テレビに向けて「自分の気持ちを正確に伝えるトレーニングをしている」意味がWEBメディアでどう生きてくるのかと言うお話です!

もちろん、24時間テレビは生放送ですから、ひとつひとつの発言に誤解が無いようにするのは当然。真意と違う炎上が起きないようにするのも大前提の心掛け!大事! でも24時間テレビが終わった後も、この心掛けは新聞・雑誌はもちろんWEBメディアでも大いに役立つ…!!

前述のようにWEBメディアは日々、テレビ・イベント・会見・コンサートのニュース記事、インタビュー記事やコラム記事で、多くの人に見てもらえるよう心掛けています。

そこで、何よりも「思わずリンクをクリックしたくなる見出し」が肝になります。当然、新聞や雑誌も見出しが肝だと思うのですが、WEBメディアにとっては内容がしょーもない記事でも見出しさえ良ければPVが稼げてしまうほど重要になってきます。

ただ、そのように見出しだけで内容はしょーもない記事でも世に出せるか、見出しだけでなく内容もしっかりしているものしか出さないかは、そのWEBメディアの方針次第ですが…笑 見出しになる言動をしてくれるタレントが重宝されるのは事実。

ここで、重宝と言うのが「爆弾発言や炎上発言、問題のある言動で一時的に消費されてしまうタレント」と「真意が伝わる、または真意を匂わせてくれる一言でビシッと決まるタレント」に分かれます。前者は言わずもがな「そんな形で有名にならないでくれ…!」という話ですが、後者のビシッと決まった見出しでたくさんの人に届いて伝わるならばうれしい限りですよね!!

もちろん、WEB記事を担当する記者や編集者は誤解が無いように正しく伝えることも、世間が知りたい本当の気持ちや核心を突いた話、個性がわかるエピソード、キラーワードを引き出すこともお仕事。(さらに誤解されないように話した内容をチェックするのは事務所・プロダクションのお仕事でタレントマネージメントの手腕でもあります)

でも、WEBメディアの人も人間ですから、“正確”、“世間の知りたいことがわかっている”、“核心を突く”、“個性がわかるエピソード”、“キラーワード”を自ら進んで言ってくれる「見出しが作りやすいタレントさん」と仕事したいじゃないですか…! そういう意味で記者や編集者は「この人の発言ならば間違いない。魅力的な記事ができる」と思ってワクワクするはず。

やはり人気があるタレントさんは、どんな記事を読んでも求められていることがわかっていて受け答えしているのがよくわかりませんか??? ジャニーズの先輩たちは当然のように身についている心掛けだと思いますし「そう、それが聞きたかった~!」という情報がたくさん。だからこそ、そのようなタレントさんは必然的に素敵な見出しがつくのでマスコミ業界の人にも世間一般にも広く知られることになり更に人気になる。そうして増えた届ける機会、伝える機会を存分に生かすことができる。WEBメディアにもその好循環があるんだと思うんです。また、タレントさんからの「記者や編集者の人たちも仕事。だから手間の無いように」という気遣い、サービス精神でもありますよね。

その心意気を、Sexy Zoneから感じられる瞬間は今までもありました。気遣いと言う点では関係者の方の好感度の高さはよく共演者やスタッフの方々からのエピソードで出てきますよね。

そして、見出しにしやすい受け答えと言う点では、健人くんはとにかく印象的。主演作も多くこなしていますし、グループとソロを足すと雑誌やWEBのインタビューの掲載数はSexy Zone内できっとナンバー1。なので、実感としても強いでしょう。出れば誰もが気になっていた王子様の素顔のような話をしてくれて、裏切らないキラーワードも連発。度々ファンの間で「見出し職人」「見出し泥棒」と呼ばれている(?)のも頷けます。 これは当然健人くんのサービス精神からくるものではあるかと思いますが、彼はたしか大学でメディアも学んでいたはず…!(そんなお話ありましたよね…?) 若いころから身を置いている芸能界で、実感を持ちながら新旧のメディアの仕組みを学んできたのではないかな?と勝手に思っています。計算と言うと誤解があるかもしれませんが、相当、気を遣って話してくれている気がします…!

風磨くんも、通っていた大学でそのようにメディアの仕組みを学べる講義が受講できるはずなので得ているのかな?という感じもしますし、地頭の良さやバランス感覚もあると思います。そして、トークの上手なジャニーズ先輩方の影響も感じますよね!! それは何といっても、風磨くんはどこまでがNGでどこまでがOKかの線引きが上手。聞いてみたいけど話してくれるかわからないようなスレスレの情報を提供してくれるのが風磨くんです。たまーに、ひやひやすることもありますが。笑 前述の消費されてしまうような爆弾発言にはなることなく、話題性が見込める世間の知りたいことや、核心を突く情報を絶妙な言葉選びで提供してくれる。これもしっかりとメディアの仕組みに理解があるからではないでしょうか…!

そして、勝利くん。勝利くんは何と言っても「誤解や受け取る幅を作らない正確な言葉の選択」だと思います。ソロのレギュラーラジオや雑誌のインタビューでも誠実に言葉を選んで話してくれているのが伝わりますよね。メンバーとの掛け合いでも他のメンバーの言葉を冷静に受け止めて何かあれば訂正や補足している姿もよく見ます。それは「言葉の違和感に気付くことができる」感覚が備わっているんだと思うんです。取材する側からしたらやりやすいに決まっている…!

そして、聡くんとマリウスくん。
「正確に伝える」と言う点では、あと一歩なのかな~?? とは思います。でも、だからこそ5人で「トレーニング」をしているわけですし、らじらー生放送の出演率から考えても2人の強化こそがSexyZoneの底上げ…と言うより飛躍なんだと思うんです。

聡ちゃんはミラクルレベルで知らない言葉こそ多いかもしれませんが…笑、自分たちや先輩たちのコンサートの感想や分析でもわかるように、自分の知っている言葉を正しく使えれば実に核心を突くことを言っていると思うんです。そして、何よりもニーズをつかむ勘の良さとリサーチ力はピカイチ。「正確に伝える」を身に着けたらケンティーに次ぐ「見出し職人」の最強アイドルになれる気がしませんか???

マリちゃんはなんと言ったって日本語は第2言語?第3言語?なわけですよ。日本に来て7年ほどであれだけメンバーとの会話はもちろん、ひとりでのバラエティ番組でも臆せずに自分の気持ちや強い意志をハッキリと伝えられる。これからいろんな事を吸収して「正確に伝える」を手に入れた時、どんな言葉や個性が伝わるエピソードを届けてくれるんだろうという期待しかないです!!

さらに聡マリちゃんは「素直な気持ち」をとっても素直に伝えられる2人。「心からの言葉」って誰もが知りたいし何より伝わることなので、変わらずに素直でいて欲しい~!!

24時間テレビ』きっかけではありますが、そんな5人がWEBでの写真解禁や、動画配信を始めたタイミングで改めて「自分の気持ちを正確に伝えるトレーニングをしている」。テレビや新聞、雑誌はもちろん、WEBメディア含め全方位に向けたSexy時代に焦点を合わせていますよね??? もともと心得ていた感じのあるメンバーが主導して一丸となってみんなで高めていこうとしているこの尊さ伝わりますでしょうか…!!!!

24時間テレビまであと3ヶ月。そして届ける、伝えるの選択肢が広がっていく時代の移り変わりの中で、Sexy Zoneの5人が同じ方向を向いて「伝えたい」「届けたい」と決意を固めている事実が頼もしい。もうこれは何の心配もなく5人についていくしかない!! 

と言うわけで、ジャニーズとメディアの関係性や、WEBメディアの仕組み、タレントがどうやってWEBメディアと仲良くなれるのかを、上澄み部分だけではありますが長々とまとめてみました!!

Sexy Zoneはもちろん、すでに活躍しているジャニーズの先輩方、そしてこれからも切磋琢磨していくSexy Zoneと同世代のジャニーズのグループ。そしてそして、ジャニーズにかかわらずアイドルやアーティストを応援する上で少しでも新しい視点になると嬉しいです!!!!最後までありがとうございました!! STY!!!
(本当にほとんど独学&素人知識ですし主観がたっぷりなので全体的に大目に見ていただけると…!そして本業の方からのご指摘大歓迎です…!!)

ちなみにこのブログでは私はお金を稼げないですが、スクショではなくリンクで拡散や感想を残してくださると純粋に喜びます…!!!!(?)

‪‬‪正統派アイドルSexy Zoneは全力でアイドルを表現するアーティストだった

Sexy Zoneの全国ツアー『SEXY ZONE repainting Tour 2018』‬お疲れ様でした~!!!
いやあ~楽しかった〜〜〜!!!本当にめっちゃ楽しかった‪、、、
終わってからずっと楽しかったままだし、思い出せば楽しい気持ちが蘇って、自給自足楽しい状態。

実際はオーラス終わって幸せな気分で眠ったら夜中に突然の胃痛と発熱でうなされて(食あたり)病院行ったり仕事休んだり仕事から帰って即寝たりしていてあっという間に1週間近くが過ぎたという後日談があるんですけど、それが治ったらやっぱり幸せで楽しかった思い出しかないです!!!!

昨年のSTAGEツアーでは心からの薔薇とハート(?)をひたすらにステージの上から客席に送ってくれて、

a30gashi.hatenablog.com

その5人の気持ちで5年間を箱につめてキレイに包むことができたんだと思っていて。そのキレイに包んだ思い出たちを抱えながら前を向いて歩いていけるように過去を清算してくれたんだと。

でも今年のrepaintingツアーはセクシーたちもラバーズたちも、もともとみんな前を見ていたし、むしろ上を見てみんなでSexy時代を創ろう、1番になろう、頂上目指そうって雰囲気だったと思うんです。

そんな空気の中で始まって、楽しくて楽しくて、ひたすら楽しいまま終わって、自然と「仕事しよ」って思えて(休んだけど)。不安を感じたりとかもなく楽しいまま気付いたらSEXYリフターZで高いところに連れていってくれていた感覚でした。

実際にSEXYリフターZでラバーズたちが持ち上げられていたらイナバ物置みたいになってしまいますけど、これって風磨くんが嵐兄さんたちを「上から手を引っ張るのではなく、下からぐわっと押し上げてくれる感じ(ニュアンス)」と表現していた感覚に近いのではないでしょうか、、、?

何だか、確信してしまいました。「あ、これは近い将来、頂上に行くだろうな」「Sexy時代、創るだろうな」って。誰やねん。って感じですし、薄々気付いていたし確信だってしていたんですけど、やっぱり確信しました。

repaintingツアーで何故そんなに強く確信できたのか。曲ごとの感想とかメンバーのここがよかった!とかは一切なく、ただただその部分について今思うことを残しておきたいと思います!!!! 5年後に読み返して答え合わせするのが夢です!!!!!(?)

 

ライブに照準を合わせていた

まず、冒頭に話していたようにSTAGEは5周年記念ツアーと言うことでもちろん特別なものでした。それを超える、と言うか…それとは違う軸で同じ高さまで行かなきゃいけないのが今年のrepaintingツアー。健人くんがパンフレットで「記念日の後に平凡なデートじゃ離れていってしまう」と表現していたように、それはそれは大変なことだと想像するのはたやすかったと思うんです。

でも、アルバムXYZ=repainting』を発売したときに「あ、これはライブを意識して作ったんだな」って素直に思ったんですよね。もちろんアルバムを出すということはそれをもとにライブを作る前提だとは思うんですけど、はなから「これでライブを作ります!!!」という意識がひしひしと感じられたと言いますか…それだけアルバム1枚でライブが完成されていると思うんです。

あ〜この曲はがっつり踊ってくれるんだろうな、あ~この曲はしっとり歌ってくれるんだろうな、あ〜この曲はかわいく仕上げてくれるんだろうな、とかはもちろん、ぜっっったいに照明!レーザー!すごいやつ!!!って思う曲もあったじゃないですか!

でも、私がセクシー以外で応援している人たちは基本そういうスタンスでやっていますし、きっとジャニーズのグループだってそうでしょうし、ライブをすることを前提に曲を選ぶって割とスタンダードだとは思うんです。思うんですけど…。なんて言ったって平均年齢21歳の若いグループが、その段階まできたことがまずひとつ大きな一歩だと思うんです。

さらに今回、アルバムの曲を自分たちの意見で選曲していると言っていたことが大きいなって。きっと、きっとね、大人たち主導だった頃は、まずアルバムを出す、次にコンサートをする、といった具合に別々に目的意識を持っていた段階の時もあったはず。それはおそらく、健人くんがパンフレットで「今までは、スタッフさんが打診してきた曲を自分たちの中で咀嚼してライブに組み込んでいく」と話していたように、ついこの前までは大人の決めたやり方が基本で、それが正解でしかなくて。だって若いから。たぶんそうやっていく中で徐々にそういうアルバムからコンサートの全体的なところまで意識を持てるようになっていくものだと思うんです。でもデビューして5年過ぎて、自分たちでやってごらんってなった時に、真っ先にライブを意識した構成でアルバムを作ってくれたことが嬉しいんです…!!!!!!

セクシーたちがラバーズと唯一同じ空間にいられる時間のことを考えてアルバムを作ってくれた。勝手でもなんでもそう考えるとすごく嬉しくないですか、、、えーーーどうしよーーーー照れる。

自分たち主導でライブの最後の最後までを見越してアルバムから作ってきてくれたんだなって思うと、この上なく幸せだなって思いました。その感覚が周年が終わったタイミングで発揮できたセンスと強さ。こりゃライブがすごいぞって。アルバムを聴いて直感したのがそのまま。すごいままライブになった。

そりゃあアルバム出てからこれだけ幸せになれるんだからこれからの航海は楽しいものになる、ファン増えるぞって思いました。

 

‪媚びていなかった

そのライブをイメージして作ったアルバムと感じられた通りに、『SEXY ZONE repainting Tour 2018』はほぼアルバムの曲だけで構成されていて過去の曲が少ない! 過去の曲はセクシーたちとってはもちろんラバーズたちにとっても宝物なのでやってくれたら大喜びなのは当然ですよね。でもそうやって喜ばせてくれたのがSTAGEだったり、ウェルセクだったりするならば、repaintingではやらない選択が大好きでした。

昔のみんな大好きな曲をするのが媚びていると言いたいわけではなくて、ただ単に勝負に出た姿勢が嬉しかった〜〜! 新しい一面を見せるんだって!! まさに、錨を上げたんだなって!!!!

だって披露済みの曲ならば、ラバーズたちが何に喜んで何に盛り上がってくれるかなんて、セクシーたちは百も承知なわけですよ。それを、1回も披露していない新しい曲たちをメインに持ってくる。そりゃドキドキだっただろうし、ラバーズたちもドキドキだったけど、自信もって見せてくれているのも伝わってきました。そもそもセクシーたちに自信がなきゃできないはずだし、手応え感じているんだろうなって。パンフレットでも勝利くんが「Sexy Zoneについては(自信があるって)だいぶ強気で言える」って話しているんですけど、自信があるものを見せてくれるのってめっちゃ嬉しいじゃないですか。

その一方で、外さない曲は外さない。アルバムの世界観や曲の流れを壊さないようにバランスよく入れてくれました。アルバムが出たときに“repainting”に感じた少しの不安を勝利くんはパンフレットでも「どんな色が塗り足されても、“正統派”っていう色は守っていく」って表現してくれていたんですけど、「そこは求めてもいいんだ! そのままでいてほしいところは声に出していいんだ!」ってとてつもなく嬉しかった。そうやって過去に上書きするのではなくて、新しい色を塗り足していくって気概がビシバシ伝わってきませんでしたか、、、!

そこに気付いてくれた5人のファン目線感覚も、それを見事に表現したアーティスト性も脱帽です…。それぞれその時どきのSexy Zoneに思い入れがあるラバーズを置いてきぼりすることもなく、かといって残していくのはこれからもSexy Zoneの“強み”となる部分なわけですから、一石二鳥!!

聡ちゃんがパンフレットで「『毎年、どんどん変わっていくグループ』って言われる」と話しているのですが、これからも今までの大好きなSexy Zoneを「喜ぶからやってる」みたいにファンに媚びたり恩着せがましくならずに表現してくれて、全く新しいSexy Zoneもバランスよく見せてくれるんじゃないかと思うと信頼感しかないです。

 

気付いていた

‪はっきり言って、アイドル市場って大変じゃないですか。(唐突)

聡ちゃんがツアーの振り返りをしてくれたSGDで「気づけるか気づけないかが大切」って言ってくれていたけど、「塗り足す」表現のファン目線だったり、今自分たちに必要な過去の曲を外さないほどよさだったり、気付いてくれるアイドルだと信頼をしているし「自己満足にはしたくない」って言えるんだから、そこについてはなんの心配もありません!!できるアイドル!!

でも、テレビに出なくても、ライブ中心だったりSNSを上手いこと使ったり、独自のコンテンツで大人気のグループだってたくさんいる。

ジャニーズってなんだかんだ言ってもやっぱり帝国。だから他のアイドルはなんとかして違う切り口で一花咲かせようとしているわけです。でも、結局はジャニーズみたいにテレビに出れてCDが売れて大きな会場でライブができたらどのアイドルだって嬉しいに決まっているんですよね。

そんな風に誰もが“いつか”と思っている場所にいる先輩たちを身近で見ているSexy Zoneが同じようにその“いつか”を実現するにはどうすればいいのか、自分たちは何を伸ばせばいいのか、何を強化すればいいのか。それが明確になっているんだろうな、と気付いているんだろうなと強く感じたのも今回のrepaintingツアーでした。

ズバリ、ジャニーズ内外関係なしに全てを一流にしようととしてるんじゃないかなって。

そもそもの実力があったからこそ好きになったんですけど、びっくりするくらい仕上げてきていてびっくりびっくり。

ゆとり世代って絶対評価で育ったから人と比べないところあると思うんですけど…笑 今のSexy Zoneは日頃の発言を聞いていてもしっかりと他所と比較して強みと弱みを認識していると思っていました。そうしたらパンフレットでもマリウスくん(当時17歳)がはっきりと言っていて。さらにそれだけじゃなく「今の時代のアイドルとは」というところまで至っている。恐るべし最年少。

だからこそ、歌にしてもダンスにしても、MCにしても、ライブの構成・演出にしても、そして「届ける」存在であることにしても、上限を設けていない感じがとっても伝わってきました。自分たちで「未だ五合目」って歌っているのももちろんですし、パンフレットのクロストークで風磨くんが「その言葉を背負っていく」って話して、マリウスくんは「一生(頂上に)つかないっていうのも大事」って話していたのがまさにそれだと思うんです。自覚があるアイドル最強説(持論)をまさに地で行くアイドルですわ。

で、、、だからこそ「一生懸命」なんだろうな~~!!!
風磨くんの大好きな「がむしゃらなSexy Zone」がたくさん見れたし、その「がむしゃらなSexy Zone」がなければできないだろうなって姿をたくさん見せてくれました。

横アリのラストスパートまで演出が改善されていったのもそうでしたし、みんな1秒たりとも手を抜いている感じが無くて。いや、手を抜くことはどのアイドルだってないと思うんですけど、、、! なんだろう、目の前だけじゃなくてその先を見ている一生懸命さがあるというか…。

もちろん、何公演もあるのにあとさき考えずに全て出し切るのは倒れちゃうからやめてくれ!!って思うんですけど、心配になるくらいどの公演も全力。こんな全力で1日に2公演もしてくれるの…??って毎度毎度驚いていました。(だって立って観ているだけでへとへとなのに…!)

まあ何を言いたいかは先日書いたブログを参照していただけると…(逃)

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そんなわけでちょっと話はそれましたが、例えばふつうに仕事をしていると自分の物差しで測って満足しちゃうことあると思うんです。でも、それではいけないって気付いている平均年齢21歳、将来有望すぎませんか…?



‪‬‪Sexy Zoneは全力でアイドルを表現するアーティスト

と言うわけで(?)本題なんですけど。『SEXY ZONE repainting Tour 2018』で感じたのは、Sexy Zoneはアーティストなんだなって。ここで言うアーティストはアイドルと比べて上とか下とかそう言うことではなくて…語弊が生まれないかドキドキなんですけども…。

私の大好きなw-inds.橘慶太さん(ポニキャンおじさん育ち)が以前こんなことを話していたんですね。

アイドルって誰かがプロデュースしてくれることを100%体現できる人が向いていると思う

www.cinra.net

 

これ、本当にそうだなって心から頷いたんです。
Sexy Zoneなんてまさにそうじゃないですか。例えばDubiの観光案内みたいなナンバーワン最高ハッピー曲をあんなにかっこよく仕上げられるんですから。

ただ、Sexy Zoneは「Unreality」みたいなファルセットきかせた気持ちいい曲も、「Ignition Countdown」みたいな疾走感のある曲も、「ROCK THA TOWN」みたいなファンキーな曲も、「プンププンプン」みたいなへんてこりんかわいいのに実はサウンド超かっこいい曲も、「カラフルEyes」みたいなきゅんきゅんやさしい曲も、「Birthday for you」みたいなほんわかハッピーな曲も、「会いたいよ」みたいなかくれ応援歌も、「pheromone」みたいなオシャレでチャラけた曲も、「Celebration!」みたいな楽器が映えるアッパーな曲も。「忘れられない花」みたいな芸術的な曲も、「O.N.E ~Our New Era~」みたいなゴリゴリのロックな曲も、「イノセントデイズ」みたいなはかない曲も、「名脇役」みたいな切ない片思いの曲も、「PEACH!」みたいな全力キュートな曲も、「スキすぎて」みたいなLoveパワー全開な曲も、「ラブマジ」みたいな王道J-POP曲も、「Ladyダイヤモンド」みたいなキラキラアイドル曲も、「ぎゅっと」みたいなお手紙曲も、「Fantasy ~1秒の奇跡~」みたいな幻想的な曲も、「Silver Moon」みたいな魔法がかかる曲も、「フィルター越しに見た空の青」みたいな宝物を歌う曲も、「君にHITOMEBORE」みたいなマジで熱くて届かない曲も、「Sexy Zone」みたいなSexy時代を創る曲も、「最後の笑顔」みたいな笑って歩ける曲も、、、、

ぜーーーーーーーんぶ自分たちの意思で全力投球の表現をしていると思うんです。自分たちの意思で。

もちろん、与えられたことをすべて全力投球できるのもすごいし、それはSexy Zoneがずっとやってきて証明してきてくれたことだと思うんです。だからこそ、Sexy Zoneを見ていて感じる大人たちからの信頼感があるんじゃないかなあ。

でも、今のSexy Zoneは誰かが作った曲を自分たちの意思で選んで、その誰かがプロデュースした曲を自分たちの意思で表現をしているんですよ〜!!!

これは音楽の部分に限ったことではなくてSexy Zoneに関する全てに言えると思うんです。言われた通りに100%体現するだけじゃなく、与えられたチャンスや元からある環境、自分たちで引き寄せたものすべてを自分たちなりに消化して考えて仕上げていく。そしてアイドル流エンターテインメントで200%の正解を出していく作業を惜しみなくしているの、めちゃくちゃアーティストじゃないですか?????

アイドルを演じるとか作り込むとかではなくて、純粋に5人が足並みをそろえてアイドルとして世に届けることを考える過程がアーティストだと思うんですよね!!!!5人が大きな刷毛を使ってペイントしてきたXYZオブジェがその証です!!!!!

実は2016年にセクゾにドボンして2017年が明けたときにこんなことを自分で残していたのですが、

このアイドル真っ只中のSexy Zoneが、アーティストとしてアイドルを表現するSexy Zoneに成長した時に、いろいろと納得できる時が来るのかな〜なんて、偉そうに楽しみにしています。

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私、いま偉そうにとっっっっっっても納得しています!!!!!!!!!!!!!!
すごいな!!1年ちょっとでもう納得させられたよ!!!



もちろんね! さんざん6000文字使って褒めて褒めて褒めてからこんなことを言うの性格悪いですけど、もちろん聡ちゃんがSGDで言っていたようにこうしたらもっと良くなるのに、とか、もっとここを強化してくれたらいいのに、とかは思いました!!思いましたよ…!!!

でも、そういう足りない部分だって気付いているだろうし、それが今回は及第点とされていたとしても、いろいろな事情があってこの結果なんだろうなって推し量ってもいいんじゃないかなって思えました。それに、そういう気付くとか気付かないとか関係なく全てで一流を目指すって決意が感じられる今は次はもっと良くなるって信頼できるんです。

あの、、、わたし、もうすでに来年のツアーが楽しみなんですけど気が早いですかね、、、??? これから5人で24時間テレビと言う夏の青春を過ごして、それを超えた先にある5人の姿が楽しみで仕方ないです…!!!!!期待しかしていない!!!!

Sexy時代は絶対に創れる、そう確信した2018年の春でした。

(ちょこちょこ参考・引用していたrepaintingパンフレット、まだ読んでいない方はぜひ読んでくださいね!!!!もっとSexy時代が創れそうなことたくさん話してくれているので!!!)