あらさがし

ブログは続かないタイプです。溢れすぎたときに書きます。

アイドル本人は「売れたい」って言うけれど。

好きなアイドルにはきらびやかに活動してほしいし、つまり売れてほしいし、夢を語れば“頂上”や“てっぺん”とやらを目指してほしい。

いちファンとしては日々そう思っている訳です。

 

では、肝心のアイドル本人たちから「売れたい」「まだまだ売れたい」という言葉を聞いたら………私たちは何をすればいい??

という話がしたくなって久しぶりにブログを書くことにしました。(唐突)

 

ファンが実感する「売れる」って?

私たちファンが分かりやすく「売れた」と実感できることって、

  • CDやDVDの売上枚数
  • ファンクラブの会員数
  • ライブの当落と動員数
  • 映画の動員数
  • テレビの出演数、視聴率
  • ラジオの出演数、聴取率
  • 雑誌の掲載数、売上冊数
  • 動画配信の視聴数
  • SNSのフォロワー数、反響
  • ランキング企画
  • 広告の起用数

などなど、数字として表れることが多い気がします。

 

なので、ファンはアイドルが「売れる」ように、CDを買って、ライブに行って、映画を観て、テレビを見て、雑誌を買って、動画を回して、SNSで反応して、広告の商品を買って………「応援する」ことになる。

それが最近のアイドルのいわゆる“推し活”というものなのかな、と思ったりします。

 

アイドルが言う「売れたい」って?

でも、個人的にはアイドル(というか私の場合は推しであるSexy Zone)が言う「売れたい」って、

  • 誰もがキャラクターまで理解している上での知名度がある
  • 作品や言葉や立ち居振る舞いに影響力を持って世の中にポジティブなことを届けることができる

という意外と抽象的な話じゃないだろうか、と思うんですよね。

これはもう来た波を逃さずキャッチできるように、アイドル自身が実力をつけて賢く活動してタイミングを計るしかないやつです、、、

 

その結果がつまり、

作品や広告などを通して莫大なお金が動く=売れた(国民的アイドル!)

と言えるのではないでしょうか。

 

つまり、ファンから見ることができる「売れた」と思える数字って結果論であって、実は数字は“後からついてくるもの”なのかななんて考えていたりします。

 

……これってファンの外側の人気取りばっかり見てて寂しいですかね。

 

でもライブ行けばファンはアイドルをひとり占め(?)できるし、なんだかんだ外側から内側に入ってくる人の数で結果的な数字につながるわけだから、ファンの存在が重要であるのは変わりないですよね。

そうやって、国民的アイドルとして広く外側に向けた活動と、ファン向けの活動をきっちりと分けて充実させられるのは、ジャニーズのすごいところだと思う。

 

じゃあ、その為にファンは何ができるの?

つまり、アイドルが言う「売れたい」って母数を増やしていく話であって、今いるファンの客単価を上げる話になるのは危うい気がするんです

 

だからファンができることといえば「焦らない」「楽しい作品を作ってくれよと念を送る」くらいだと個人的には思うんです。

 

ファンが焦って内側だけでお金と時間を使って数字だけ固めて、知名度そこそこ、曲もあまり知られていない、ファンしか盛り上がってないとなったら、記録に対してあまりにも中身が伴ってないですよね。それではアイドル本人が言う「売れた」という実感にはならないのではないかな、なんて思っちゃうんです。

 

そもそもですが、数字のためではなく観て聴いて心が動いた分のお金がアイドルという全てひっくるめた作品に支払われるべきではないのかなって。

それが作品への正当な評価であって、アイドル本人にもアイドルに関わる全ての“プロの人たち”に失礼がないと思うんです。

逆に思うように売れないんだとしたらファンがうんうん悩むのではなくて、アイドルサイドが死ぬ気で頭を使って、世の中の心を動かしてみせたまえ!!!!という話ですよ。(強気)

 

だからファンは「多くの人の心を動かす活動や作品」を世に出してくれることを楽しみにして、アイドルを信頼するしかない。いわゆる受け手でしかないんですよね。ファンがアイドルの活動を見て焦っても仕方ないよ…!

 

アイドルもファンも“勝手に楽しんでる”だけ

その上で、お金を払うことも、時間を使うことも、いちファンの私は「心が動いたから勝手に楽しんでいる」くらいの気持ちでいたいなって。

だって例えばアイドルだって根本は歌やダンス、音楽、演技などの表現が好きで勝手にやっている訳ですし、ライブとかでファンの楽しそうな姿を見たり反響が届いたりして「心が動いたから勝手にファンの人生を応援している」わけですよね。(言い方が乱暴。笑)

アイドルが”ファンはお金払ってくれる人だから応援している”と思っていたらなんか嫌だし、国民的になりたいって夢を語るアイドルがファンに「応援してほしい」って頼んでくるのも嫌だ。笑

”国民的”を目指すのであれば人生を豊かにするコンテンツを発信するアイドルと、それを受け取るファンは“お互い勝手に楽しんでいる”対等な関係であるのが健全なのかも。

それならどんなに外側に向けた動きを重視しても、寂しいとか物足りないとか“支えている対価”みたいなものを求めたくなることはないだろうし、内側のファンに向けた活動をしてくれた時にはまた勝手に楽しめる。

 

アイドル本人は「売れたい」って言うけれど。

そうやって、アイドルもファンもお互いに自分の人生で好きなことをやっていった結果として、「売れている世界」や「頂上」「てっぺん」に立つことができて、それを見届ける瞬間が来たら素敵ではないかな、と思った次第です。

 

あとがきみたいなもの

とまあ強気なことを言ってきましたが……!

ブログのきっかけは、お察しの通り(?)風磨くんがテレビで「売れたなあ」と言ったことについて、ブログで(番組の編集に「そんな茶番に付き合ってる時間はない笑」としっかり配慮しつつ)本当はもっと会話のラリーがあった上での発言であって、「まだまだ」「もっと売れなきゃいけない」と説明してくれたからなんですけどね。

 

それだけじゃなくて、ドーム公演の時に勝利くんが「国立でやる」「国民的なグループになる」と宣言したり、ケンティーが「中身が伴ってきたからこその最高のタイミングでのドーム公演(ニュアンス)」といった話をしていたり、聡ちゃんも「これからは皆さんのことを全力で応援します」と言ってくれたりして、もうファンが支えるなんて烏滸がましいよなぁ……なんて思うんです。

そりゃここでファンが踏ん張らなきゃグループとしての立ち位置が怪しいぞ!?みたいな場面はたしかに今まであったとは思うんですけども。それがあって今があるので、そこを否定するつもりは全くないです…!!!

 

だからこそ…Sexy Zoneがドーム公演やマリウス君の卒業を経て、「第二章」と銘打って再び腹をくくった姿が逞しすぎて!!!もう勝手に堂々と国民的アイドルになってくれよな…!!!(?)

 

ということで、ここ最近のファンの「売れてほしい」とセクシー本人たちの「売れたい」のギャップについてじわじわと思っていたことをぶちまけました。

理想論でお花畑かもしれないですが、個人の感想なのでどうかお手柔らかに……(急に弱気)

 

a30gashi.hatenablog.com

 

Sexy Zoneがずっとずっと「5人」だった話

Sexy Zoneアリーナツアー『ザ・アリーナ』、そして初ドームツアー『ザ・ハイライト』お疲れさまでした!!

 

アリーナではアルバム『ザ・ハイライト』をベースに夏のツアーらしいアツくて爽やかでカッコイイSexy Zoneをみせてくれました。また、横浜アリーナでの初ドーム公演の発表は今までの5人の道のりを思うと、晴れやかな気持ちとともにうれし泣きが止まりませんでした。

そしてドームツアーはまさにハイライト。Sexy Zoneの11年だけでなく会場のひとりひとりの人生のハイライトを照らすエモーショナルな構成で、またひとつ人生を豊かにしてくれたような気がします。

 

そんな振り返るハイライトの中で思ったのは「Sexy Zoneってずっと5人だったんだな」ということでした。

4人だけど、ずっと5人だった。

4人だけど、5人でステージに立っていた。

 

そう感じたことをまとめておこうと思います。

 

………と、ここまで書いていたところで、マリちゃんの卒業が発表されまして!!!!

(物理的にも5人でドームに立っていたわけですね)

 

寂しさMAXではあるのですが、ここから書くことは卒業が発表がされようとされまいと、大きく変わらないことではあります。

 

風磨くんがデモの段階からマリちゃんに聴かせていた(そういうとこよ)というSexy Zoneの「Dream」の歌詞にのせていろいろと思ったことを主観と憶測だらけで残しておきます。(どうか、全ての語尾に「知らんけど」をつけて読んでください。知らんのかーい)

 

 

 

聡マリそれぞれのお休み

まず、前提として聡マリそれぞれのお休みにどんな意味があるものなのか、パズルをたとえてちょっと考えてみたいな、と思います、、、!

 

ドームツアーのパンフレットでは「自分自身と向き合う時間」と表現していた聡ちゃん。

 

聡ちゃんにとって、お休みは拾いそびれてしまったパズルのピースを集める時間

 

だったのではないかと、そう感じています。

 

ジャニーズに入ってすぐにデビューして駆け抜けていく日々。

3人時代も必要な経験だったと語っていた聡ちゃんだけど、それだけでは補いきれなかった大切な自分の気持ちや経験、そして覚悟(パズルのピース)をどこかに置いてきちゃって、どうしても心がついていかなくなっちゃうなんてことを想像するのはたやすいような気がします。

 

もしかしたら、状況を把握して受け入れて器用に努力できてるように見える勝利くんや、お母さんもプロで芸能というものが何なのかが感覚でわかっていそうなマリちゃんと比べたら、似たようなデビューだったはずなのに焦ってしまうなんてこともあったかもしれないなって。

 

そんな自分に足りないと思っているピースを(誰もが聡ちゃんはそのままでいいんだよって思っていたけど)、努力でなんとか埋めて完成形をイメージするというのはなかなかつらい状況だったと思うんです。

 

だからこそ一度アイドル活動とは距離を置いて、自分が足りないと思うピースを集めてみるのは聡ちゃんが言う通りとても大切な時間になったんだろうな。

 

その結果、「Sexy Zone以外の道を考えている自分が嫌だった」とドームの映像で話していたように、見えたのは“Sexy Zoneにいる自分”というパズルの完成形。

 

いま迷いを全く感じさせず最高のアイドルの姿を見せてくれている聡ちゃんが、そのお休みしていた約2年間を物語っている気がします。



そして、

 

マリちゃんにとってのお休みは、たくさん集めたピースを整理する期間

 

だったのではないかなと思っています。

 

探求心や視野の広さはSexy Zoneにとっても大切なピースになっていたマリちゃん。

11歳の頃から掲げていた「人を幸せにしたい」という実現のために、影響力のあるアイドルという夢を叶えるだけでなく、学業でも広い世界を知って自分が何ができるのかを常に考えているように見えました。

 

その結果、頑張りすぎたことによる休養へ。

 

マリちゃんにとって、「人を幸せにする」ためにはいろんなピースが必要で、どうしても時間が足りなくて、それでも完璧なパズルを作りたくて…なのにたくさん集めたピースではどれを完成させればいいのかがわからなくなっちゃって…。

 

実現したいことが明確だからこそ頑張って集めたピースに埋もれて「自分を見失って」しまったら、心がついていかなくなっちゃうなんてことを想像するのはたやすいような気がします。

(なんでそんなに頑張れたのか根性なしの私には計り知れないけれど、とにかく愛が深い人だからこそだというのはわかります)

 

そして2年経って、届けてくれたのは新たな夢の話。

でも、まっすぐな気持ちをつづってくれたコメントからもわかるように、マリちゃんの「人を幸せにしたい」という根底は変わっていないことが何より嬉しいです。

そこが変わらないから、Sexy Zoneだった時間も大切に思っていることが伝わってくるんですよね…。

 

大きな意味で同じ志を持つ5人。「未来のどこかで僕たちの道が重なる日」を願ってくれたマリちゃんの将来が楽しみです。

 

聡マリお休み期間中のSexyZone

聡ちゃんの時はとにかく「優しい聡ちゃんが周りの声ではなく、自分の声を優先できるように」という配慮が存分にありました。

 

その真意は後になってわかったことであって、セクラバは聡ちゃんの存在を確かめる術がなくていろいろと思うこともありました。きっと、4人だって何も語らない強い気持ちが必要だったと思うんです。だって、4人は聡ちゃんが戻ってきてくれたことは何より嬉しかったはずだし、何なら喜び200%くらい溢れていましたし……!

 

でも待っている4人はセクラバの気持ちもわかった上で、“聡ちゃんの人生”を最優先に考えた手段を選んでいたわけです。

 

そして、今の聡ちゃんの嘘いつわりのない「アイドルを続けたい」という思いは、4人の大きな愛をしっかりと受け止めたからこそ出せた選択だったんだろうな。これは違う道をえらんでいたとしてもそう。

風磨くんが聡ちゃんの復帰について「ひとつの決断を下せてよかった」と語っていたことが何よりの証拠だったな、って。

 

その経験があって休養に入ったマリちゃん。

マリちゃんはもちろん待つ側の気持ちは一番よくわかっていますし、4人は「マリちゃんが心からの決断をすること」を何よりも望んでいると、マリちゃん自身もよーくわかっていたことはFC動画からでも伝わってきました。

 

そしてマリちゃんを待っている4人のセクシーたちも、マリちゃんが自分たちの「戻ってきてくれたら嬉しい」という気持ちをわかってくれているのは当然で、その上で、マリちゃんはしっかりと心からの決断することができるという信頼関係があったんだろうなって思うんです。

 

それはつまり、

4人はマリちゃんのことをたくさん話題にできて、

セクラバは寂しい、戻ってきてほしいって堂々と言えて、

たっぷり休養中のマリちゃんに甘えていたんだなって。

 

逆に、マリちゃんも4人やセクラバにたっぷり甘えてゆっくり答えを出せたはず。

 

FCの動画で、マリちゃんが「こんなに器の大きいメンバーって他にいない。感謝しかない」と話したら、風磨くんも「こちらこそですよね」と答えていたのが印象的でした。

 

だからマリちゃんの決断の待ち方は、聡ちゃんの休養があって強くなったセクシーとセクラバだからこそ実現できた方法だったんじゃないかな~~

 

5人がずっと5人で SexyZoneだった理由

ほかにもFC動画で、

「聡ちゃんの時もそうだったけど、4人でライブをやってても、どうしてもどっかでマリウスの顔が浮かぶし、歌声がよみがえるし、この位置にマリウスがいたなって思う」

と風磨くんが語って、みんなが大きくうなづいていたようにみんながみんな5人の時間を願っていて

 

「マリが僕ら一人一人の幸せを願っていたように、僕もマリの幸せを願っていた」と話していた聡ちゃんや、「“マリウスの健康と夢を絶対に応援する”というのは最初に決めたことで、変わらずに話し合えていた。マリウスのことを大事に思って5人で出した決断」と話していた勝利くんのように、みんながみんなメンバーの幸せを願っていて

 

「自分たちも夢を追いかける立場として、新たな夢を見つけた人間の背中を後押ししない選択肢は違うんじゃないかと思ったんだよね」とケンティーが話していたように、みんながみんな大切なメンバーの“人生”を応援すると決めていたSexy Zone

 

もう、これは説明不要ですよね……?

4人だろうが何人だろうが、ずっと「5人」じゃないですか……?

 

パズルの完成形がイメージできなくなっていた聡ちゃんと、どのパズルを完成させればいいのか見失ってしまったマリちゃん。それぞれのお休みの経緯に合わせて手段は違いましたが、お休みしているメンバーも待っているメンバーも、お互いがお互いのことを思って過ごしていたわけですよ……。

 

ライブだって、日常生活だって、みんなが5人のSexy Zoneを思い合っている空間があれば、そこは5人のSexy Zoneの時間が流れていると思っていいですよね?(強引)

 

聡ちゃんがお休みに入った後のカウントダウンコンサートでケンティーが「4人で5人分頑張る」と話していたのは物理的に穴を埋める意味ではなく、一緒に進んでいくという意味だったんだろうな、というのを改めて感じました。

それを、聡ちゃんからマリちゃんのお休みへと変化して4年近く4人で活動していても、一切変わらなかった5人の絆の強さ、誰が否定できますか…。

 

そして、「それぞれ形は違うけど、一緒に夢を叶えていこう」と決めた5人を表すのが、まさにアリーナとドームの両ツアーの本編の最後にマリちゃんに思いをはせて歌った「Dream」なんじゃないかな、と思った次第です。

 

繋いだままで
いれたらいいね
何度離れ離れになっても
慣れない世界で君を見つけて
それだけで何もいらないでしょう

Sexy Zone「Dream」より

 

4人になっても、5人繋いだままでいられるSexy Zone

本当にそれだけで何もいらないよな、と思えるマリちゃんの卒業発表でした。

 

マリちゃんも、もちろん4人も、5人のSexy Zoneという振り返るハイライトがお互いにとって輝かしいものになりますように。

 

 
 
 
 
 
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あとがきみたいなもの

本当は「聡ちゃんの時と違ってマリちゃんの話を普通にしてくれるけど、いつまで待てばいいんだろう」と少なからず思っていたのが正直なところでした。

でも今年の夏からのライブを観て、ドーム公演でさらに強く「いやいや、セクゾはずっと5人だし、答えを急ぐことに何も意味はないよな」と思ったので、自分を落ち着かせるためにライブの感想として書こうと思ったのがこのブログだったのですが……。

 

そんな時に発表されたマリちゃんの卒業。

覚悟をしていたひとつではあったけど、マリちゃんがグループを抜ける決断をしても、やっぱりずっと5人だったことは変わらなかったので、ライブの感想はほぼなくこうなりました。笑

 

何でしょう…すんごくすんごくとってもとっても寂しいけど、5人の関係性もちっとも変ってなくて。むしろ強いものになっているように見えて、「卒業」って言葉がこんなにしっくりくるのか!?ってくらい、どこか清々しい気持ちもあるんですよね。

 

それは、ここまでメンバーや周りの大人たちが決断を受け入れて、できるだけ良いカタチで送り出したいって思うほど、マリちゃんの努力や意志の強さ、そしてもちろん私たちファンへの気持ちがあったからなんだろうなって。伝え方も、誠意のあるものだったんだろうなぁ。

 

それって応援する身としてもすごく幸せなことだし、何より「自分の人生をきちんと生きる」「そのための努力をしっかりする」「本当の気持ちは誠意をもって伝える」「そんな誰かのすてきな人生は愛をもって応援する」という大切なことを、またセクシーたちに身をもって教えてもらった気がします。

 

だから、Sexy Zoneを応援していると明日も頑張れる気がしちゃうんですよね。

すごいグループですね…本当に……。

 

 

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アイドルが「人生の支え」になるということ(SZ10THネタバレあり)

行ってきました『Sexy Zone Anniversary Tour 2021 SZ10TH』!!!!!

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ほとんどの人がそうだったと思うんですけど、Sexy Zoneに限らずこういう大規模なライブ自体久しぶりなわけです…。しばらくずっと画面越しで観ていたパフォーマンスが生で観られる!!!と、前日から「ついに、ついに…!!」とずっとソワソワしていましたし、直前は謎に「どうしよう…」を連呼していました(?)。初心を思い出すというか笑、久しぶりの感覚にコロナが今までの普通をどれだけ普通じゃないものにしたんだろうとしんみりしちゃいますね。

そして、いざ始まると本当にあっという間!!最初からずっと泣くわ笑うわ感情がわけわからん感じになりましたが、結論やっっっぱりとても楽しかったです。

と、この調子でいくらでもライブ本編の感想を言い続けられるところですが、超個人的に都合よく受け取った一番響いたことについて備忘録的に残せたらなと思います…!

※以下、ネタバレありますのでご注意ください。

「君らしく」いればいい

去年のPOP×STEP!?ライブはコロナ前の感覚(そして五輪イヤー)で作られたものを配信ライブ仕様に昇華したものだったと思うんです。新型コロナウイルスが何なのかも未知で、どうすればいいのかわからない状態を経てヘトヘトになっていた中、コロナ前から続く想いと配信ライブで5人が前を向く姿勢がコロナ禍での希望になったような気がします。

前回に限らずそうやっていつもいつもSexy Zoneのライブには元気と活力と幸せと穏やかな気持ち(と肌の潤い。今回も翌日なぜか吹き出物が小さくなりました)をもらっていたのですが…。それはSexy Zoneの素敵な曲とアルバムのコンセプトがまずあって、そのうえで本編のメッセージがあって、さらに5人自身がそのメッセージを自らきちんと受け止めている真摯な姿勢も相まって響くものがあったのではないかな?と思うんです。

でも、今回はオリジナルアルバムが無いだけに10年の振り返りと共にストレートに本編のメッセージ性が響いたと言いますか。(もちろん、オリジナルアルバムが無いのは5周年のSTAGEも同じだったんですけど、どちらかと言うとSTAGEは「決意表明」のような意味が強かった気がします)

中でも今回特に印象的だったのが、映像の最後の1シーン。子どもたちが「ぼくもなれるかな?彼ら(Sexy Zone)みたいに」とおじいさんに尋ねたところでした。

ごくごく単純に「なれるさ」って答えるのかなと咄嗟に思ったんです。でもこの答えはセクシーじゃなかった…!反省!

おじいさんは「“君らしく”いればいいんだよ」と答えるんですよね。

 

これ、セクシーらしいと言えば本当にその通りなんですけど…なんだかいつもと違う鳥肌が立ちました。それこそ去年の「それでいいよ」みたいにこのような「自分らしさ」というメッセージを曲を通して伝えてくれることはたくさんあったし、もちろんライブの演出の中にもこのメッセージが込められていることもたくさんありました。

それなのに、今回は今までと何かが違う気がして。

ぼんやりと、「もうSexy Zoneはファンが支えるものじゃない」と思いました。

 

自分らしい人生にしてほしいというアイドルの願い

この捉え方、いろいろとある気がするんです。

まず、Sexy Zone=「自分らしく生きるアイドル」でありたいという5人の願いだったりするのかな、と。

あと、ついているJr.の子たちはこれをどう受け取るんだろう、とも思いました。

そしてもちろん、コロナ禍で自主的に参加しない選択をした方々も含めてこのメッセージを受け取る人たちに「自分らしい生き方」をしてほしいという願い。

 

この、ファンに向けた「自分らしい生き方」のメッセージを受け取った時に、思い出したことがありました。

平成最後のソロアイドルと言われているあややこと松浦亜弥さんの言葉なんですけど…。

松浦亜弥さん、バレンタインに男性限定ライブをした時にこうファンの方に話したそうなんです。

「私ばかり追っ掛けてちゃダメよ。私、皆さんの人生にまで責任持てませんからね」

コメント全文、いろいろなところでまとまっています。例えばこことか。

あの…。この一言、一見突き放したような寂しい一言のようで、すごく責任感のある優しい言葉だと思いませんか?あやや節全開でファンの皆さんとの関係性あってこその発言ではあると思うんですけど、こんなこと言えるアイドルすごい!って当時、思ったんです。

追いかけてもらってなんぼの業界で、「自分の人生もちゃんと考えてね」って直接ファンに言うんですもん。

 

これと似た感覚が、今回のセクシーたちからのメッセージでも感じました。

対象をハッキリとSexy Zoneとした上で「君らしくでいいんだよ」というのは、「たとえSexy Zoneファーストの生活ではなくても、それがあなたの人生にとって大切なことでありますように。そして、その人生をもっと豊かにする存在になれるように頑張るね」というメッセージのように受け取りました。
(だってお休みしているメンバーにグループに戻ってほしいかどうかよりも「幸せな選択をしてほしい」って願うような人たちですし…)

 

もちろん、今までだってセクシーたちにたくさん支えてもらってたんですけど、それは5人にたくさん感情移入して、たくさんその時々の気持ちを共有して、頂上を目指す5人に夢を重ねることで、私にとってこれからも支えたい存在であり支えることが生きがいになっていたからと思うんです。

正確には支えるなんてオタクらしく生きることしかできることなんてないんですけど。笑

Sexy Zoneは支えたる!」という使命感=「人生の支え、生きがい」という感じだったのかもしれません。

 

もちろんその要素が全て消えたわけじゃないですけど、今年のSexy Zoneはファンが支える必要なんてなくて、人生にそっと寄り添って先導してくれているとっても頼もしい存在になったような感覚になりました。

 

コロナ禍、私は「手を抜いていた」?

本当に超個人的なことなんですけど、ここのところオタクとしてかなり「手を抜いていた」自覚があったんです。

インプットはほどほどにできていてもアウトプットしたりするほど頭を使う余裕がなかったと言いますか。ちょうど転職活動したりして仕事中心の生活になっていたんです。

今までずっとオタクとしてしか生きてこなかったもので、「あーなんだか自分らしい生活ができていない気がする。仕事ばかりしてオタク以外のことに時間を使うなんておかしい!」「コロナ禍でライブが無いからってこんなに気持ちが離れてしまうなんてその程度だったのか、私」くらいにモヤモヤして後ろめたさを感じていました。

でも、べつに満足いくほどオタクをしてなかったからといって何も追っていなかったわけではなかったですし、むしろ新譜や配信ライブ、有観客ライブ、テレビやラジオ、雑誌も好きなタイミングでいいとこどりしていて、それを楽しみに働いていました。仕事もたくさんいい経験ができて超充実しています。

 

そしてSZ10THを終えた私は、

あれ?私は、今の私にとっての自分らしい人生を歩もうとしているんじゃない?
手を抜いていたのではなく、人生のバランスを整えていただけじゃない?

なんて思ったんです。

 

「最近セクシー50%でくらいで生きてるのにライブ楽しめるのかな」なんて思う必要なかったし、「あ、そうか。これでもよかったんだ」とストンとつかえていたものが落ちたんですよね。 ライブを楽しんでいるうちにモヤモヤした気持ちなんていつの間にか吹っ飛んでいました。

 

アイドルをどう「人生の支え」にするか

ただもちろん、セクシー100%だった頃を否定するつもりはなくて、それはとても幸せな時間だったし、そもそも子どもの頃から誰かしらのオタクじゃなかったら今の仕事もしていないかもしれないですし、その時の自分には必要な時間だったと思っています。

そして何度もライブを観て地方の公演にも行ったりしてお金をたくさん使ったことにも一切後悔はないし、Sexy Zoneだと5周年から10周年までの5人の変化をリアルタイムでたくさん知れて、いろんな感情と出会えたことは人生の財産のひとつだと思います。
(というかいわゆる担降りブログでは全くないので…まだまだ全然感情を揺さぶられる気は満々なんですけどね…。実際にまさにいま横アリのラスト公演後で抜け殻みたいになっていますので…)

この時の私は、人生の箱(?)の中心にどーーん!と太いSexy Zoneという大黒柱があって、その周りに仕事やプライベートのやるべきことや好きなことが支柱として立っていたんだろうなと思います。

それが、先述した「Sexy Zoneは支えたる!」という使命感=「人生の支え、生きがい」という状態でもあったんだと思います。

 

もともとセクシーたちはファンにそれを強く望むようなことはなかったと思うんです。だから私の場合は本当に自己満でしかない前提なんですけど、今回はっきりと「ぼくもなれるかな?彼ら(Sexy Zone)みたいに」「“君らしく”いればいいんだよ」というメッセージを送ったというのは、人生の箱の中の柱を真ん中から脇に移動させたり、太さを変えたりしてもっと柔軟に考えて自分らしく生きてみたらどうかな?という提案のように感じました。

そしてそう提案するからには、Sexy Zoneという柱を人生の箱の中に立ててさえいれば、時には真ん中で太く支えてくれるでしょうし、時には箱の端によけて日常にほんのささやかな彩りや活力として存在してくれるんだろうな…という頼もしさがあったように思います。

 

10周年、「君らしく」に感じたSexy Zoneの強さ

もちろん、アイドルとファンは持ちつ持たれつの関係であることは変わりないでしょうけど、なんだかこれって頂上を目指すアイドルの最上級の表現だと思うんですけど、そんなことないですか…?

「ファンひとりひとりの人生に責任はとれないから、私ばかり追っかけてないであなたたちも幸せな環境にいてね」というあややの表現もそうですし、勝利くんの挨拶でも「心配かけたし不安にさせた」なんて話していましたが、今は「あなたらしい人生を送ってね、もう僕たちの事は心配しなくていいから」とも言ってくれている気がするんです。

ちなみに「もう心配しなくていいから」についてはセクシー作詞の「Change the world」にも強く感じます。歌詞の多くの描写が過去形なんですよね、この曲。そのうえで「もう笑って」って歌ってて。「も、もう…?もう安心して笑ってねってこと…??」と涙したのは内緒です。「さあ笑って」も大好きなんですけど(?)そう来たか…と思いました!!!

と、脱線しましたが笑、これからSexy Zoneは、今までのファンひとり分の応援が多ければ多いだけ結果になる関係性ではなく、ファンそれぞれの気持ち分の応援がたくさん集まって大きな結果にする!っていう優しい決意のようなものでもあるのかも?なんて思いました。

だって、「僕たち10周年なんです!たくさん新曲もリリースするし、10周年だから記録もたくさんほしいんです!応援よろしくお願いします!」って言えば真面目にSexy Zoneを愛しているセクラバは頑張ると思うんですよ。でもそれで人生の何かしらを犠牲にする人もいるかもしれない。Sexy Zoneはそれを言わない選択をしているとも言えるのかな。今のアイドル業界、ほんと強い気持ちがないとこれを言わない選択はできないんじゃないかな…なんて思います。私だったら絶対にすぐ言う。

だって、自分の人生のために私みたいにセクシー濃度を下げる可能性だってあるはずです。目先の事だけを考えたら、痛手でしかないじゃないですか。でもそれよりもファンの人生の充実を何よりも願って、結果的に息切れなく長く応援できるアイドルとして大きくなろうとしているSexy Zone…強すぎませんか。有言実行で、年々、頂上を目指すアイドルの覚悟が濃くなっている気がして震えます。

そして何より、こんなに優しいグループを好きになって幸せすぎますね…。これだからSexy Zoneはやめられない…。オタクとして「手を抜いている」なんてモヤモヤ後ろめたくなっていたことすらもクリアにしてくれて、さらにもっと楽しい未来を夢見させてくれるなんて…。10周年本番の日がもっともっと楽しみになりました…!!!

私の人生の箱の中にあるSexy Zoneという柱は、これからも位置や太さが変わることはあると思うんですけど、ずっと立て続けていけたらいいな。

 

以上、何のまとまりもなく独断と偏見でかつ妄想だらけの超個人的SZ10TH感想でした…!

正月サプライズ「健人と紫耀2020」のやさしさの可能性を考える

新年早々、Sexy Zone中島健人くんとKing & Prince平野紫耀くんからの大きなサプライズでカウントダウンライブどころではなかった皆さん、あけましておめでとうございます。

 

昨年は昨年でマリウス君のステージ落下でカウントダウンどころではなかったのですが、今年は(“今思えば”の2人のめちゃくちゃかっこいいカウントダウンが抜かれた後に)リベンジが叶ってみんなで無事年越しできた~!なんて思っていたのもつかの間、本当にびっくりしました!!

 

ただ「年越しどころじゃないよまったく!!」とは思ったものの、個人的にはネガティブな気持ちは全然なくて。「なるほど…!」と思ったといいますか、とにかくこれからケンティーと紫耀くんが見せてくれる「健人と紫耀2020」「KS2020」プロジェクトに心からワクワクしています。

 

今は何も詳細が発表されていないのですが、2020を振り返る1年後にポジティブな答え合わせができればいいな、と。そんな願いを込めて現時点で感じたこのプロジェクトの可能性を探ってみようかな、と思います。

 

 

飛躍のSexy Zone、地固めのKing & Prince

すっごく個人的な実感なんですけど、このタイミングで各グループのエースが手を取り合うということはベストタイミングではないかな、と。

もちろん、そんな大きなプロジェクトこそグループでやればいいじゃん!ってなるのも当然だと思うんですけど、このタイミングでこの人選、私はわりとやさしさを感じています。

 

まず、それぞれのグループの状況を整理すると…。

ジャニーズ最年少デビューから8年。下積み期間はそこそこにデビューしてから完成までの過程を楽しみつつ大人になる頃での完全体を目指してきたSexy Zone

8年間の間にアイドルとしての自覚を育んで自分たちの立ち位置を探してきました。実感と贔屓目でしかないのですが、子どものころにデビューしたグループのイメージとは裏腹にアイドルとしての自覚はトップクラスのグループだと思っていますし、最初は「キャラ作り」なんて言われていて今では「そういう人」だと認識されてきたケンティーを筆頭に個々のキャラの定着もセクシーの浸透も、また自分たちで作るツアーもそうですが自己発信も地道にできてきているのではないのかと思います。なので、年齢とキャリアを考えれば8年間なりの地固めができている、と。それこそ新アルバム『POP × STEP!?』じゃないですが、ホップ、ステップまできて、ジャンプの時期を見極めている段階なのではないかと思います。まさに2021年の10周年に向けて飛躍を狙う2020年ではないでしょうか。

 

一方で、ジュニア時代から圧倒的な人気を誇り、長いジュニア期間でプロとしての完成度も高くて何もかも完璧。アイドルの正解をたたき出した1stシングル「シンデレラガール」でデビューしたKing & Prince。

外側からの印象でしかないのですが、デビュー前からの勢いのまま、今の今も全ジャニオタに一目置かれる存在として駆け抜けてきているかと思います。紫耀くんの天然キャラを筆頭にバラエティなどメディアでも重宝されて、リリース作品でも映画の出演作でも数字の面で大活躍。まさに飛躍続きの2年間。ただ、私はひねくれ者だからかもしれないのですが、このままアクセル全開トップスピードで走り続けるのは至難の業のように感じてしまいます。もちろんドキュメント番組も観て相当の努力があってこその結果だと一目でわかりますが、やはり最初の数年は最高のデビュー、最高のステージ、最高の活躍が約束されて用意されている状態が普通だと思います。その中で最大限の力を発揮して結果を残してきたKing & Prince。今年は新たに2組デビューがあって、「華々しいデビューを飾った最新グループ」の冠を譲るタイミングです。何か一つ確固たるものを示すといいますか…自分たち主導で何か殻を破る地固めのタイミングとも言えるのではないでしょうか。(偉そうにスミマセン)

 

グループの枠を超えてコラボしたやさしさ

そんなデビューからの道のりもこれから成し遂げることも全く異なる2グループが、一緒に何かをする。一見、ちぐはぐなように感じますが、冒頭でも言った通り私はすごくしっくりするものを感じました。

何より、お互いグループが完全体になった時の事を考えながら活動するフェーズというのは共通しています。

 

もちろん、それならなおさらグループの垣根を越えなくても、グループごとに大きなことをすればいいのでは?という声ももちろんすんごくよくわかります。

冠番組ほしいし、ドーム公演も行きたい。Sexy Zoneを例に挙げるとまずはその2つですが、それを叶うのももちろん心から願っています…!

ただ、キンプリもそうだと思いますが、当然それらを今の状態で成し遂げるとなると「寂しさ」が伴うのは必然。だからと言って、何をしないのは2人を「待ち」ということにしてしまう…。それはそれで何もしない理由になってしまうのも心苦しさが伴うものだと思うんです。

そんな寂しさや心苦しさとは別次元で似たような境遇のグループ同士、互いのグループにも還元できる活躍の可能性の探るというのはとっても“やさしさ”を感じないですか?

 

特に、ケンティーと紫耀くんはグループのフロントマンとしてずっと駆け抜けている2人。勝手なイメージですが、どちらも野心をビシバシと感じるキャラでもあるので、それぞれが現状に何かもどかしさを感じているにしろ、そんなことないにしろ、力を発揮する場があればあるだけ輝くタイプだと思うんです。ただ例えばそれをグループで何かするとなると守るべきことも格段に増えると思いますし、調和をとる場面もあると思うんです。とてもグループを大事に考えている2人なので、それが不幸なことだとは一切思いません。そうやって大切なメンバーの事を考えながらグループ内でそれぞれの役割を全うできるのもきっと幸せなことだと思うんです。

でも、このプロジェクト内での2人はビジネスパートナーであり、それぞれが好きなようにグイグイグイグイ発信することができる場になるんだろうなって。むしろこの2人が主軸で進むプロジェクトならそれを求められているはず。グループへの貢献は結果論として考えて、こんな爆発的に盛り立てるプロジェクトには適任な2人なんだろうな、なんてことも思いました。

 

他にも、互いのグループがあとひとつ手に入れたらもっとすごいグループになりそうなことが「飛躍」と「地固め」でまるで真逆でした。真逆のグループに所属する2人が互いの仕事への向き合い方を見ながら吸収して補い合って、相互作用でグループに還元できるのなら素敵じゃないですか?

 

ジャニーズ内選抜?のやさしさ

さらに「KS2020」が、外部の誰かと組まれたプロジェクトではなく、同じジャニーズ内で選抜された2人組と言うのもやさしいな、と思いました。普段だったら「ジャニーズばかりだな~」と少し斜に構える部分でもあるんですけど、こればかりはお花畑満開で「ジャニーズ内で、しかもセクゾとキンプリでよかった」と都合よく。笑

 

何が主導するのか何もわかっていない状況ですが、きっと、この2人を看板に立てるからにはがっつりジャニーズさん関わりますよね?という前提のもとで話すと…お互いのグループの状況や立ち位置を踏まえた上でこの選択をした、と思うと何とも心強いなぁと…!悪いことにはならないだろうな、なんて信頼感がすごいです。

 

我ながら上から何を言うんだと思いますが、風磨くんのハムレットで特に潜在的な部分を見極めたキャスティング力への信頼感バク上がり中で。それを踏まえて本当に当然でかつ失礼な話なのですが、所属タレントとして、また、ひとりの人間として「ちゃんと見て考えているんだな」なんて偉そうに。笑

 

そんな風に自分のところのタレントをどう生かすか、それを考えて考えて生業とする方々が、この2人を選んだ!わぁ~ワクワクします!!!!

 

今思えば、勝利くんと海人くんの『ブラック校則』は前哨戦だったのかな?なんて気もします。結果的に高評価でとても質の高い作品を届けてくれた2人。その質の高さは座長の勝利くんの仕事人的な部分を考えるととてもしっくりきましたし、グループ最年少でアーティスティックな一面を持つ天才肌の海人くんの力も大きくて。演技力には驚くものがありましたし、勝利くんとは違うアプローチで作品の質を高めていたように感じました。それぞれの色が混ざり合っていい化学変化を起こす、と思うと、今グループを飛び出すのって結構楽しいことなんじゃないかな?なんて。そんなことも思いました。本当にそういうことなら、つまりちゃんと2グループでそれぞれのグループの事を考えて動いているってことでもあるのかなぁ。

 

 

とにかく今は詳細を待つのみ!ですが、中島健人平野紫耀が見せてくれる「健人と紫耀2020」、「KS2020」プロジェクト。お互い大切な時期である2020年に、この2人で何かをすること、そしてそれがグループにとってもどのように実を結ぶのか、楽しみたいと思います。そして、それぞれのグループの良い所を発見、再発見する機会にもなればいいなぁ~!なんて、気楽に追いかけていければ思います!

誰かの1歩を後押しするSexy Zoneは「三方よし」の優秀な営業マンだと思う

Sexy Zoneデビュー8周年おめでとうございます!!!

 

5周年のとき、10周年まであっという間なんだろうな…なんて思っていたのですが、案の定「もう8周年…!?」と驚いています。

 

私はまさに5周年の年から応援しているのですが、その3年の間にも色んなことがあったなぁ~としみじみ。もちろんまだ消化できない気持ちだってあるけど、Sexy Zoneはいつだってその思い出のどれも否定しなくていい今を見せてくれているなぁと。

 

きっとすぐにやってくる2年後の10周年も、そしてそのもっと先も、それまでの間にいろんなことがあるんだろうな~!とは思います…!

でも、不思議とこれからも“5人なら大丈夫”と曇りなく言えるな、と。もちろん、まだまだ見たいこともたくさんあって、もどかしさも焦りも感じた3年間だったかもしれないけど、それも、踏ん張った時期があるから今があるって思える未来が来るって確信持てるんです。

 

 

SexyZoneの「誰かの1歩を後押しする力」

 まず、どうしてそんなに曇りなく大丈夫と思えるのか、常日頃感じていたSexy Zoneの「誰かの1歩を後押しする力」についてお話しようと思います。

 

もちろん私もそうですし誰もが何かしらあると思うんですけど、例えばどんなに小さなことでもSexy Zoneをきっかけに「何かを始めよう」とか「今だ!」と思えた経験あると思うんです。

 

以前、Sexy時代のセクシーって何だろう?というアンケート企画をしたときに、多くの方がSexy Zoneに出会ってセクシーに生きられるようになった!と回答してくださいました。

a30gashi.hatenablog.com

 

それは、アイドルとしてSexy Zoneがファンに寄り添ってくれて一生懸命な姿を見せてくれてきた結果だと思うんです。

 

でも、なぜ今「誰かの1歩を後押しする力」を強く思ったのかと言うと、グループ以外の方々との関係性から見えてきたのではないかと…! 特に今年は個々の活動が目立ったからこそ、余計にそう強く思えました。

 

例えばSexy Zoneの5人と関わったことのある方々はきっと自らの意思でアイドルであり1人の人間であるセクシーたちをTwitterやブログ、いろんなメディアで同志として称え合ったり応援してくれています。

そして、その流れは有名な方々だけでなく、裏方の方々や企業の方々からも感じることができます。

 

それはきっと、どんな状況でもどんな関係性でも、真摯に向き合うセクシーたちの人柄あってこそなんだろうな、そしてそんなセクシーたちの気持ちに応えようと「声に出して」くれたり「工夫」して盛り上げようとしてくれたりするじゃないかなぁなんて。

 

お互いきっとそこまでしなくてもビジネスとしては十分なはずなのに、「1歩踏み出した」ことで良い反響が届いたり、また一緒に仕事がしたいと思ってもらえたりする。

 

こんな素敵で気持ちのいい循環を生み出しつつある今があるのに、未来が明るくない訳ないと思いませんか……?

 

アイドルSexy Zoneが仕事仲間と築く関係性のすごさ

 少し寂しい話のようになってしまうけども、芸能界はきっと心からの親切なのか利用されるだけなのかの見極めが特に難しい世界だと思うんです。

他の業界と違って、人間が商品だからこそ、日々変わることも多いし、浮き沈みなんて日常だし。

そんな場所に小さい頃からいるセクシーたちがガードをかためる選択をしたって正しいはずだよな、とふと思って。しかもジャニーズという男性アイドルの頂点にいる事務所にいるのだから余計に。

 

‪でも、共演した方たちやスタッフさんたちからは仕事仲間以上の信頼関係を築けていることが伝わるエピソードばかり。もちろん信じられる人を見極める地頭のよさはあるだろうし、キツかったことはきっとあったと思うけど…どのセクシーも各々の場所で良い雰囲気で過ごしてグループに戻ってくるのが純粋にすごい。

 

あの……若い子が‪仕事相手だろうが惜しまずに歩み寄ってくれるのって…特に大人の皆さんはびっくりしませんか…?

コミュニケーション能力がどうとか言う話ではなく、いいものを作りたい!という熱量でぶつかってくる感じ。

 

そもそも信頼してちゃんと向き合うってリスキーだしエネルギーも使う。さらに利害関係なんかあったらなおさら。笑

日曜劇場の世界まではいかなくても多少は腹の探り合いというか、なれ合いになっちゃいけないというか、どっちが得して損しての話というか……とにかくある一定の距離は保とうとするものなのではないかと思うんです。

決められた範囲を全うしてなんとなく平和に終わればいいかなって。

 

だから、もっとシビアな芸能界で自分の役割さえ期待に応えればあとはシャッター閉じたっていいのでは?? そうやって自分を守るのも得策だと思うんです。

 

でも、Sexy Zoneはいつだって期待以上の結果を残そうと自分たちを磨いているし、いいモノを作るべくチームが同じ方向を見るための関係性を作ることも厭わない。

 

そんなセクシーたちの姿を見たら、「いっちょやってみっか!」って思ってもおかしくないよな…うんうん。と、最近の共演者やスタッフさんたちの言葉や動きにどうしても思ってしまいます。

 

さっき、芸能界は人間が商品と言いましたが、結果として、それが全く嫌らしくないカタチで自分たちを売り込むことに繋がっているのではないかと思います。だからこそ、最近のセクシーのお仕事は適材適所を感じること増えたのではないでしょうか…!

 

Sexy Zoneは「三方よし」の優秀な営業マン

売り手よし、買い手よし、世間よしの「三方よし」は、日本の一部の有名企業のルーツでもある近江商人の思想として有名ですが、今までの話をまとめるとSexy Zoneにぴったりじゃないですか…?

 

起用してくれた人たちに最大の利益を生み出せるように考えて、それが自分たちの飛躍にも繋げられるように考えていて、いつか自分たちの影響力を生かして声を届けたいと公言しているグループです。

 

人とモノを比べるのもどうかと思いますが、、、

例えば、目先の利益を求めて商品開発して、売り上げ優先で営業したら、トラブル多発&社員も疲弊して一時のブームで終わったり、商品自体が有名だから何もしなくても売れると適当に接客してリピーターが減ったり、すばらしい営業力に惹かれて商品を購入したら全然必要ないものだったり…

そういうことって、どんなに稼ぎのいい企業でも少しでもバランスを崩したら起こりがちなことだと思うんです。

 

でもきっと、大小問わず質の高い商品を取り扱って長く続いている企業は、いい商品への追求は惜しまず、買う人のより良い暮らしを想像しながら営業することで贔屓の客がついて、結果的に業界や世間を豊かにしてきたんだと思います。

 

もちろん、企業だから売れるまで待つなんて呑気なことばかりは言っていられないですし、さきほどネガティブワード並べまくったように腹の探り合いだってあると思います。ですが、頭を使ってアイディアを出して、できる範囲の工夫をして真摯にお客様ファーストを貫いてきたから続いているんだと思うんです。

だから、多少の浮き沈みに惑わされずにデーン!と構えていられる。

 

健人くんはこの「アイディアと工夫」こそ、グループの強みと言っています。

 

身近なところだと、「#KTT」でおなじみのブログ「Ken Tea Time」はまさにそうですし、風磨くんの「刹那ルツブヤキ」も勝利くんの「vic.Story」も聡ちゃんの「SO GOOD DAY」もマリウスくんの「薔薇色の日々」も、どれもその時々のファンの気持ちや楽しみを想像して更新してくれていますよね…!

 

アイドルとファンの関係性だと営業と言うよりは、ブランディングマーケティングに近いのかもしれませんが、音楽の届け方も、ライブの作り方も、雑誌などのインタビューやイベントの発言も、そうやって歩み寄ってきてくれているからきちんとファンが増えているのだと思います。

 

そして、その「三方よし」の姿勢は私たちの見えないところでも繰り広げられていたであろうことが、最近になって「買い手」の企業やメディアや同業者のタレントさんたちを通して目に見えてきました。

 

そもそもSexy Zoneがなんであんなに若いうちからデビューしたのかって、長期的に未来を見据えたグループだったからではないでしょうか…?

 

もちろん紅白歌合戦のように、「やる気があるから使いたい!」「いい子たちだから使いたい!」だけでは通用しないシビアな世界ということはセクシーたちが一番わかっているだろうし、そういう自覚を持つためにも積み重ねてきた8年間。それがあったからこそ商品力と営業力どちらも兼ね備えたグループになりつつある、はず!

 

そしてセクシー全員が大人として対等に扱われるようになる年齢でこの力が発揮できるのは凄く強いのでは…?

(普通に学校卒業して就職した社会人で考えたら本当にすごい)

 

今のSexy Zoneなら、期待に応えたいと一歩踏み出すと「誰かの1歩を後押し」になって、それでいい関係性が築けて、「三方よし」になっていく。

 

ああなんて視界良好でグレイト&ブライトなフライトなんだろう…!

きっと、このまま今まで通り色んな方面でいい関係性を作っていったら、いつの間にか何かのタイミングでザ・ベストなフライトになっているのではないかな、と呑気に思っています。

 

8周年も、真摯にアイドルを貫くSexy Zoneがますます運命上昇していきますように。

 

あらためてSexy Zoneデビュー8周年おめでとう〜!!

Sexy Zone『PAGES』の“エモ”はきっと数年後に開けるタイムカプセルになる

間に合わなかった~!1日遅れですが…
Sexy Zone結成8周年、9年目突入おめでとうございます!!!!

最後の公演だった横浜アリーナからいつの間にか時が経ち、オーラスの和歌山公演からも気づけば4ヶ月過ぎました。そして8月にはBlu-ray&DVDが発売!!!さらに10月には新曲も…!


【Sexy Zone】「Honey Honey」30秒SPOT映像

 

個人的にはTLを眺めたりレギュラー番組を観たりして追いつつも、オーラスの時期に生活が変わるタイミングだったりしてセクシー関連はやや静かに過ごしていた4ヶ月。そんな中でも途中で待ちに待ったSexy冠や風磨くんのハムレット、勝利くんのブラック校則の始動なんかもあり、着実に進んでいる姿を見せてくれて楽しく過ごしていました。

とは言いつつ正直、本業だと思っていた(?)オタクが二の次になる時もあったりして、なんだかいろいろと自分自身のことを考える時期でもありました。でもきっと今年のツアーを体感した今、そのコンセプトを思うと充実していたということでもあるんだろうなって。決してSexy Zoneの事を考えなかったわけではなく、ライブで4人から伝わってきたことをベースに日々生活できていたので、それってとっても幸せだな、と。

 
Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGES』

【メーカー特典あり】Sexy Zone LIVE TOUR 2019 PAGES(通常盤Blu-ray)(オリジナルクリアファイル(A4サイズ)付き)


SexyZone LIVE TOUR 2019 PAGES SPOT映像

 

ただひたすらに楽しくて楽しくて、たとえ4人が多くを語らなくとも寂しさも包み込んでくれるようなものでした。そして、人生の1ページ1ページを曲に例えたアルバムから出来上がったツアーは、まさにどんな気持ちや状況にも寄り添ってくれるようなやさしいツアー。

人生を考えるなんて大げさな話かもしれないけど、ツアーが終わった後もSexy Zoneの曲を聴けば少しでも自分自身と向き合う瞬間が生まれるようになった気がします。コンサートやライブで楽しさの余韻に浸ることはもちろん今までもありましたが、終わった後に意識改革をしてくれると言いますか、人生の底上げをしてくれるのはやっぱりSexy Zoneの魅力の1つだなって。

そんなPAGESは、楽しいツアーにしようって思って全力で楽しませてくれたSexy Zone にとっても、その気持ちを受け取ったファンにとっても、きっと何年か経ってページをめくったときにこそ感情が昇華されるような気がして。

かなり時間が経ってしまったけど、PAGESツアーはタイムカプセルのように後になって思い出したときにもっともっと重みが増してくんだろうな、なんて…ぼんやり考えていたことをパンフレットで4人がそれぞれ語っていたことを踏まえてブログに残しておこうと思います。

 

 

◆勝利くん

「今回のライブは、アイドル全開で臨みたい」「ザ・アイドル!」「何年後かにこのライブを思い出したときに『ほんとに楽しかった!』って言わせたい」「メンバーそれぞれが道を極めた時にきっと、僕らはもっと大きなステージに立てるんだろうなって思います」

初日、公演前にパンフレットを読んで何でこんなに信頼できるんだろう…!?と泣きそうになったのが懐かしいです。

「アイドル」っていろんな解釈があると思うけど、Sexy Zoneはアイドルである自分たちを肯定して誇りをもって高めていく姿を見せてくれます。その結果、(もちろん、アイドルはファンを楽しませてくれるのが前提だと思うし、そこに対価を払いたいって思うから成り立っているのですが)自己満足にはならずファンを楽しませてくれるし、ファン自身の自分を高めていくきっかけをくれているな、と。それだけアイドルという存在を大切にしているのが何よりも嬉しいし、応援している意味を理解してくれているような気持ちでした。

そして、「何年後かにこのライブを思い出したときに『ほんとに楽しかった!』って言わせたい」「メンバーそれぞれが道を極めた時にきっと、僕らはもっと大きなステージに立てるんだろうなって思います」という言葉には、きっとお互いにいろんな思いを持ってライブを迎えることは百も承知で、数年後には明るい気持ちで振り返れることを願い信じる勝利くんが浮かびました。そのためにもあれだけ楽しいライブに全力で取り組んでくれて、その後の決意を言葉にしてくれたんだなって思うと、勝利くんのやさしさがひしひしと感じられました。

メイキングでオーラス和歌山の終演後にギターで弾き語っていたあのフレーズ、照れて笑って終わっちゃったけど、あそこに全てが詰まっているような気がします。

 

◆健人くん

Sexy Zoneって、その時々の自分たちの気分や感情を楽しんでもらうグループ」「めくればめくるほど違う感情のページが出てくるエモーショナルな作品」「グループにおけるモットーは“全体ファースト”」「グループの特性を見極めて、そこを伸ばす。それは何かって言うと、アイデアと工夫だと思っている」

純粋に、たしかにー!!って思いました。笑
Sexy Zoneがどんな気持ちで目の前のお仕事に一生懸命に取り組んでいるのか、その奥行きがあるからパフォーマンスがさらに楽しめるんだなってストンと落ちました。そんな自覚のあるSexy Zoneが感情のページをテーマにエモーショナルな作品を作る…こんなに自己分析が一致してるグループを応援できて幸せです…。

そして、昨年からグループへの想いを話してくれる機会が増えた健人くん。勝利くんもメンバーそれぞれが道を極めた先にグループの夢が叶うことを願っていますが、グループのエースとして駆け抜けてきて、独自の世界観も持つ健人くんも同様にひとりよがりにならずグループファーストであることを改めて語っているのが嬉しかったです。さらに、そんな一番に考えているグループの特性として挙げているのが「アイデア」と「工夫」。自分たちが頭を使えばいいんだ、頭を使えばできるんだと思っているの、なんて心強いんだろう。頭を使うってエネルギーも時間もとってもいることだと思うけど、そこで生まれたアイデアはズレていないし、最大限を引き出す工夫ができる頭の良さもあるって自信を持っているのは今年のツアーが何よりも証明してくれたような気がします。

 

◆マリウスくん

「感情に正直になれたら自分のページも深く理解できる」「ここでそういうページを作れたら、日常生活に戻っても『逃げるんじゃなくて直面して頑張ろう』って思えるかもしれない」「Sexy Zoneも今、そういうステージにいると思う」

なんでこんなにこのグループの最年少は強いのでしょうか……!多くを語らない4人だったけど、ファンが寂しいって思う以上にSexy Zoneが一番5人でステージに立ちたい気持ちがあるんだろうなって溢れ出ている場面があった気がしたし、そんな人間らしい一面を否定する気持ちは全くなく「そうだよね!そうだよね…!!」だったんですけど、、、、そんな中でも、パンフレットで語っていた通りにマリちゃんの気持ちの強さがひしひしと感じられたツアーだったなぁと。

変に張りつめているわけでも空回りするわけでもなく、自分の立ち位置や気持ちを整理して徹しているだけだよ?っていうサラッと地に足のついた感じがすごかった。パフォーマンスにもムラがないし、MCもガツガツと面白いし、メイキングでも楽しませてくれたし…。つまりマリちゃんは誰よりもやるべきことをやった未来の明るさが見えているような気がしました。

自分の感情と向き合える場を作る。それがツアー後の生活にもいい影響を与えてくれる。それはSexy Zoneも一緒。マリちゃんってとっても高いところに意識があってアイドルとしてスペシャルな存在感を放っているし、実現していくことが人並みできることばかりじゃないけど、壁の無さというか誰とでも同じ視点で物事を考えられる自然な姿勢が頼もしくて。最年少のオイシイところは残してほしいけど笑、いよいよ年上のメンバーたちとも対等になってきて、これからののびしろが末恐ろしいなと改めて思いました。

 

◆風磨くん

「目指したのは“エモいアルバム”と“エモいライブ”」「楽しませるのは大前提で、寂しさを感じさせないくらいのパフォーマンスができたらいいな」「みんなの一体感が俺らの寂しさも埋めてくれると思う」

まさに冒頭で話した通り…!エモいって若者言葉?と言うか、最近ではちょっと擦られすぎてて逆にバチっとハマるときしか使うのが難しい言葉になっているような気がしていたのですが…こんなにバチっとハマることあるんだ?と言うのがアルバムからライブまでの感想でした。笑

もちろん、風磨くんがエモいっていうんだから間違いないだろうとは思っていましたが、風磨くんの得意分野であるエモと、他のメンバーのそれぞれの想いが最大限にプラス効果となったんだから、このエモを茶化すなんて絶対にできないです。マリちゃんが言うように、だって本当にエモーショナルな部分にグッと入ってきて自分と向き合うきっかけになるような作品だったから。

そして、横アリのラストで風磨くんから「寂しさを感じないのも寂しい」なんて言葉も。今まさに頑張っている4人を前にそう思ったり言ったりしたらだめなんじゃないか?なんて気持ちが誰しもあったと思うんです。でもそれを自分たち発信でしっかりと拾い上げてくれました。そもそも、パンプレットでも自分たちが持つ寂しさについても言及していたのですが、誰もが迷うことを率先して言ったり、あえて言及してオープンにすることで気持ちを軽くしたりする向き合い方が、何とも風磨くんらしいなぁと、今思い出してもじんわりきます。たとえ矢面に立ってもほかのメンバーがやらない部分をフォローして、取り残されちゃうファンの手も取って連れていく風磨くんのやさしさを強く感じました。

そんな風磨くんが嫌われてもいいやと思って胸を張って「これでいきます」とプレゼンしたツアーは、多くの選択肢の中から「喜怒哀楽」を全部ドストレートに表現しながらも、楽しさを前面に出してハッピーな一体感を作ってくれました。同情をかわない、変に感傷的にならない、そこからは私たちにも、4人にも、きっとどこかで観ていたかもしれないし、いつか観てくれるかもしれない聡ちゃんにも、全方位にやさしいツアーだったんだろうなって私は思います。

 

 

たしかに完全体ではなかったかもしれないけれど、寂しさだって拭いきれなかったかもしれないけれど…。イノセントデイズそのものだけど、こんなに一つ一つに向き合って作ってくれて、語ってくれた言葉に何一つ嘘のない今年のツアーを数年後に振り返ったときに、単純に足りない思い出であったり、寂しい思い出であったりなんてことはないだろうな、って確信できました。

きっと今は自分が最大限に楽しめるように取捨選択しながら応援する時期なんだと思います。でも、未来を見据えて前に進んでいるSexy Zoneがいれば、いつかの未来ではコンセプト通りの様々な感情も全部ひっくるめて「懐かしいね」って思えるんだろうなって。

だからこそ、タイムカプセルをおっかなびっくり開けるのを楽しみに今を応援するのも醍醐味なんじゃないかなって、思えたPEGESでした。

それもこれもこれから次第。勝利くんが話すように各々がグループを考えて極めているんだろうなって伝わるからだと思います。表に出ているときはもちろんですが、姿が見えない時でも何かしらインプットをしているんだろうなって信じられる。そしてこの先にどんな状況や決断があってもSexy Zoneなら大丈夫って思えます。

いろいろあった8年目の7周年イヤーを経て、9年目の8周年イヤーで見せてくれるSexy Zoneらしい姿、楽しみにしています!!!!

Sexy Zone「いつまでもいつまでも」のキミと僕の話

どんな意図があってどんな想いでこうなったのか、相変わらず知る由もありません。でも、みなさんそう思っているように…どーーーーしてもSexy Zone、6枚目のオリジナルアルバム『PAGES』収録の「いつまでもいつまでも」の歌詞からはいろんなことが感じ取れてしまいまして…。

 

【早期購入特典あり】PAGES(初回限定盤A)(L版フォト3種セット付き) 【早期購入特典あり】PAGES(通常盤)(オリジナルクリアファイル(A4サイズ)付き) 【早期購入特典あり】PAGES(初回限定盤B)(オリジナルステッカーシート付き)

何と言っても作詞されているのが「With you」のケリーさんです。いてもたってもいられずブログを書いています。

まずはじめに、「いつまでもいつまでも」はメンバーの誰もこの曲について具体的なことは一切言っていないかと思いますし、多くの人が共感できて多くの人に届くピュアな応援歌として紹介されていることが前提になります。

そんな彼らの姿勢が私は大好きですし、だからこそ裏テーマじゃないですけど…わざわざ深読みする必要もないんじゃないかと思って試聴できるようなった時から特に触れてはきませんでした。

でも、フルで聞いたらどうしたって大切な大切な家族のようなメンバー間のメッセージでもあるんだろうな、と。

彼らが何も言わないからこそ、自由に受け取らせてもらおうと思った次第です。
もしよかったらお付き合いください。

 

 

キミ=僕、キミ≠僕

 

そもそもですが、この曲に2面性を感じたのがきっかけでした。

1つは、「幼さ残る僕=キミ」であって、「未来の僕=僕」。大前提として同一人物「キミ=僕」として受け取れると思うんです。

それは、“未来の僕から一言”という歌詞の通り、大人になった僕が幼くてもがいていたあの日の僕(キミ)に宛てたメッセージという大きな軸がある曲だと読めるからです。

そして、もう1つ。「キミ」は「僕」にとって大切な誰か。キミと僕を別人「キミ≠僕」として切り離して考えることもできるのではないかと。きっとこの解釈が自然と読み取れるから、Sexy Zoneとしてのメッセージ性を強く感じるんだと思います。

では、その前提で1番から紐解いていきたいと思います。

 

ユメとか胸の内をひたすら描いたノート

まず、この曲の歌詞はこのユメや胸の内が書かれている「ノート」に尽きると思います。

世界観がワープするのですが……イメージするならイノセントデイズのMVに出てくるあの机の上のノート。きっといろいろあって「もうどこかへ行きたい」って下を向いていたあの日の想いが、くしゃくしゃなページとして残っていたんだと思います。

そして未来を生きる今の僕がノートをめくって、そのくしゃくしゃなページにこう記します。

“ひとりじゃないことだけは忘れるな”

今は、自分のこと以上に泣いて笑ってくれる大事な仲間と出会っている。だから、下ばかり向いていないで顔を上げてごらん。

そんな未来への希望で背中を押してくれる1番。もちろん誰にでも心当たりがあったり、これから心当たりが生まれてきたりするようなフレーズではありませんか??

そして、キミと僕を切り離して考えたときに歌割もなかなかくるものが、、、
そのもう1つの解釈で際立つのが、歌っているメンバーからキミへの言葉たちです。

まだ幼さ残る僕(キミ)のことを思い出してつぶやくように「ユメや胸の内をひたすらノートに描いてたっけ」なんてやさしく問いかけている健人くん。最年長としてメンバーのことをよーく見てきたことが伝わるフレーズではないですか…?
くしゃくしゃになったノートの皺を丁寧に伸ばすのは勝利くん。いつも真ん中でグループのことを見てきたからこそ、そっと手を差し伸べたり声をかける彼らしいパートではないでしょうか。
そしてマリウスくんは“ひとりじゃないことだけは忘れるな”。唯一無二の存在であるマリちゃんが喝をいれるように歌っていることに、どうしてもグッときてしまいます。
最後は風磨くん。なかなか腹を括れなかった風磨くんが“今は大事な仲間と出会っている”ことを歌っているんですよ…。そして、“僕より僕のために泣いて笑ってくれる大事な仲間”の中にキミがいるのも明白ではないでしょうか。

この説得力………どうしたって歌割りの意図も深読みしてしまいます…。

 

“どこか”=心開いた未来=ここ

そして、1番サビ。ノートのページに書いてあったことの答え合わせであり、決意表明のような印象を受けました。

顔を上げたときにあと少しで見えるのは一筋の光。その時立っているのは、もうすぐ夜が明けて晴れた空を見ることができる場所です。

それがどこかと言えば、心を開いてありのままでいられるときに見える未来のこと。
ノートをくしゃくしゃにしたときに探していた“どこか”には、まだ知らない自由や愛があることを未来の僕は知っている。だから、涙を拭いて、心開いた未来へおいで、と呼び寄せているんだと思います。

そうすれば未来の僕がキミのユメと一緒にいつまでも生きていけるからと、あの時のユメをもう一度見てみようと決意表明のパートだと受け取りました。

続いてもう1つの解釈。僕とキミを切り離したときに見えてくるのは、Sexy Zoneという場所です。

僕とキミをそれぞれ置き換えると、「心開いた未来には、キミがまだ知らない自由や愛があるんだよ」「どんなキミも僕は受け止めるから、ひとりじゃないことを信じて“ここ”に戻って来ていいんだよ」というメッセージにも聞こえませんか…?

そして、これからずっとキミはひとりで想いを抱える必要はなくて、「キミのユメも乗せてみんなで一緒に未来へ行こう」と、そんな決意表明のようにも受け取れるような気がします。

誤解のないように言うと、Sexy Zoneは『MORE』4月号のインタビューで、「話し合いを積み重ねてきたからこその“今”」という話をしています。5人の関係性を見ていても、どう考えても信頼しあっていますし、だから決して今まで心を開く機会が足りなかったわけではないと思うんです。

でも、健人くんが「わかりあえていると感じていても過信しすぎてはいけない」と語っているように、過去も今もこれからも、あえて踏み込まなきゃいけないことは多々あるはず。

ただ、例えば自分に自信がないときは、その“あえて”に戸惑いが出るものではないでしょうか。そんな時に相手が歩み寄って手を差し伸べてくれれば1歩踏み出せるものだと思うんです。その状況でこそ発揮される決意ではないかな、と思った次第です。

 

あのとき胸の内と、幸せだよって胸を張って言える今

そして2番。Aメロはきっとあの時の胸の内の話。

おとなになることに戸惑いながらも子ども扱いされて反発したり、自分が何者かわからなくて明日が来ないでほしいと思うほどもがいたり。きっと誰にでも心当たりがある日々だと思います。

そしてBメロはいつのまにか大人になって、気づいたらいる今の場所。
もちろん今まで幸せなことばかりではありませんでした。それでも、今は胸を張って幸せだって言えるんです。それは振り返った時に思い出せる日々があるからです。

未来の僕は、あの時の僕のもがいた日々に理解を示しながら、その日々がいつか胸を張って幸せだって言えるパズルのピースになるよ、だから大丈夫だよって語りかけているんだろうな、と思います。未来の自分が今の自分を肯定してくれるってすこぶる心強くないですか…?

そして、もう1つの解釈。これも歌割りに意図があるのでは?なんて思ってしまいます。

最年少でかつ、まだ言葉がわからないときは思うように伝えられなかったマリウスくんの歌う“おとなになりたくない”と“子ども扱いするな”の葛藤。

そして、つい数年前はサイズの合わない靴と言いますか、どうしてもグループがしっくりきていないような感じがあった風磨くんの「靴ずれ」感です。

さらに、メンバーの中で唯一アイドル志望じゃないままジャニーズに入った勝利くんの「気づけばここにいた」。もちろんいろいろ考えて悩んで選択してきたからこそ“ここ”にいることは明白ですが、一番説得力を感じました。

また、Sexy Zoneのフロントマンとしてずっとずっと全力疾走してきた健人くん。真正面から逆風を受けてきたこともあったと思うんです。苦労が美徳かと言うとそれもなんとも言えないですが……一生懸命な姿をずっと見せ続けてきてくれたことは事実。振り返る日々が健人くんの自信になっているとしたら、今、感じる幸せに嘘はないはずです。

 

キミはキミだよ そうでしょ

そして2番サビ。未来の僕は、2番のAメロ〜Bメロの悩んだ日々もちゃんと幸せになっていることを受けて、「そのままでいい」と語りかけます。それはなぜかと言うと、今は喜怒哀楽をありのままの僕で生きていられているから。強がりでも不器用でも、そのまま前を向いてキミらしく大人になればいい。人生というノートの新しいページが、そうやって彩られてきたことを知っている今の僕が贈る最大限のエールではないでしょうか。

そして、もう1つの解釈。
4人が2番のAメロやBメロで歌ってきたのは各々の喜怒哀楽でした。そのみんなのピュアな声があってこそ、心開いた未来を表現できているのではないでしょうか。

つまり、僕自身がありのままをさらけ出していれば、キミにも「何者にもならなくていい」「キミはキミだよ そうでしょ」と心から言えるのではないかな、と思うんです。

だって、自分が心を開いていないのに、相手にばかり心開こうよと言ってもきっと響かないはずですから。

どことなくそれぞれに重なるような“心から歌える”AメロBメロの後に2番のサビを聴くと、決して無理やり手を引く訳でもなく、手も差し出さずに口だけで諭すのでもなく、手を背中にそっと添えて隣に立っているのではないかなぁなんて。そして「強がりだって 不器用すぎたって そのままでいいさ」と前を向いて歩きだすような、そんな5人の姿が浮かぶような気がします。

そして昨年のrepainting Tourのオブジェのように、それぞれの色で彩りながらいつまでもいつもでも未来が続いていくんだろうなぁ…。5人が並んで歩く背中も見えるような気がします。

 

ゴミ箱に投げつけた想いたち

続いてCメロ。
くしゃくしゃになったノートのページは、どちらかと言うともがきながらもなんとか奮闘してきた日々の印象でしたが、時に破いて丸めてゴミ箱に投げてしまうほど、自暴自棄になりそうな困難だってあったはずです。

それすらも拾い上げて抱きしめてくれるのがこのパート。

自分の中の捨ててしまいたいような過去も人生の大切な1ページだから、拾って抱きしめて進んでみようよと未来の自分が言ってくれているのではないでしょうか。まさに人生の肯定だと思います。

そして、ここでももう1つの解釈。僕を含め、キミには大事な仲間がいることを忘れてはいけません。

きっと僕や仲間たちは、自分のくしゃくしゃに破いて捨てたページと同じように、キミがゴミ箱に投げた想いたちも拾い上げて、胸の中で抱きしめて分かち合ってくれるほどの存在なはずです。自分のこと以上に泣いて笑ってくれる大事な仲間です。もうキミが自分だけで背負って蓋を閉めてしまう必要はないよ、そんな声も行間から聞こえてくるような気がします。

 

僕がキミの想いもユメも連れてくから

そして大サビ。歌詞は1番と同じですが、改めて最後に1番と同じ歌詞があるのはとっても心強く感じました。

と言うのも、「キミ=僕」「キミ≠僕」どちらの解釈もこのサビのパートは“決意表明”と表現しました。Cメロで今までになく強烈でネガティブな想いすらも触れた後、もう一度“決意表明”があるからこそこの曲の説得力なのではないかと思います。

マリちゃんがケンティー編集の会報で「ひとつひとつの言葉がこのアルバムを綺麗にまとめている」と表現したことに大納得のフィナーレではないでしょうか。



と言うわけで、相変わらず勝手な妄想を並べただけの歌詞考察でした。

作詞されたケリーさんの気持ちは計り知れませんし、実際どのタイミングでどう出来上がった曲なのかは全く分かりませんが、Sexy Zoneにこんなにやさしい曲が提供されるのは、ひとえに彼らの人間性あってこそなんだと思います。なんというか……Sexy Zoneって本当に素敵なグループですね……。


そして、ここから先は余談なのですが…(気分悪くなったらごめんなさい)
以前、雑談の中で「聡くんがいないことになっててかわいそう」と言われてしなったことがありまして…。「そうか世間的にはそう見えてしまうこともあるのか…」とずっと引っかかっていました。

でもSexy Zoneは聡ちゃんのお休みのことについて極端に触れないわけではないですし、ごくごく自然に聡ちゃんの名前が出てきたりしていますよね。

かといってそれをメインで話題を作ることは絶対にありません。だからこそ世間一般的に「いないことにされてる」印象になっているのかもしれません。でも、それは気兼ねなく自然に戻れる場所を守るために、聡ちゃんを悪目立ちさせたくない4人のやさしさあってこそだと思うんです。

事あるごとにさりげなく緑が入っていたり、この「いつまでもいつまでも」に関しても、ファンの誰もが何かを感じ取る曲にもかかわらずメンバーは明言していません。

もちろん、どんな逆境も話題性に変換するのは、弱肉強食な芸能界を生き延びていく術としてすこぶる正しいことだと思うんです。でも、様々な選択肢がある中で、4人で容赦なく前に進むことを決めたんだろうなと。そこから感じるのは愛ある覚悟ではないですか?

なぜなら、これからもしも「あの時ああしていればよかった」なんて思うことがあったら、4人は絶対に聡ちゃんのお休みを理由にできないと思うんです。だからこそ、そうならないためにも容赦なく前に進む道を選んでいるのではないでしょうか。4人でできることはなんでもやる。その結果が、きっと5人分になるのだと思います。

「いないことになっててかわいそう」? 全くそんなことないですよね。

とってもとっても強いやさしさと、大きな大きな愛があるグループだと私は思います

ツアー目前…4人のステージに何を思うかは人それぞれです。私は私なりに4人が作る5人分のパフォーマンスを見ていきたいと思います。